Planes of Existence: Innistrad

更新日 Feature on 2011年 9月 23日

By Wizards of the Coast

イニストラードには、恐るべきクリーチャーがずっと存在しています。この世界の人間は、吸血鬼や狼男やスピリットやグールから身を守るために、常に信仰に身を寄せていました。しかし近年になり、聖なる結界やルーンは効き目を失い始めます。旅人を守る寺院や素朴な祈りの力は弱まってきています。吸血鬼の処刑者や狼狩人は、影に蠢く魔物に対する防護を失いました。崇拝を受けているアヴァシン教会の長である月皇の耳には、村の僧侶の間で囁かれている噂が届いてきています。大天使アヴァシンは、イニストラードを見捨てたのだと。

アヴァシンへの祈りが聞き届けられない理由を知る者はわずかしかいません。しかし、現状は全ての者に明らかです。かつてのやり方は、当時ほどの力を持っていないのです。語られざるアヴァシンの消失によって、その力は消え失せ、イニストラードの残忍な種族の力が増してきています。吸血鬼の貴族階級は、気晴らしと栄養のために農民の血を奪うべく襲いかかる。歯をむき出しにしてうなる狼男は、隊商や村々に襲いかかる。霊は墓所から立ち上っては、路地の石や古い屋敷に取り憑く。禁忌の魔法に動かされ、あるいは気の狂った錬金術師の発明によって縫い合わされた穢れた死者は、絶え間ない飢えを満たすべく餌を求める。アヴァシンの魔法による押さえつけの無くなった今、この世界の超自然の恐怖は、人々の祈りに妨げられることが無くなったのです。

この新たな危険の元、この世界の四つの領地の伝統も変わってきました。ステンシアの商店主は、夜の訪れと共に扉を閉ざす。旅人達は、ネファリアの墓だらけの低地やケッシグの霧深い森を避ける。教区の僧侶や狼狩人や聖戦士たちは、常に銀を携帯する。教会のお膝元であるガヴォニーの領地ですら、狂信者や陰謀団と共に影が忍び寄る。

一方で、この夜の勢力に反撃を試みる者もいます。敵の弱点の知識とわずかに残った信仰の力で武装した狩人は、世界中の憑依された地へと危険を冒して向かいます。僧侶や特別な処刑者は邪悪な魔物に対する訓練を積み、地方の教区を守っています。守護天使を失った人類ですが、イニストラードの恐怖に立ち向かう者たちにはまだ希望が残されているのです。

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