ゼロからのデッキ構築:スタンダード門を侵犯せよ

更新日 Reconstructed on 2013年 2月 5日

By Gavin Verhey

When Gavin Verhey was eleven, he dreamt of a job making Magic cards—and now as a Magic designer, he's living his dream! Gavin has been writing about Magic since 2005.

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 新しいマジックのセットが世に出るたび、世界中のプレイヤーたちは全く新しいデッキを組み上げようとする。これは、『ギルド門侵犯』が到来し、ラヴニカへの回帰・ブロックがどのようなセットであるかがはっきり見えてくる、この時期においてはなおさら顕著になる。つまり何が言いたいのか。新しいギルドがさらに5つもあるなんて、知ってた?!?

ギルド嘲笑いの護法印》 アート:RyanRyan Barger

 とはいえ、新しいものに囲まれていると、スタンダード環境にはまだ既存のデッキ構成がたくさんあるということを忘れがちだ。好きか嫌いかはともかく、イニストラード・ブロックや『マジック基本セット2013』、そして『ラヴニカへの回帰』のカードは現役なのだ。『ギルド門侵犯』から生み出される新しいデッキは多くある、という私の言葉を信じてほしいのはもちろんだが、同時に既存のデッキ構成にも、新しいカードを取り巻く状況の中で再検討の余地がある、ということを信じてほしい。

 つまりどうするのかって?

 オーケー、今週は、ちょうど先週行われたグランプリ・アトランティックシティ(リンク先は英語カバレージ)からトップ8のアーキタイプを見てみよう。すでにカード・ギャラリーはすべて公開され、みんな「今週末(編訳注:原文掲載当時)のギルド門侵犯・プレリリースで手に入る、デッキを更新するのに必要なカードはどれだろう?」と、気になっているところだろう。今回の記事では、その疑問に答えたいと思う。

 それじゃあ早速、決勝でぶつかることになったデッキから始めるとしよう……

    バント・オーラ

 グランプリ・アトランティックシティでは、突如出現したバント・オーラ・デッキがふたりのプレイヤーを大会の終着点まで一直線に送り込んだ。チャンピオンのデッキリストを見てみよう。

ジョン・スターンのバント・オーラ

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 一体全体どういうことだろう? 大会で《幽体の飛行》と《天上の鎧》の名前を見るなんて。論より証拠――いやむしろ、「論より呪禁」だ――実際に結果を残している。

[card]聖トラフトの霊++不可視の忍び寄り[/card]

 これらのクリーチャーは(《派手な投光》がない限り)対象に取られることがなく、比較的簡単に好きなだけオーラを載せることができる。対戦相手が《至高の評決》や《終末》、《血のやりとり》といったものを持っていなければ、そのライフ総量は巨大になったクリーチャーの餌食となり、みるみる減ってしまう。このようなデッキでは、《天上の鎧》の修整値はあっという間に大きくなるのだ。

 では、このデッキが『ギルド門侵犯』から欲しいものはなんだろう?

 まず、最初に欲しいのは追加の優秀な呪禁クリーチャーだが、このセットでは得られない。それなら二番目に欲しいものは、使用するに耐えうる優秀なエンチャントで間違いない――こちらは1枚だけこのデッキに入るものがあるかもしれない。

 どれかな? どちらかといえば地味なこのカードを見てくれ。


 ええと、《幽体の飛行》と比べて1マナ多く、得られる修整も少ない。エキサイティングとは言い難いな。

 だが、このカードの真価は絆魂にある。私たちみんながイニストラードで《肉屋の包丁》と《不可視の忍び寄り》の組み合わせを見てきたように、絆魂が呪禁クリーチャーにつくと――ましてやその呪禁クリーチャーが回避能力を持っていると――、手に負えないものになる。呪禁クリーチャーに打ち勝つ基本的な手段はライフ・レースに持ち込むことだが……絆魂を持たれては、もはやそれも叶わない。

オルゾヴァの贈り物》は、1枚のカードに回避能力と絆魂のどちらもついている。《聖トラフトの霊》につければ攻撃を通すのに役立ち、《不可視の忍び寄り》につければいつの間にかライフ差を広げ、対戦相手は対処すべき大きな問題を抱えることになるのだ。

 他にこのデッキに入る可能性があるカードは、《シミックの魔除け》だ。


 優勝したデッキリストにある《セレズニアの魔除け》は、クリーチャーの除去に強化にと、用途が広い。《シミックの魔除け》はクリーチャーの強化だけでなく、さらにバウンスだけでなく、自軍全体に呪禁を与える。もともと呪禁に焦点を当てたデッキでは、それほど大したこととは思えないかもしれない。だが、《銀刃の聖騎士》のようなカードは、強力ではあるものの除去に弱い。《シミックの魔除け》はその弱点を支えるのだ。それでもなお《セレズニアの魔除け》のトランプル付与は素晴らしいが、私は両方使うことをしっかり検討したい。

 君たちならどこから手をつけるかな? 私はこんな感じで試すと思う。

ガヴィン・ヴァーヘイの更新版オーラ

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 《オルゾヴァの贈り物》は、対ビートダウン・デッキのサイドボードとして使う方が良いと後でわかるかもしれないけれど、何枚かメインに入れるのは試していいだろう。《繁殖池》が《アヴァシンの巡礼者》や《豊かな成長》のためにアンタップ・インの緑マナ供給源となり、このデッキのマナの流れを良くしていることにも注目してほしい。マナ基盤が改善されて、万々歳だ!

[card]繁殖池++アヴァシンの巡礼者[/card]
    ジャンド

 トップ8中ふたつを占めたデッキがもうひとつだけある。ジャンド・デッキだ。このデッキは、環境にあるストレートに強力なカードたちを使って、対戦相手を圧倒することを武器とする。力があるのにシナジーが必要かい?

 結果的には準々決勝で敗退したが、ライアン・レヴェローネ/Ryan Leveroneのデッキリストはこうだ。

ライアン・レヴェローネのジャンド・ミッドレンジ

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 デッキに含まれる3つのギルドのうち2つの戦力が『ラヴニカへの回帰』で整っており、このデッキはすでに莫大な力を有している。それでもなお、『ギルド門侵犯』にはこのデッキに追加すべきものが間違いなくある。一番大きな追加要素のひとつは、《踏み鳴らされる地》だろう――これが優秀なマナ供給源となり、《絡み根の霊》を2ターン目に唱えることや、やろうとすれば《捕食者のウーズ》を唱えることだってできるのだ。

 呪禁持ちの脅威を撃退するのに役立つものを探しているなら、《肉貪り》が《ヴェールのリリアナ》と並んでぴったりな選択肢だ。でも、この「グッド・カードの束」たるジャンド・デッキに加わるべきものを探すより――君たちの多くが、このデッキに入るかもしれない一流のカードを突きとめることに着手しつつある、ということを確信しているよ――、私はちょっと違った趣向を追求することに興味がある。ジャンドはこのセットのプレインズウォーカーが持つ長所を引き出すことができるだろうか? 《ドムリ・ラーデ》は居場所を探している。このデッキがその答えかもしれないのだ。

[card]肉貪り++ドムリ・ラーデ[/card]

 最終的に、このデッキの見た目はかなり違うものになった。スピードと長期的なカード・アドバンテージで、対戦相手を混乱させるのがこのデッキの武器だ。

ガヴィン・ヴァーヘイのジャンド・アグロ

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 《ドムリ・ラーデ》を使うので、スペルの数は最小限に抑えて、方向性の違いを明確にしたいところだ。とはいえ、それでも少しは使うことになるだろう。とりあえず、《ドムリ・ラーデ》で見てもそのまま残して嬉しいものを採用したい。《ラクドスの復活》は、(多くのマナ・エルフが入っているこのデッキでは特に)それだけの価値がある強力なスペルだ。《ドムリ・ラーデ》と一緒に使うべきスペルのなかでも私のイチ押しは、《忌むべき者のかがり火》だ。そのまま残しておきたいに決まってる。なんてこった……

[card]ラクドスの復活++忌むべき者のかがり火[/card]

 これはジャンドとは大きく異なるデッキだが、私たちは今シーズンのはじめに似たようなデッキが結果を出しているのを見てきた。もしかすると、カードを引き、クリーチャーを格闘させ、能力を付与する《ドムリ・ラーデ》はこのデッキに安住の地を得て、今使われているジャンドをさらに磨いたものにも負けず、再びこの環境を制することになるのかもしれない。

ブラッド・ネルソンの「アクセル全開」

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 《ベラドンナの行商人》? こいつでどうするんだ?

 うん、このカード単体では的はずれに見えるかもしれないけれど、こいつはデッキに入っている他のクリーチャーと組になることで、殺人マシーンを生み出すんだ。《イゼットの静電術師》が接死を持つ場合、タップしてクリーチャーに1点のダメージを与えると――そのクリーチャーは接死によってたちまち死に至る。これと同じことが、似たような能力を持つ他のクリーチャーでも起こる。この動きはピンガー能力を持つクリーチャーならどれでも使えるので、このデッキは《オリヴィア・ヴォルダーレン》もフル投入しているのだ。《ベラドンナの行商人》と共にあれば、それらは「オリヴィア・ヴォルダーレク」と呼ぶにふさわしい。わずか2マナで、あらゆるクリーチャーを「抹殺」できるのだ。

(訳注:「ダーレク」はイギリスのSFテレビドラマシリーズ『ドクター・フー/Doctor Who』に登場するミュータント種族。ダーレク以外のあらゆる生命を絶滅させようと謀る悪役。)

[card]ベラドンナの行商人++オリヴィア・ヴォルダーレン[/card]

 これはクリーチャーを基盤としたコンボなので、ブラッドはすべてのピースを揃えるための推進力として《追跡者の本能》を採用した。しかし、先に述べたジャンド・デッキのように、このデッキもまた《ドムリ・ラーデ》・デッキとしての可能性を秘めている。掘り当てたい強力なクリーチャーは非常に多いので、《ドムリ・ラーデ》は無理なく試せる。加えて、《ドムリ・ラーデ》は接死持ちのクリーチャーを格闘させて対戦相手のクリーチャーを除去することができ、《ベラドンナの行商人》にさらなる活躍の場を与えるのだ。

 《遥か見》をマナ・エルフに変えれば、スペルの数を減らすことができる――そして、『ギルド門侵犯』の2色土地は強固なマナ基盤を築く助けとなる。

 他に試してみたいのは、《首席議長ゼガーナ》だ。彼女は0/3や1/1のクリーチャーと一緒に使っても、正直なところ素晴らしいものとは言えない。それでもこのデッキには、ここぞというときに彼女を完全に壊れた性能のものにするような大型クリーチャーたちが、十分にいる。カードを大量にドローして手札をいっぱいにし、ライブラリーを掘り進めて実質的にコンボへ近づくこの能力は、間違いなく注目に値する。さらに、彼女はクリーチャーなので、《ドムリ・ラーデ》で手に入れることができるのだ!


 《遥か見》なしのマナ基盤は恐いかもしれないな(皮肉にも――《アヴァシンの巡礼者》は、唯一使わない色のマナを生み出すのだ!)。だから私はこんな感じで始めて、君たちがマナ構成をどれだけ広げるのか観察しよう。

ガヴィン・ヴァーヘイの「ドムリ全開」

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 《ドムリ・ラーデ》は強力なカードだ。そして、このようなクリーチャーに特化したデッキに、彼の居場所がある。彼は《追跡者の本能》を動力としたものより優秀だろうか? 少なくとも、試す意味はあるよ!

    赤単

 最近のスタンダードでは、赤いデッキが盛り上がりを見せている――そして、折り良く『ギルド門侵犯』で恐るべきカードをいくつか手に入れた。アリ・ラックス/Ari Laxが駆使し、グランプリ・トップ4の位置につけたデッキリストを見てみよう。

アリ・ラックスの赤単

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 今回のセットでは、赤いデッキには2枚の強大なカードが現れた。《頭蓋割り》と《ボロスの魔除け》だ。

 《頭蓋割り》はまさに完璧な赤単的カードだ。赤いデッキの主なゲーム・プランはひたすらにダメージを与えることなので、その天敵はライフゲインだ。結果的に、《スフィンクスの啓示》や《スラーグ牙》が溢れるフォーマットは、赤いデッキにとって実に都合の悪い環境と言える。

 参入:《頭蓋割り

 このビリー・モレノ/Billy Morenoがデザインした傑作(ダメージを軽減できないという文言は、私を意識したものだ――私のターボフォグ・デッキを、誰もおもしろくは思っていなかったようだ)は、まさに赤いデッキが探し求めているものだ。X=4で《スフィンクスの啓示》? 《頭蓋割り》。次のターンには致死圏内だ。《スラーグ牙》? 《頭蓋割り》。差し引き8点のライフ差が生まれる。旧ラヴニカ・ブロックを振り返ると、赤いデッキは《ロクソドンの教主》に対応して《血の手の炎》を合わせることが有利不利を決めるすべてとなっていた――私は《頭蓋割り》を取り巻いて同じような流れが起こると予想しているよ。

[card]スラーグ牙++頭蓋割り[/card]

 ライフを得る側のプレイヤーにとって最も恐ろしいことのひとつは、たぶん《頭蓋割り》を意識しなければならないことだろう――たとえ手札に持っていなくても、だ。2マナを立たせておく限り、まず《スフィンクスの啓示》を唱えるべきかわからなくなってしまう。ときにはタップ・アウトになって、その隙を《スフィンクスの啓示》でつくこともできるだろう――これはコントロール・デッキを劇的に遅れさせる。様々な点で、《頭蓋割り》は赤の打ち消し呪文のようなものだ!

 この環境で色をタッチすることは本当に簡単で、《ボロスの魔除け》はタッチするのに絶好のカードだ。対戦相手に4点のダメージを叩き込むのも、《至高の評決》からクリーチャーたちを生き残らせる能力も、どちらもこのデッキにとって言うことなしのモードなのだ。

 こんな感じで考えてみよう。

ガヴィン・ヴァーヘイの「願わくはほぼ赤単での勝利があらんことを」

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 これはバーンに寄せたデッキリストだが、選べる道はいくつかある。白を濃くして、《ドライアドの闘士》のような優秀な1マナ域を採用したり、マナ・カーブを《正義の勇者ギデオン》まで広げたり。《紅蓮心の狼》の代わりに《火拳の打撃者》のようなカードを使ってクリーチャーを増やし、大隊を狙うのもありだ。《ボロスの反攻者》が欲しい場合もあるだろう。

[card]ドライアドの闘士++火拳の打撃者[/card]

 いずれにしても、君たちが採用する方向性に関わらず、《頭蓋割り》と《ボロスの魔除け》はどちらもこれからの赤いデッキに入ることだろう。ライフゲインを扱うなら、赤いデッキとの戦いでは常に《頭蓋割り》に備えよう。

    エスパー・コントロール

 『ギルド門侵犯』で得るものなら、エスパー・コントロールが群を抜いている。デッキに含まれる3つのギルドのうち2つが、今回のセットで解禁されるからだ。このデッキはちょうどグランプリ・トップ8を達成し――さらにここからは良くなるばかりだ。見てみよう。

ロイド・カースのエスパー・コントロール

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 このデッキは非常に重いコントロール・デッキで、《ネファリアの溺墓》での勝利もかなり頻繁にある! 君たちが長期戦を見越した重コントロール・デッキが好きならば、このデッキがぴったりだ。

 このデッキに新しく追加される優秀なものは、かなり多い。《ディミーアの魔除け》は、必要なカードを掘り当てる能力が一緒になった柔軟な除去で、奇跡を仕込むのにも便利だ。《肉貪り》は、このデッキにおいては《悪魔の布告》同然で――呪禁クリーチャーがオーラを使いこなす世界においては、まさにこのデッキが探し求めていたものなのだ。対戦相手の生命線となるカードを落としつつ手札を補充できる《魂の代償》もまた、このデッキで使うのに適している。

[card]ディミーアの魔除け++魂の代償[/card]

 『ギルド門侵犯』の新規カードのなかで最も特筆すべきカードのひとつ、《幽霊議員オブゼダート》も、このデッキで使用可能だ。対戦相手の除去の的となってしまうので、こういうエスパー・デッキではクリーチャーを多く使いたくないところだ……でも、《幽霊議員オブゼダート》は対戦相手のターンには戦場にいないのだ! その一方で2点のライフを吸い取り、状況を安定させようとする間貴重なライフを供給してくれる。《幽霊議員オブゼダート》は、この手のデッキにとって素晴らしいフィニッシャーなのだ。

 最後に、《盲従》も、こういうデッキと戦うために使われる速攻持ちの脅威の数々に対して、頼もしい限りだ。《ファルケンラスの貴種》や《雷口のヘルカイト》が君たちの悩みの種なら、《盲従》がそれらの速度を潰し、君たちのターンで除去することができるだろう。さらに、強請によるライフ吸収がわずかながらもゲーム中盤にライフを供給し、君たちを勝利へと近づけてくれる。こういうカードは、私は1枚挿しするのが好きだ。唱えたいタイミングは多くあるものの、決して2枚目を引きたくないカードだからだ。

[card]幽霊議員オブゼダート++盲従[/card]

 出発点として、こういう感じでやってみるといいんじゃないかな。

ガヴィン・ヴァーヘイの更新版エスパー

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    赤白青コントロール

 最後に、トップ8に残ったもうひとつのコントロール・デッキ、赤白青コントロールに手をつける。マット・コスタ/Matt Costaのッキリストを見てみよう。

マット・コスタの赤白青コントロール

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 先ほど触れたロイド・カースのエスパー・コントロール・デッキが、間違いなくコントロール・デッキのなかでもよりコントロール的な軸に沿っているのに対して、マット・コスタのデッキは必要とあればアグレッシブにいくことができる。《修復の天使》が攻撃をまとめてゲームを終わらせることができ、さらに《ルーン唱えの長槍》はどんなクリーチャーも脅威へと変貌させる、と言って差し支えない。

 多色カードの点で言えば、このデッキが得る『ギルド門侵犯』の新しいギルドはボロスだけだ――そしてボロスは昔からアグレッシブなギルドだ。それでも、コントロールで輝く星もある……《オレリアの憤怒》のように! 《オレリアの憤怒》は対戦相手の戦闘プランと戦線を完全に崩壊させることができる。対戦相手がスペルを使うことを禁じるのも、非常に強力だ。奇跡の誘発に《オレリアの憤怒》で対応することで、対戦相手は奇跡した呪文を唱えられない、ということを覚えておいてくれ――《忌むべき者のかがり火》もおしまいだ!


 エスパー・デッキ同様、1枚挿しなら《盲従》もこのデッキに良く馴染む。対戦相手の速攻を持つクリーチャーたちを止めることも、わずかながらライフを吸収することも、このデッキでは大抵良いことだ。加えて、このデッキは攻撃の機会が多いので、《修復の天使》でもいきなりブロックすることはできない、というのは意味があるのだ。

 そして、私は《戦導者オレリア》も1枚試してみようと思う。すでに戦場に《修復の天使》がいれば、《戦導者オレリア》はすぐさま12点ものダメージを叩き込み、突然ゲームを終わらせることができる。相手の終了ステップに《修復の天使》を瞬速で出し、その後《戦導者オレリア》がアンタップ状態なら、深刻なダメージを生み出すのだ! 彼女自身を《雷口のヘルカイト》と比べると、1マナ多くなってダメージが1点しか増えていないが、彼女は攻撃もブロックも同時にできる。これも私が《雷口のヘルカイト》以上に彼女を使ってみたいと思う理由のひとつなのだ。

[card]戦導者オレリア++雷口のヘルカイト[/card]

 私はこんな感じに考えているよ。

ガヴィン・ヴァーヘイの「オレリア・ブルー」

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