戦場に広がるはデッキの全て

更新日 Reconstructed on 2012年 10月 9日

By Gavin Verhey

When Gavin Verhey was eleven, he dreamt of a job making Magic cards—and now as a Magic designer, he's living his dream! Gavin has been writing about Magic since 2005.

 もしあなたが、デッキをひっくり返し、卓上全体にカードをぶちまけて対戦相手を倒そうというなら、この記事がうってつけだ。

 少し先走りすぎてしまったようだ。一足飛びに結論にたどり着くにはまだ早い。さあ、最初から話を始めよう。


 今週、私はみんなにラヴニカへの回帰のカードを使った好きな戦略のデッキ構築を募集した。私は《世紀の実験》からはじまり、《アゾールの雄弁家》や《市内捜査》、《剣術の名手》などなどのたくさんの凄いデッキを送ってもらった。ラヴニカへの回帰のインスピレーション・カード――と言ってもラヴニカへの回帰にある《霊感》のことではないが――を探しているのなら、この記事の最後を見逃すな。話変わって、今日いじるデッキ。唱えるクリーチャーが決まっている。そして、一番重要なことは、それらはライブラリーから戦場へと降り立つ。

 今週のデッキはジェームス・ハンフリー/James Humphriesが送ってくれたデッキだ。そしてそれがどのように狂気的な働きをするのか? それは《境界なき領土》のようなランプスペルで《世紀の実験》のような神話レアを繰り出すのか?《彩色の灯籠》のようなレアで色の境がなくなるものなのか?

 今回はそうではない。時折、小さなパッケージに大きな中身を入れることがある。今日はコモン・《斧折りの守護者》を用いてそういったものを作る。

 では見ていこう。

ジェームス・ハンフリーの斧折りランプ

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    戦闘プラン

 ジェームズの戦闘戦略はランプデッキを作るものだが、彼は新しいエンジンを卓上へ持ち込んだ。《不屈の自然》とその仲間によってランプ界隈は席巻されているが、ラヴニカへの回帰で再びクリーチャーランプにスポットライトが当たりそうだ。ジェームズは《草茂る胸壁》以降に覆っていた暗幕を取り払うことに成功したのだ。

 2ターンの《門を這う蔦》や《濃霧の層》は無害な内容に見えるが、3ターン目に《斧折りの守護者》が大きなブーストになる。それは4ターン目には6マナあることを意味する。もしあなたが別の防衛持ちを唱えれば――例えば《斧折りの守護者》――4ターン目に、そのときは実におかしなことに…あなたは次のターンに《世界棘のワーム》を唱えるだけのマナが!この手のランプが搭載されたクリーチャーは、多くのゲームにおいて素早く対戦相手の脅威から身を守ることができる。


 大きな疑問: 何のためにランプが入っているのか? ジェームズは大きいワームや《ドラグスコルの肉裂き》を使っていた――それらは確かに脅威だ。しかしながら、それらのカードはもっと役に立つ。ほんの少しデッキに手を加えることによって、《世界棘のワーム》より少ないマナで、より脅威的なものへと変えることができる。

 解き放たれるその時を待っている、そのカードをあなたは挙げられるだろうか?

 では見ていくが、いいかい?

    カード分析

 前述した新しいランプ戦略を考慮すると、このアーキタイプにそぐわない多くのカードが出てくる。それぞれについて1つずつ見ていき、それに伴う変更を広げていってみよう。

防衛持ち



 先に指摘した通り、防衛持ち――特に《斧折りの守護者》――はこのデッキのカギだ。《斧折りの守護者》はぜひ4枚全てを維持したい。彼と共闘する相方である《門を這う蔦》は4つのスロットを使う価値がある。この蔦はカーブに沿っているだけでなく、土地をもたらすことを保証し、決定的となる10マナへ近づくことができる。



 《濃霧の層》と《門衛》が占める枚数にはより議論が必要だ。いくつかの防衛持ちを加えることはランプ強化のためには重要だが、マナ出力に影響しない8枚の青い防衛持ちはちょっとやりすぎだ。しかし、彼らは良く守ってくれるし、時間稼ぎにもなる。そこでこの2種類で4から6枚にしたい。

 さて、どっちがいいのか? 《門衛》は火力呪文で殺されにくく、対戦相手のデッキを削る脅威としても役立つ。もし盤面が膠着し、2、3の《門衛》がディフェンダーの中心にあれば、何回か繰り返すだけで対戦相手のライブラリーを封じることができる。しかしながら《濃霧の層》は大きいクリーチャーや飛行持ちに対して非常に良い。もし《秘密を掘り下げる者》、大きな《旅する寺院》やジャラドらが迫ってきているとき、《濃霧の層》があなたのディフェンダーとしてそばにいてほしいだろう。

 私は《門衛》に寄せようと思う、単純な理由として複数の《門衛》を引いたときに相互にシナジーがあるからだ。(それに彼ってかわいいじゃないか?そんなことないって!?) しかしながら、もしあなたのまわりのメタゲームがパワー4前後のクリーチャーや飛行持ちが多いものなら、代わりに《濃霧の層》をプレイすることを検討する。

フィニッシュを決めるクリーチャーたち

 元となるデッキリストでは《世界棘のワーム》、《大軍のワーム》、《ドラグスコルの肉裂き》に注目していて(《スライム成形》は呪文としておいておく)、それでゲームを終わらせる。これらを使う代わりに、私は《原初のうねり》を選択し、それと有効に働く大きなクリーチャーを用いる。それは後程!



 先に指摘した通り、呪文は《原初のうねり》の目的に適したものを。さよなら、《大笑いの写し身》と《スライム成形》、こんにちは《原初のうねり》!

 慎重なテストの結果、あなたのデッキにトークンを生み出すカードがなくなったためこのカードは強力ではなくなってしまった。


 最初のオリジナルのジェイスが現れてから数々の議論が巻き起こっていて、そしてその後も多くのプレイヤーの戴冠したスタンダードデッキリストでベーグルを切らしたの猫かのように見かける。ジェイスはすごい――そして彼はこのデッキにうってつけだ!


 昔から、《原初のうねり》デッキの問題の1つは同名のカードを引き当てることだ。ほとんどの優良なカードドローはインスタントかソーサリーで、パーマネントではない。

 しかしながら、プレインズウォーカーは完全にその役割を埋めてくれる。 継続的なドローがパーマネントに1つのパッケージとして組み込まれている。2回分起動できる《嘘か真か》似の能力は普通に使えて、ゲームの上で大きな効果がある。彼の1番目の能力は、ビートダウンの猛攻から《原初のうねり》を唱えるまでの時間を稼ぐ助けとなってくれるだろう。そして、もし盤面が膠着し、彼が奥義を起動するのに十分な魔力がたまれば、ジェイスはあなたに《原初のうねり》を唱えさせることができる!

    原初の変更

 トークン部分を除き、《原初のうねり》部分を加える。それらを見てみよう。



 1マナ加速は高マナ域へ早く到達させ、それは私がこのデッキのために選んだ新たなる大きなクリーチャーのためにもまた効果的だ。(それについてはまたあとで。) 加えて2ターン目の《斧折りの守護者》が大いに加速し力を与える。もし初手に守護者がなくても、プレインズウォーカーが1ターン早く出るのとは大きな違いがある。



 この活きがいい2人組は、対戦相手にいくつかの難題をもたらす。彼らはいずれも手札からプレイすることによる利益があり、《原初のうねり》とも相性がいい。

 《収穫の魂》は自然にランプするグレートなクリーチャーで、あなたの軽マナクリーチャーを掘るごとに対戦相手が歯ぎしりをし、《原初のうねり》へと近づく――そして毎ターン繰り返し6点で攻撃する。加えて、もしあなたの《原初のうねり》が他のうねりにぶつかってしまっても、《収穫の魂》はうねり後のアクションに十分なカードを見つけてくれる。

 《孔蹄のビヒモス》は時折《原初のうねり》を打つ前に対戦相手を倒してしまい――そして2体ならほとんどの場合そうだろう。あなたの手札から唱えたときも、それ自身が大いなる脅威となるだろう。

 これはランプする意義の基礎となるカードだ。このデッキにおいてすごいことの1つがあなたのすべてのカードを引き、すべてのうねりを見ることもそう珍しくはないことだ(特にジェイスで底に送れることを考えれば)。いったん3枚全部を見たなら、《原初のうねり》はあなたのライブラリーすべて(またはほぼすべて)が展開される。バン!


 ジェイスはこのデッキでファンタスティックだ。なぜなら彼はあなたがカードを引くことができるパーマネントで汎用性も高い。タミヨウは似た属性を持ち――そして時としてそれを上回ることもある。なぜ?そのわけはタミヨウの真ん中の能力のほんの短い単語、



 全てのマナエルフ、《斧折りの守護者》たち、そして《門衛》といったカードによって、タミヨウの[-2]の能力はジェイスのそれを飛躍的に上回ることになる! カードを平均的に2枚か3枚引け、4枚以上引くことも決して珍しくない。彼女はあなたに燃料を掘り当てることができる。そして、ジェイスのように、彼女の[+1]能力はあなたが時間を稼ぐ必要があるときに守りをサポートする。

 タミヨウはこのスタイルのデッキにおいてはファンタスティックだ。彼女は5マナのプレインズウォーカーで初手で3枚あっても困るので4枚全積みはおそらく少しやりすぎだが、3枚は入れたい。

 水蓮は5から8へ跳ぶ良いマナ加速―そしてもしあなたが水蓮を唱えた直後にそれを使って何かを唱えたなら、しばしば次のターンには《原初のうねり》の使用圏内に入る! 対戦相手があなたの加速クリーチャーをどうにかしたとしても、ランプできる良い方法だ。そのうえ、もしあなたが《原初のうねり》で水蓮を当て3マナ加速すれば、その後何か(他の《原初のうねり》のような)を唱えるのに助けとなる。


 しかしながら、一度に2枚の水蓮を引きたいとは思わない。そしてそれは毎回必要としているわけではない。なので、私がこの手のカードでプレイしたい枚数は2だ。

 たいてい、マナ基盤をいじることは少ない。だが、これはそれによってもたらすものがきわめて顕著だ。その余ったマナですることとは何か?もちろん《ケッシグの狼の地》の燃料だ! 《原初のうねり》で出た量が少なかったときにも相手を倒すことを手助けしてくれ、ランプカードを引きすぎたときにもすることを与えてくれる。《斧折りの守護者》と《金粉の水蓮》は あなたのマナを都合よく整えてくれ、そして《門を這う蔦》は《イゼットのギルド門》を赤マナが必要なときに探し出してくれる。


 これらの変更を加えた結果、我々のデッキはこうなった。

ガヴィン・ヴァーヘイの斧折りのうねり

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 シミックのカードやメカニズムはギルド門侵犯までお預けだが、このシミックトレインに乗り込むのに早すぎるということはない!

 このデッキは素早く動け、早ければ4ターンで《原初のうねり》を使うことができる。一掃呪文はあなたの速度を遅めることができるが、あなたのプレインズウォーカーたち(そして展開しすぎないように注意すること)が失われたクリーチャーの穴と時間を埋めてくれる。そして、さらにこのデッキはプレイするのがとてもとても楽しい。試してみてくれ――そして、デッキ全てをひっくり返してテーブルに置くんだ。

    惜しくも選ばれなかったデッキたち

 ラヴニカへの回帰のデッキ構築を始めるにあたっていくつかのアイデアを見てみるかい? よそ見しない! 以下はじっくり研究するべきワンダフル、エキサイティング、そして実にクレイジーな構築デッキリストだ。

Michael Brownの「霧の議事妨害」

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Planeswalker (2)
2 月の賢者タミヨウ
クリーチャー (10)
4 濃霧の層 3 アゾールの雄弁家 3 矢来の巨人
ソーサリー (9)
3 睡眠 3 至高の評決 3 時間の熟達
インスタント (11)
4 濃霧 4 送還 3 月霧
エンチャント (4)
4 拘留の宝球
60 カード

James P. Mullenの「鏡狂のらせん」

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Francois Lebelの「生き残るは偏執狂のみ」

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Pavel Volodinの市内捜査

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Jem Thrasherの「世紀の実験・ストーム」

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Sam Muellerの集団的祝福&トークン

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John De Gatisの金切り声・ハンデス

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Erik Eichelbaumの安全の領域・コントロール

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Calvin Olsonの「ドラゴンの領域」

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Kevin Clarksonの「エース・アンド・デュース」

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クリーチャー (8)
4 アヴァシンの巡礼者 4 剣術の名手
ソーサリー (6)
4 未練ある魂 2 天使への願い
インスタント (4)
4 深夜の出没
58 カード
サイドボード (15)
4 濃霧 2 スライム成形 2 隔離する成長 4 忘却の輪 3 終末

Cody Hafleyのギルドの抗争

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jtargonaut77の「好奇心の高射砲」

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Walter McManigalの「二重の詠唱奇魔」

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