原文を読む
メカニズムは時としてカードの評価を一から見直すきっかけになることがある。「進化」というメカニズムは、クリーチャーのパワーとタフネスに多くの注目が集めることになった。「増殖」の場合、歴史上すべての種類のカウンターを何度となく増やすことができるようになった。
そして『テーロス』でも再び、カードの再評価が行われるようになる。マジックにおけるこれまでの観点がすっかり変わってしまうのだ。
ここで問題――以下の2枚はどちらが良いカードだろうか?

クリーチャー・タイプに優劣をつけないなら、普通は《ケンタウルスの狩猟者》が選ばれるだろう。なぜか?《訓練されたアーモドン》が緑マナをふたつ要求するのに対して《ケンタウルスの狩猟者》はひとつで済み、より唱えやすいからだ。
この結果をひっくり返すのが『テーロス』の「信心」メカニズムだ。これにより突如として、色マナ・シンボルが以前よりずっと重要なものになる。『テーロス』のプレイテスト中、私は一見何てことのないカード――バニラ・クリーチャーや、本来なら使用に耐えないようなもの――を、ただ「信心」を高めるためだけに使った。余分に思えた色マナ・シンボルに、成功への道が隠れているのだ。
『テーロス』のデベロップの段階で、私たちがカードに手を加える際は、これまで当然のようにやってきた考え方を変えなければいけなかった。なぜなら、色マナ・シンボルを加えることがカードを強化してしまうからだ! ダブル・シンボルのカードをシングル・シンボルにすることで「強さを抑えた」ものもいくつかあった。
今、君たちはこう考えていることだろう。「いや、『シャドウムーア』ブロックにあった『彩色』も同じことをやっていたけど、カードの見方が変わるほどのインパクトはなかったよ」。なるほど、確かに。「彩色」メカニズムは構築で見られることがほとんどなく、その点はもの足りなさを感じさせた。だが今回は違うぞ。私たちは「信心」を面白いものにするだけでなく、構築にも影響を与えられるように今回のセットを作り上げたのだ。「信心」メカニズムがスタンダードの戦場でたくさん見られることを、期待しているよ。
どんなカードがあるのかって? 君たちはすでに、どれも輝かしい神々の御姿を目にしていることだろう。それでは、他にどんな「信心」持ちが君たちを待っているのだろうか?
よし、私の親愛なる友、〈波使い〉をご紹介しよう。

〈波使い〉は4マナで4点に相当するパワーを持っている(自身がパワー2、出てくるトークンもパワー2だ)。青のカードとしてはなかなかのものだが、それでも常軌を逸しているとは言えないだろう。しかし、戦場にもうひとつ青マナ・シンボルがあった場合のことを考えてみてくれ。4マナでパワー6! 実に良いぞ……さらに、これはまだ序の口に過ぎないのだ。

〈波使い〉 アート:Karl Kopinski
《夜帷の死霊》から〈波使い〉に繋いだら何が起こるか、想像して欲しい。「ようこそいらっしゃいました、4マナでパワー10のクリーチャー様! プロテクション(赤)をお持ちのようですので、どうぞゆっくりとご滞在ください」
次のターンも続けて2体目の〈波使い〉を繰り出したら、一体どうなってしまうだろうか。大量のエレメンタル・トークンを生み出すだけでなく、前のターンに出た4体もさらに+1/+1の修正を受けることになるのだ! それじゃあ、4体で攻撃、12点だけどいいかな?
おっと失礼、つい勇み足に……
君たちもきっとこの「信心」メカニズムをどうやって使えばいいか、そして〈波使い〉を使ってあなたが勝ちの波に乗るにはどうすれば良いか、気になって仕方がないことだろう。それじゃあ、〈波使い〉デッキの具体的な話に移ろう!
信心使い
「信心」はかなりの数のカードを再評価するきっかけになっている。君たちはいくつかの点で、これを「主軸的」メカニズムのひとつと捉えることができるだろう(主軸的メカニズムとは、それに沿ったものをたくさん見つけてデッキに入れる必要があるメカニズムのことだ)。
部族デッキがあるひとつの部族を大量に採用してデッキの核を強化している――そのため、クリーチャー・タイプに着目した上で膨大な数にのぼる昔のカードの再評価が求められる――ように、「信心」も同じやり方を中心にしてデッキを組むことになる。青マナ・シンボルの数をしっかり稼いでくれるカードを探し出し、「信心」持ちの力が十分に発揮できるよう使ってやるのだ。
以下のデッキを見てくれ。
ガヴィン・ヴァーヘイの「青単専門」
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このデッキがどんな風に動くのか見てみよう。まずデッキ内の多くのカードが、それ単体では魅力が薄い。《審判官の使い魔》? まあ入るかもしれないけれど、魅力的とはとても言えない。メインから《潮縛りの魔道士》? 確かに緑や赤に当たれば大活躍だが、それ以外にはただの《灰色熊》じゃないか! 《凍結燃焼の奇魔》? 使用に耐えるとは言い難いけれど、広い目で見たいなら本当に最低限の候補には入るかもしれないね――それでもたぶん、ブロック構築用のカードだろう。このように、まるで頼りにならないカード揃いなのだ。
では、この「烏合の衆」を「アベンジャーズ」に変えるものとは一体何だろうか? いいかい、デッキというものは決してただカードが寄り集まっただけの束ではないのだ!〈海の神、タッサ〉や〈波使い〉の持つ計り知れないシナジーが、頼りないカードたちに(「信心」を高めるという)「隠れた能力」を持たせ、採用に値するものへと変えてくれる。
〈海の神、タッサ〉はどんなカードなのかって? それはもうすぐわかるだろう(訳注:〈海の神、タッサ〉は原文掲載時点では公開されていませんでした)。私からお伝えできることはふたつ、(1)彼女は素晴らしいカードで、(2)他の神々と同様青への信心が5に達するとクリーチャーになる、ということだ。
さて、こんな流れを想像してみてくれ。
1ターン目、《審判官の使い魔》。
2ターン目、《潮縛りの魔道士》。
3ターン目、《夜帷の死霊》。
4ターン目、〈波使い〉。7体のトークンを戦場に出す。
こりゃスゴイ!
いや、うさん臭く聞こえるかもしれないけれど、この動きは決して珍しいものじゃないんだ! このデッキは「マナ・シンボルを過剰に濃く」作られていて、〈波使い〉を引き込んだゲームでは大抵、先ほど述べたような動きができる。対戦相手が除去を構えていると感じたら、6ターン目まで待ってこちらも打ち消し呪文を構えつつ動いてやればいい!
〈波使い〉には他にも「おまけ」がある、ということも見逃せない。まず何といっても、〈波使い〉は《変わり谷》を強化してくれるのだ! 忘れられがちなことだけれど、その影響は大きい。それから、《潮縛りの魔道士》や〈波使い〉のおかげで、このデッキは初めから赤緑デッキ――しばしば青単のクリーチャー戦略を打ち破るようなデッキ――への対処法を備えている。このアーキタイプが目の離せないものになるのは、間違いないだろう。
トークン使い
「信心」に専念するのは確かにひとつの手だ。ただし、他にも忘れてはいけないことがある。〈波使い〉を戦場に出すということは、「トークンを満載した、クラーケン並に巨大な積荷を繰り出す」ということなのだ。
これを活用する手段は十分にある。さらに幸運なことに、それらのいくつかは「信心」を高めるのにも役立つ青のカードなのだ! シミックと手を組んだ〈波使い〉デッキを見てみよう。
ガヴィン・ヴァーヘイの「生術専門」
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こいつは、シミックのカードと〈波使い〉が生み出す大きなシナジーでアドバンテージを取るデッキだ。中でも最も強力なシナジーを――そして私が最も好きなシナジーを――生むのが、《練達の生術師》と〈波使い〉の組み合わせだ。
4ターン目(いや、3ターン目かもしれない!)、《練達の生術師》。これに続けて〈波使い〉を繰り出せば、出てくるトークンすべてに+1/+1カウンターがふたつ置かれるのだ! たとえ〈波使い〉が戦場を離れてもトークンたちは残り、激しい攻撃を続けてくれる。
《ザーメクのギルド魔道士》と〈波使い〉の組み合わせも実に素晴らしい。《ザーメクのギルド魔道士》の能力で+1/+1カウンターが置かれるのは、このターン戦場に出る「各クリーチャー」だ。そのため、〈波使い〉が生み出すトークンもすべて強化されるのだ。シミックの実験によって、エレメンタルたちが更なる活躍を見せてくれるだろう!
先ほど紹介したデッキと比べると、このデッキは「信心」を高めることを追求した構成ではない。しかしそれでも、〈波使い〉が極めて危険な脅威であることに変わりはない。〈波使い〉はそれ単体でも優れた軍勢を生み出し――さらに+1/+1カウンターを置く手段と一緒に使えば、あっという間に対戦相手に後退の一歩を踏ませることだろう。
モダン使い
オーケー、スタンダードの例はここまでだ。では、モダンだとどうだろうか?
実は、〈波使い〉についてまだ触れていない部分があるんだ。もう一度よく見てみよう。何か気づいたことはあるかい?
そう、こいつはマーフォークなんだ!
つまり、みんなが大好きなあのエラのある部族に、更なる候補が加わったということだ。これまでのモダン版マーフォークは、クリーチャー・デッキに対してやや押しの弱いデッキだった――《稲妻》という主要除去をかわし、それ単体で軍勢を作り上げる〈波使い〉は、マーフォーク・デッキを押し上げる推進力になれるだろうか?
サンプル・リストを見てみよう。
ガヴィン・ヴァーヘイの「モダン・(マーフォーク)・マスターズ」
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マーフォーク・デッキが素晴らしいのは、このデッキには初めからダブル・シンボルのカードが大量に採用されていて、「信心」を稼ぐのには困らないという点だ。《真珠三叉矛の達人》と《アトランティスの王》8枚体制は、〈波使い〉を爆発させる燃料となる。次々とクリーチャーを送り込むことに長けたマーフォーク・デッキで〈波使い〉が通れば、対戦相手は今にも部屋のドアが破れんばかりの激しい戦太鼓の音を耳にすることだろう。

《クローン》的な効果も〈波使い〉と相性抜群だ――2マナの《クローン》である《幻影の像》にはとりわけ注目したい。《幻影の像》はわずか2マナで〈波使い〉を増やし、盤面をトークンで埋め尽くすことができる。どんなクリーチャー・デッキでも、この状況に切り込むのは困難を極めることだろう!
〈波使い〉の活躍はモダンに留まるのだろうか? いやもしかすると、レガシーのマーフォーク・デッキでも使いどころがあるかもしれないぞ!
(以下のデッキ募集部分は、原文・本日(9月17日)掲載分の記事から抜粋・収録しております。 この節の文責・編集 Yoshikawa)
Ah, the fresh smell of a new Standard. It feels good to dive into a fresh format! Let's continue exploring what the brand new Standard format has to offer for now.
ああ、新しいスタンダードの新鮮な香りがする。新鮮なフォーマットに飛び込むのは気持ちがいい! この真新しいスタンダード・フォーマットが今のところ示すべきものが何なのか、探索を続けよう。
フォーマット:『テーロス』導入後のスタンダード
デッキの制限:なし!
締め切り:9月19日(木)午前10時(日本時間)(※訳注:原文には「Wednesday, September 18, at 6 p.m. Pacific Time」と記載されており、それを日本時間に換算したものですが、誤植である可能性があります)
すべてのデッキリストを英語で、こちらのリンク先のフォームからメールでお送りください。デッキリストの提出時には、以下のようなフォーマットで入力してください。(必ずしも下記のような枚数通りのものでなくてもかまいません。あくまで一般的にデッキリスト記入のレイアウトを示すものです。)
あなたのローマ字氏名+'s+デッキ名(英語)
Standard(フォーマット)
20 Land(土地カード 枚数とカード名・英語で)
20 Land
4 Creature(クリーチャー・カード 枚数とカード名・英語で)
4 Creature
4 Other Spell(その他の呪文カード 枚数とカード名・英語で)
4 Other Spell
4 Planeswalker(プレインズウォーカー・カード 枚数とカード名・英語で)
今週は特に変わった制限はない――できうる限り最高の、『テーロス』後スタンダードのデッキをただ見せてほしい。そこには、探索すべき全く新しいフォーマットがある!
この記事やデッキについての感想があれば、ぜひ聞いてみたい! 気軽にフォーラムへの投稿や、私にツイートを送ってほしい。お読みすることをお約束しよう。
今週末の『テーロス』プレリリースを皆さんが大いに楽しんでくれることを願っている!(そして、あなたが新しいデッキに必要なカードを全部、トレードで揃えられることも。) それではまた来週、新しいデッキを取り上げるときにお会いしよう!
Gavin / @GavinVerhey
(Tr. Tetsuya Yabuki / TSV testing)