2017年8月28日 禁止制限告知

更新日 News on 2017年 8月 28日

By Ian Duke

告知日:2017年8月28日

ヴィンテージ

アメジストのとげ》制限

僧院の導師》制限

ヨーグモスの取り引き》制限解除

その他のフォーマット

変更なし

発効日:2017年9月1日

Magic Online 発効日:2017年8月30日

 制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら

次回禁止制限告知日:2017年10月17日


 最近、紙のマジックでも「Magic Online」でも、ヴィンテージのメタゲームは「Shops」と「Mentor」の2つのデッキの多さと強さによって不健康な状態に陥っていました。最近12回のVintage Challengeの結果が、トップ8の40%がShopsで30%がMentorということからも裏付けられています。両デッキとも強力で、多様性を否定し、そして対戦して苛立つような戦略を擁しています。

 《僧院の導師》は、青のデッキにとって明らかに最高の勝利条件として現れました。そしてこのフォーマットには0マナ~1マナで強力な非クリーチャー呪文が大量に存在するため、それに太刀打ちすることも、またそこから立て直すことも難しいものでした。この種の戦略を弱めて、勝利条件の選択にさらなる多様性を持たせるため、《僧院の導師》は制限されます。

 《Mishra's Workshop》を軸にしたデッキが、その爆発的なマナと強力な脅威、それに対戦相手が呪文を唱えることを妨害するアーティファクトでヴィンテージのメタゲームを支配してきました。これは「Magic Online」で特に顕著でした。Shopsデッキを弱めるため、相互干渉的ゲームプレイを増やし、引くカードの影響に比べて戦場にあるものの影響を弱めることにしました。そこで我々はこの3分類目のカードに注目することにしました。今回、制限の候補になったのは《アメジストのとげ》と《抵抗の宝球》でした。

 《アメジストのとげ》はShopsデッキにおいて、比較的強力な妨害カードです。これはこのデッキのクリーチャーによる脅威を阻害しません。こちらではなく《抵抗の宝球》を制限することにすると、他のアーキタイプへの被害を避けることができます。Shops以外のクリーチャー・デッキでも、《アメジストのとげ》は使われています。しかしながら、現在のメタゲームにおけるShopsの強さと制限によって他の強力なデッキが弱まることを検討して、より影響の大きい変更をすることにしました。

 ヴィンテージのメタゲームの進化を観察している中で、我々はすでに制限されているカードの制限を解除しても安全かどうかの再検討も行なっています。ヴィンテージにおいて、我々の指針的理念はプレイヤーが可能な限り多くのカードを使えるようにすることです。結局のところ、「パワーナイン」や《Library of Alexandria》のようなカードを使える唯一の認定フォーマットなのです。我々は制限解除の候補として2枚のカードについて議論しました。《ヨーグモスの取り引き》と《意外な授かり物》です。これらのカードは制限されていますが、《グリセルブランド》や《逆説的な結果》といった、さらに強力なドロー・エンジンが登場しています。

 今回、我々は比較的安全な第一歩として《ヨーグモスの取り引き》の制限を解除しました。《意外な授かり物》は戦場と手札の対比に強く依存しており、《意志の力》の弾にもなります。これを制限解除するリスクは大きく、特にStormデッキの天敵であるShopsを弱体化させるこのタイミングではなおのことです。今後も長期的に議論していくカードで、この点に関するコミュニティーからのフィードバックを集めていきます。

 最後に、次回の禁止制限告知は10月17日です。プロツアー参加者がプロツアー『イクサラン』に向けて調整する必要と、我々がフォーマットに修正すべきものがあるかどうかを探る必要のバランスを取ろうと考えたのです。これよりも遅くするとプロツアーやスタンダードのグランプリに悪影響が出る危険性があります。これよりも早くすると最適な決定を下すための正しいデータを集められません。火曜日に告知することで、変更について最終決定する前に国別選手権の結果を検討に入れることができます。

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