開幕三点!

更新日 Reconstructed on 2012年 10月 16日

By Gavin Verhey

When Gavin Verhey was eleven, he dreamt of a job making Magic cards—and now as a Magic designer, he's living his dream! Gavin has been writing about Magic since 2005.

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 今週末(訳注:この記事の原文が掲載された週)はプロツアー・ラヴニカへの回帰が開催される。どこでかって? シアトルだ。フォーマットは? モダンだ。対戦相手は? 手ごわいさ。今日私が検討するデッキは? バーンだ!

 しかし検討に先んじてやりたいことがある。最初に準備を整えさせてくれたまえ。

 モダンは強力なカードと多種多様なデッキにあふれたフォーマットで、メタゲームを正確に捉えるのは難しい。クリーチャーベースのZooデッキが存在するのは確かで、その次がもっぱら呪文によって構成されたコンボ・デッキだ。モダンプレイヤーは(《ウルザの塔》、《ウルザの魔力炉》、《ウルザの鉱山》を用いた)ウルザトロンと、《頭蓋囲い》をクリーチャーに連結するデッキ双方の構築を試す。いくつかのデッキは《壌土からの生命》を発掘し、他のデッキは《出産の殻》を起動してくる。モダンはものすごくハチャメチャなフォーマットで、今週末に何が勝ち上がるかなんてそれこそわかるわけがない。


 しかし、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》が最近禁止解除されたことでこのフォーマットはメタゲームをかき回されたことは確かだと言える。禁止解除が決定された直後から今に至るまで、モダンプレイヤーはあらゆる形態と規模で――やはり評判となった《風景の変容》デッキを試してきており、我々も今週末にはそれらのデッキに対して間違いなく備えなければならない。

 これは軽い呪文による早い展開のゲームがモダンフォーマットの話題の的になっていることを意味する。もし君が遅れを取れば、《タルモゴイフ》のでかさに押しつぶされるか、何かしらの恐ろしいコンボが決まるか、《引き裂かれし永劫、エムラクール》の攻撃によってすべてのパーマネントを滅殺されるかしてゲームはあっという間に終わってしまうだろう。

 もっと後でそれらのデッキのうちのいくつかについて少しは話すだろうし、そのときにはカードの選択肢について語ろうと思うが、まずは今日のデッキの話をしようか!

 今週は、ニック・モンタルバーノのバーン・デッキを見てみるとしよう!

ニック・モンタルバーノの「バーン・デッキ」

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そのむかし、破壊するだけじゃ能がないとぬかす連中に会ったことがある。やつらはどうなったと思う? 残らず死んだよ。――― 特務魔道師、ヤヤ・バラード


 ああ、バーンだ。このデッキは実際あらゆるプレイヤーがどこかで対戦したことがあり、そしてマジックのすべての時代においていたるところで見かけることができた。脳天に投げつけるのが《灼熱の槍》か《火炎破》かにかかわらず、目指すところは常に同じで、それは大量の火力呪文を用いて速攻で致死量のダメージを与えることだ。たいていのデッキには、恐ろしいことに《溶岩の撃ち込み》が考慮されるが――それだけでなくデッキはとにかくマナからダメージを最大限に引き出そうと試みており、中身はオールスターが勢ぞろいだ。

 「でもちょっと待ってよ」と君は言う。「バーンは初心者向きのデッキじゃないか?」

 これからその俗説をくつがえすよ。

 手短に話そう。ほぼ誰もがジョン・フィンケル、多くのプレイヤーが最高のプレイヤーと評する人物を知っている。フィンケルが初心者だとか下手だなんて誰も言えないだろう。ええと、2008年にジョン・フィンケルはトーナメントで使うデッキとしてバーン・デッキを選択した。つまり、具体的に言うと、世界選手権で使うものとしてだ。

 そして競技レベルの高いイベントでのバーン・デッキの話はそれだけじゃない。多くのプロツアー予選でも勝ち抜いているし、グランプリやプロツアーでも同様に健在だと言っておこう。

 さて、多くの新人プレイヤーがバーンに向かう傾向があり、その理由のうち9割はプレイが難しくはないだろうから、ということなのは真実だ。そのゲームにおいて対戦相手をただ打ち倒したり、あるいはまた、マリガンして6枚の手札で倒しきれなかったりするだろう。しかしながら、すべてのゲームにおいて勝つか負けるかの差はあらゆるダメージをうまくやりくりできるかどうかにかかっているのはほぼ間違いない。各ダメージごとの積み重ねにおいて――ダメージの最適化を対戦相手がちょっとミスすることで、バーンとの対戦で1、2点のライフを残して終えた多くのゲームがどれほどあったかは分からない。

 さらに、バーンはデッキを作るうえで構築の選択肢が非常に多い。それらの候補はあなたが構築時にデッキに入れる最初の1枚次第で扱いが変わり――バーン・デッキの取り扱い方も少々変わってくる。

 バーン・デッキはコンボやコントロールに比べてプレイが難しいだろうか? いや、おそらくそんなことはない。しかしあるとき、プロツアー予選の準備中に何気なくバーンを解体していたら、友人であるダン・ハンスンが私にこう尋ねた。「君が目指したいマジックの目標は、対戦相手よりもうまくデッキを回すことかい? それとも勝つことかい?」

 他の週なら、前者だと言うだろう。しかし競技的であるプロツアー週間においては? 勝ちを目指すときだ。

もちろん、火に火で立ち向かってもいいさ。火がありゃ何にでも立ち向かえるだろう。――― 特務魔道師、ヤヤ・バラード

 デッキリストを探ってデッキにふさわしいかそうじゃないかを見よう。まずクリーチャーをよく調査し、それから火力について語りたい。

[card]ゴブリンの先達[/card]

 バーン・デッキにおけるクリーチャーの目安は、それが事実上火力呪文として機能するかどうかだ。クリーチャーは戦場に留まり続けることによって、長期にわたりダメージを与えられる。1ターン目の《ゴブリンの先達》は多くの場合《ショック》と同じようなもので、たいていは《電撃破》かそれ以上だ。だから、虫眼鏡でこいつを拡大して、よく見てみようじゃないか。


 ……つまり1マナの《電撃破》と言えるんだから、《ゴブリンの先達》はバーン・デッキに必須も同然だ。1ターン目の《ゴブリンの先達》は考えうる最良の行動なのは間違いないし、複数の《ゴブリンの先達》はゲーム・エンド級だ。誰もが確実に4枚投入するだろう。

[card]渋面の溶岩使い[/card]

 《渋面の溶岩使い》もバーンにおいて興味深い構成要素に当たる。特徴として、2点のダメージを毎ターン与え続けることが燃料切れになるまで止まらないというのは驚くべきことだ。別の面としては、攻撃するには不十分で、このデッキは最初の2、3ターンはマナを使い切って動くということもある。《渋面の溶岩使い》を2枚引いてしまうと、墓地にカードを送る補助を持ち合わせていなければすこぶる弱いカードになるのが落ちだ。


 遅い環境においては、おそらく4枚投入を望むだろう――しかしここでは3枚のみに留めたいと思う。初手に複数の《渋面の溶岩使い》があるならほぼマリガンだし、それらを用いるには時間がかかるし、その時間はこのフォーマットで見逃される隙ではない。

[card]灰の盲信者[/card]

 この刺激的なラヴニカへの回帰の新カードはいくつかの確固とした役目を果たす。


 まず、2マナで2/2の速攻であり、常に圧力をかけられる。1ターン目の《ゴブリンの先達》に続けてこれを出せば2ターン目にして相手のライフは14しか残っていない! 《灰の盲信者》の瞬唱いじめ能力はよいオマケだ。最近のモダンの流行である魔道士がどこでも見かけられることも追い風だ。多くのデッキがこちらのターンにクリーチャーを《稲妻》で焼こうとするだろうし、その後近いうちに瞬唱でもう一度使おうとするだろう。《灰の盲信者》はその報復をしてくれる!

 しかし私にとっての《灰の盲信者》の売りはその上にさらに先制攻撃までも搭載していることだ。今のモダン環境で全カード中最も一般的なものの1つはこのバーンいじめ野郎になる。


 嫌がらせ屋はとても嫌がらせてくるもので、ライフを得るのみならず、こちらの攻撃まで止めてくる。本質的には、その能力による4ライフと、クリーチャーとの相打ちか火力を受け持つことで、たいてい10点近くのライフを得るのと同じようなことになってしまう。《灰の盲信者》なら問題ない。《台所の嫌がらせ屋》に向かっていっても安全だ!

 そして単に嫌がらせ屋に対してのみうまく立ち向かえるわけではない。いくつか例を挙げれば、《秘密を掘り下げる者》、《血編み髪のエルフ》、さらに《高原の狩りの達人》、これらすべてが《灰の盲信者》の前では後ずさる。彼女はクリーチャー中心ではないデッキとの対戦において他の選択肢よりやや劣るのと、他に試したい2マナのクリーチャーが――すぐ後で詳しく述べるが――いるため、3枚で取り組み始めたのだが、あっさり4枚になった。彼女を試した結果が本当に楽しみだよ。

    火力

 火力には山ほどの冗長性があるので、個々のカードに対する私のコメントのほとんどは「ああ、1マナ3点火力。いいね」になる。当てはまる呪文は丸ごとまとめて考察していこう。

  • 稲妻》:1マナでどこにでもインスタントで打てる3点ダメージ。いいね!
  • 溶岩の撃ち込み》:1マナで対戦相手の顔めがけて3点ダメージ。いいね!
  • 裂け目の稲妻》:1マナのみなら1ターン遅れてクリーチャーかプレイヤーに3点ダメージ。いいね!
  • 夜の衝突》:1マナで脳天直撃3ライフを失わせる。そして、えー、何か素晴らしい展開があればフラッシュバックできるチャンスもあるんじゃないか。いいね!

 オーケイ、これで簡単なやつは片付いたな。じゃあそれ以外のカードを調べてみようか。

[card]針落とし[/card]

 まずは、《針落とし》を見てみよう。この一風変わったカードがどこかでプレイされているのを見たことはないが、しかし興味深い提案であることは確かだ。ここでのこのカードの本質は、実質的にいつでも対戦相手にダメージを与えられるようにすれば、「無料」でダメージを与えつつ手札を補充できるってことだ。無料で! 素晴らしいと思わないかい?

 ところが、こいつは実際には無料ではない。ある種のバーンの構築、とりわけ純粋に火力呪文を求める手法においては上手くいくのではないかとは思うが、このデッキは可能な限り早さを求める必要があり、また1つのマナといえども唱えるのは現実に負担となる。このフォーマットは非常に早いので、バーンを使っていてすら手札にカードを抱えたまま死ぬことがある。

 加えて、《針落とし》を何もないときにトップデッキしたり《夜の衝突》しか持ってなかったりするなら、これはよくないだろう。いかした提案ではある ― が、モダンの早い環境においては期待できるほどではない。

 《マグマの噴流》もまた速度の問題を抱える別の火力となる。昔のエクステンデッドではライブラリーを掘り進める効果があるため外すことを考慮することなく用いたものだ。不要な土地をライブラリーの底に送り込み、有効なドローを保障してくれた。

 しかしながら、モダンは環境が違う。

 高い破壊力を持つ《爆片破》(か、アーティファクト・土地)を見つけることは決定的で、探したいものすべてを手に入れる時間がかつてはあった。今はそういう環境にはない。

 このデッキはさらに2マナのカードを2種類取り上げることもあり、これ以上2マナが増えるのは由々しき問題だ。多くの場合4マナに到達することは無く、したがって各ターンに2マナの呪文2つをプレイすることは考慮できない。しかもその上、《マグマの噴流》にはフェッチランドとのほんのわずかな相互作用もまたあったわけで。《マグマの噴流》にはお帰り願おう。

 次は《焼尽の猛火》の番だ。このカードは非常に当たりはずれが大きい。クリーチャー・デッキ相手なら、信じられないほど強力だ。バーンがZooやその類のデッキと対戦する場合、それはもっぱら削りあいとなり――登場してくるクリーチャーを全滅させることではるかに有利になれる。しかしながら、モダンはクリーチャーを基盤としていない様々なデッキを含む環境だ。とりわけそれに《風景の変容》デッキが含まれることから、《焼尽の猛火》は危うい。

 さて、それは確かに考慮すべきありうる危険だ。私は必ずしも《焼尽の猛火》をメインで用いることが間違いだとは思わない。だがしかし、私は堅実さを好むので第1ゲームでデッキのすべてのカードが安定して使えることを確実にしたい。多くの場合、1枚の死に札を引くだけで20点を削り取ろうとしているバーン・デッキにとっては敗北を意味するため、私はその危険性を回避したい。

 《焼尽の猛火》の代わりに、《ケルドの匪賊》を少し搭載したいと思う。匪賊はダメージを与えつつ時間を稼いでくれる点でビートダウン・デッキに対して依然として有効だが、他のデッキに対して役立たなくなるような欠点は持ち合わせていない。むしろ、しばしば非クリーチャー・デッキに対してこそ最高で、2マナの《溶岩の斧》となってくれる! 匪賊の一番の問題はそれらのデッキの除去呪文が有効活用されるということだが――しかしこのデッキは平均的なバーン・デッキよりもクリーチャーがやや多く、それらもまた狙わなければならないので匪賊が除去されることを忌避する意味はないだろう。

[card]125885[/card][card]溶岩の斧[/card]

 最後に《荒廃稲妻》だが、私が用いたいと思うには唱えるコストがやや重く、また3マナ3点は興味を惹く効率ではない。もし3マナのカードを取り入れようと思うなら《血の手の炎》を考えるが、どちらも必要とは思わない。

 それでだ、それらに代わって何を投入しようか? 3つの異なるカードを加えたいと思う――2体のクリーチャー(あるいは少なくともクリーチャーになりうる火力呪文)と1つの3点火力系呪文をね。

 最初は《苛立たしい小悪魔》だ。《ゴブリンの先達》はこのデッキが普通に呼び出せる1ターン目の最高のクリーチャーと言えるが、この苛立たしいクリーチャーはまぎれもなく2位につける。こいつを使う上では火力呪文に比べて対戦相手の除去呪文やバウンスに弱くなるところが欠点ではあるものの、《稲妻》相当になってしまうデメリットがあるため――そしてそのデメリットはこのデッキにおいてはメリットに変化しがちなため――序盤からとても強力だ。私は断然4枚投入したい。

[card]苛立たしい小悪魔[/card][card]地獄火花の精霊[/card]

 《地獄火花の精霊》が次に見るカードだ。3点ダメージになる2マナクリーチャーは一流選手ではないが、これが持つ能力で墓地から戻ってこれるため素晴らしいやつと言える。多くの場合これはフラッシュバック持ちの《灼熱の槍》で、なおかつクリーチャーがブロックでダメージをいくつか食い取ったとしても問題ない――依然として十分な成果を享受している。

 最後に、《欠片の飛来》を2枚加えたい。飛来は2枚まとめて引きたくはないカードだが、どこかでちょうど1枚引けばさらなる《稲妻》のような働きを見せてくれる。

 それで我々のバーン・デッキはどうなったか? ご覧あれ!

ガヴィン・ヴァーヘイの「バーン!」

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 はてさて、新しいサイドボードはどういうことなのか? 見ていこう!


「破壊するときは『跡形もなく』が一番好きね。」――― チャンドラ・ナラー

 様々なフォーマットで、バーンは選択の余地がないために十分によいサイドボードを持てない。モダンでは、そんなことはない。バーンに多くの良い選択肢があるため多くのデッキに対して同様に多くのカードを用いることができる!

 私が今週バーン・デッキを取り上げることを決めた理由の1つは、単に今週末においてそれが実際に良い選択だと思うからだ。誰も現状バーンと戦う狙いをつけていない――そして誰もバーン・デッキとやりあうつもりが全然ないことは、バーンにおいては強力な追い風だ。バーンは予想されていないなら最高のデッキになる。またこのデッキは積極的であり、私はこのような広いフォーマットにおいては常にそうしたい。しかし一番の理由はバーンにとって実際に結構有利なマッチアップがあるということだ。まずはカードがどのように使われるかを一通り見て、それからいくつかのサイドボード入れ替えについて考察する。

 《粉々》はこれまでに作られたバーンのための最良サイドボード呪文の一つだ。バーンが問題に対処しつつダメージを与える助けになる攻撃的対処カードを得られることはかなり稀だろう。粉々はそれらすべてをこなす! これは《出産の殻》、《頭蓋囲い》、各種印鑑、対抗色剣――相手が戦場に出した何もかもを退ける。粉々を用いられるデッキに相対した場合、こいつは途方もない。

 同様に、《溶鉄の雨》も土地に頼るあらゆるデッキに対して素晴らしい対策となる。これは攻撃的な対処法であり、さらにダメージのオマケももたらしてくれる! 《風景の変容》デッキやトロンに対して、《溶鉄の雨》はそれらを1、2ターンは遅らせ、倒すのに必要な時を稼いでくれる。《血染めの月》もまた3マナでその効果によってウルザトロン対策にはなるが、《虹色の前兆》によって《風景の変容》デッキ対策としては不十分になってしまう。3マナというコストはやや重いものの、複数唱えれば勝ちを無料配布してくれるというだけで《溶鉄の雨》は4枚フル投入を決めている。

[card]46000[/card][card]1784[/card]

 《焼尽の猛火》については先立って言及してあるが、ビートダウン・デッキに対して素晴らしい。クリーチャーを除去しつつ《稲妻》を打ち込む行為が2マナで可能なのは、ビート対策を攻撃的にやろうとしている場合には信じられないほど得な取引だ。そういった対戦では間違いなくこいつを4枚利用したい。

 ストームのようなやり取りが発生しないコンボ・デッキとの対戦はしばしばバーンにとっては最悪だが、現状コンボはそこまで流行はしていない。(《風景の変容》デッキの人気に応じてストームが出てくるかもしれないけれども。)《大祖始の遺産》は《紅蓮術士の昇天》に対して、または多くの様々な墓地利用デッキに対しての助けとなる――より多くカードを引きつつそれらを倒す必要があるならばね。

 ビートダウン・デッキやキキジキ・コンボに対してもう1枚ほど対策を望んでいたのだが、よい切り札として《罠の橋》を採用した。Zooや《出産の殻》のようなデッキは《クァーサルの群れ魔道士》のような答えを持つだろうが、しばしば止めを刺す位置に届かないときに終わらせるまでの時間を稼ぐ必要がある。橋はその助けとなるわけだ。

 この先で、モダンにおいて遭遇するであろう対戦のうちいくつかを考察してみよう。

ビートダウンとアグロ・コントロール

 −3《灰の盲信者》、−2《地獄火花の精霊

 +4《焼尽の猛火》、+1《罠の橋

 モダンにおける積極的なデッキの多くはアグロ・コントロール要素を豊富に持ち、いつビートダウンを開始してくるかを正確に計るのは難しい。ここで出会うと予想される主要なデッキはZoo、親和、そして青赤緑デルバーの多種多様な形態となる。親和に対しては、さらにもう2枚の《地獄火花の精霊》と2枚の《夜の衝突》を《粉々》に入れ替えるべきだ。

[card]5124[/card][card]地獄火花の精霊[/card]

 これらの対戦では、与えるダメージ量を管理しつづけて可能な限り割り振れるダメージを多くできるかにかかっている。《焼尽の猛火》や《ケルドの匪賊》のようなカードを用いて相手の足を止めつつ焼き続けることだ。対親和では《頭蓋囲い》が急に来たので死んでしまうということが絶対にないように各ターンで《焼尽の猛火》か《粉々》のためのマナを使わずに立てておくように。

    ジャンド

 −3《溶岩の撃ち込み》、−2《欠片の飛来

 +4《焼尽の猛火》、+1《罠の橋

 ジャンドは主要な中速デッキなので、話しておきたいものの一つだ。ジャンドはこちらを消耗させてくることを好むため、この対戦でなら《夜の衝突》をフラッシュバックできるかもしれない。(したがって《夜の衝突》より優先して《溶岩の撃ち込み》を抜く。)

[card]溶岩の撃ち込み[/card][card]夜の衝突[/card]

 《台所の嫌がらせ屋》が出すぎるか《タルモゴイフ》を引かれるかすると試合が荒れることはあるものの、ジャンドは総合的には結構有利な対戦だ。《タルモゴイフ》に対して有効な手立ては持っていないが、サイドボードにそのためのカードを持つよりは無視してただ攻撃し続けたい。《タルモゴイフ》がブロックするぞと脅してくるうちは、こちらを攻撃してくることもなければ《タルモゴイフ》を足止めすることで結果として相手を打ち倒すためのさらなる時間を得ることにもなる。

 −3《渋面の溶岩使い》、−1《地獄火花の精霊

 +4《溶鉄の雨

 《風景の変容》デッキとの対戦は素直な赤緑か赤緑青3色のどちらであっても相性が良い。相手が最速の回りでなければこちらの打撃は十分に早く、またサイドボード後に《溶鉄の雨》が入るからだ。それらのデッキはおそらくライフ獲得要素を持つだろうが、こちらが早い動きなら相手を打ち倒せるのは変わらないし、《溶鉄の雨》は火力呪文が仕事を終えるための時間を十分に与えてくれる。



「物が燃えるのには燃料と熱がいるんだ。あんたが燃料になりなよ。熱はあたしがやるから。」――― チャンドラ・ナラー

 ラヴニカへの回帰のカードを用いた、見過ごせない多くの刺激的なモダン・デッキがあった。それらのいくつかをざっと見て意欲をかきたてられるものがあるか調べてみてくれ――地元のショップで遊ぶにしろ週末のプロツアーに出るにしろ、ね。

Paul Pangilinanの緑黒「再」復讐蔦bramp;gt;モダン

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Zachary Devineの5色コントロール

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Ryan Bognerの青白ウルザトロン

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Petr Jouraのエミネント・ドミナント

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ソーサリー (2)
2 赤の太陽の頂点
インスタント (7)
4 イゼットの魔除け 3 マナ漏出
アーティファクト (8)
3 イゼットの印鑑 3 精神石 2 イゼットの魔鍵
45 カード
サイドボード (15)
4 稲妻 3 真髄の針 4 呪文貫き 2 地震 2 紅蓮地獄

Kaelfrosのローム・ロック

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William Morenoのロック

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Kevin Kerrのハーコン発掘

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Anonymousの壊死のウーズコンボ

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Mark Wischkaemperのターボフォグ

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Tim Schutserのグリクシス・アグロ・コントロール

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サイドボード (11)
3 呪詛術士 4 粉々 2 虚空の力線 2 殺戮遊戯

Anonymousのニヴメイガス・パクト

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