Round 4: Fire Beat VS www.alphabetaunlimited

更新日 Feature

By 松井健治

ここでトップクラスのぶつかり合い。
もう両方とも説明不要のチームであろう、優勝候補対決が僅か第 4 回戦目で始まってしまう。
どちらが勝者となるか!

まずは A 卓の池田対 Benafel 戦。
早速 Benafel の事故である。
どうにもこうにもならない、島と沼しかないのだから。
これはしめたと池田が攻め立てているところで Benafel は《 Dream Thrush / 夢ツグミ》をキャスト。
そこから土地を平地に変換し、ノンキックの《 Prison Barricade / 監獄のバリケード》で何とか池田の戦線をストップしにかかるが、池田の《 Hooded Kavu / 頭巾カヴー》だけは殴ってくる。
だがこのチャンスで池田は Benafel のライフを削りきる事が出来なかった事を後に後悔することになる。
平地、島、と Benafel は土地を引き始め、 4 ターン目の終わりに《 Fact or Fiction / 嘘か真か》をキャスト。 そこからは今まで手札に溜まっていたものを排出していくだけである。
6 ターン目にはキッカー付きの《 Hypnotic Cloud / 惑乱の雲》を撃ち、今や場と手札は大逆転。 ドロマーカラーの真価は強烈なまでのカードアドバンテージである。

Benafel 1-0 池田

では B 卓に目を移してみると、どうやら場を見る限りでは塚本が押しているようだ。 塚本が《 Vodalian Zombie / ヴォーデリアのゾンビ》や《 Cavern Harpy / 洞窟のハーピー》などの軽いカードで押し、《 Bog Down / 泥中》や《 Probe / 調査》などでハンドアドバンテージを稼ぎ、 Williams は《 Volcano Imp / 火山のインプ》等の少々遅いカードで押し返そうとするが塚本は《 Repluse / 排撃》でタイムアドバンテージを稼ぎ出し。
たまらぬ Williams はノンキックの《 Duskwalker / 薄暮に歩くもの》から《 Lava Zombie / 溶岩のゾンビ》をキャストし、最後には塚本から《 Hunting Drake / 狩をするドレイク》で《溶岩のゾンビ》をライブラリのトップに戻し、《洞窟のハーピィ》を利用しての完封勝利だった。 塚本 1-0 Williams

mirrorwood treefolk
C 卓、信下 VS Fuller の事。
この卓では少々揉め事があった。
あまり深くは言わないが、どうやら Fuller がコントロールしていた《 Mirrorwood Treefolk / ミラーウッド・ツリーフォーク 》のルールに関しての事らしい。

確かに強力でルールの難しいカードであるからこそ起こった問題なのだから仕方が無いといえば仕方が無いが、今までマジックをプレイして有名になって来た者達が起こすような揉め事ではないと私は思っている。
結局そのゲームは Fuller の勝利で終った。

Fuller 1-0 信下

実はこの揉め事の間に一つの勝負に決着がついていた。
池田、Benafel 戦で Benafel が勝利している。

序盤に軽くて優秀な攻め手、《 Rogue Kavu / はぐれカヴー》、《 Yavimaya Barbarian / ヤヴィマヤの蛮族》を展開し、 Benafel がブロッカーとしてキャストしたクリーチャーに対して《はぐれカヴー》を生贄に捧げて《 Death Bomb / 死の爆弾》で除去。
そのまま《 Amphibious Kavu / 両生カヴー》を出し、そのターンを終わり、 Benafel の 6 ターン目にこの環境の神の怒りこと《 Rout / 総くずれ》で場を一掃。
この時の二人の手札差は実に 4 枚。
それも池田の手札の最後の一枚は山であった。

返すターンに池田の引いたカードは山。
この時点でカード差の埋まらなかった池田は Benafel の後に控えていたクリーチャーに押し切られるのを待つしかなかった。

Benafel 2-0 池田
3w.abu 1-0 Fire Beat

塚本が 1 本選手した後にあっさり 1 本取り返されているその頃、Fuller と信下は先ほどの事もあり、表情に笑みは完全に消え去っている。

初手に森と平地しかなく、赤緑タッチ赤のはずの Fuller はよく考えた後にその手札をキープし、 2 ターン目に《 Quirion Elves / クウィリーオン・エルフ》、 3 ターン目に《 Quirion Sentinel / クウィリーオンの歩哨》から《 Raging Kavu / 怒り狂うカヴー》でつなげて信下を攻めるが、信下は信下で《 Angel of Mercy / 慈悲の天使》から《 Armadillo Cloak / アルマジロの外套》で赤緑ではどうしようも出来ないはずの展開で信下は余裕を持って攻撃を始める。
しかし Fuller の色はリースカラー。
返すターンに《 Kavu Aggressor / カヴーの攻め手》に《アルマジロ》を装着。 これで差し引き Fuller の方がダメージで押している計算になる。
そして《 Eladamri's Call / エラダムリーの呼び声》から《 Thornscape Apprentice / 荊景学院の弟子》を持ってきて、それをキャストした次のターンに引くカード《 Magma Burst / マグマの噴出》。
それはもう Fuller に勝ってくれと言わんばかりの引きの良さであった。

Fuller 2-0 信下

3w.abu 2-0 Fire Beat

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