『』プレリリース入門

更新日 Top Decks on 2013年 9月 16日

By Mike McArtor

Mike first played with Ice Age and became the copy editor for DailyMTG.com in December 2011. Before DailyMTG, he was an editor on D&D's Dragon magazine for four years.

やあ、みなさん!普段はかなりハイな調子で書くプレリリース入門だけれど、新ブロックの始まりには、興奮はちょっと抑えて情報を多めに盛り込みたいと思います。一筋縄ではいきませんけどね…。

何でって、エルズペスですよ。


過去2つの故郷が悪の手に落ちるのを見てきた、プレインズウォーカーにして遍歴の騎士、エルズペス・ティレル。安息の地を求める彼女は、絶え間ない戦いから逃れ、テーロスの神々の英知に助言を求めるのでした。ところが不幸なことに、エルズペスはまたもや英雄の役割を担わされます。そして今回、あなたはこの役割を彼女と分かち合うことになります。

ポイントA:イベント用デッキとプレリリース

テーロス』セットや『テーロス』で始まる「英雄の道」のクエストについて掘り下げる前に、プレリリースやイベント用デッキについて念のため再確認しておきましょう。まずはプレリリースを開催しているお近くの店舗を探すことです。その店舗が事前登録を実施しているなら、ぜひ利用すべきです!プレリリース・イベントは世界中で満員になっていますので、事前登録が可能なら利用しない手はありません!

プレリリースのメインイベントは、イベント用デッキによるイベントです。配られたパック(『テーロス』ブースターパック5個と、後で説明するイベント用ブースターパック1個)を開け、カード40枚のデッキを作成し、マジックをプレイします。このイベント用デッキの基になっているシールドデッキについて知りたい、または単に理論を復習したいなら、マーシャル・サトクリフ/Marshall Sutcliffeの「シールドデッキ・フォーマット簡単ガイド」(英語記事)、「シールド・プールの分類法」(英語記事)およびプレリリースについての一般的助言「プレリリースの良いところ」(英語記事)をご覧ください。ネイト・プライス/Nate Priceスティーブ・サディン/Steve Sadinが、シールド(およびリミテッド全般)についての更なるアドバイス記事を書いています。これでもプレリリースについて読み足りなくて、ついでにマジックの歴史も探索したい人は、ブライアン・デビッド=マーシャル/Brian David-Marshallが10年前に書いた元祖「プレリリース入門」(英語記事)を読んでおけば間違いないでしょう!何とも、すばらしいリンクが盛りだくさんです!

そして、いよいよお待ちかね!

ポイントB:『テーロス』のメカニズム

プレリリース入門を書く楽しみの一つは、セットの新メカニズムについて語ることです!これについてもっと知りたい人は、「『テーロス』のメカニズムに関する記事や「『テーロス』よくある質問集」をご覧ください。概要だけさくっと知りたい人には、こんな感じです。

授与

授与を持つクリーチャーは装備品と似たような振る舞いをし、オーラとして唱えた場合には、たとえそれがつけられていたクリーチャーがいなくなっても、戦場に残ります。オーラとしてのついたり剥がれたりを全部飛ばして、単にクリーチャーとして唱えることもできます。ということは!授与を持つクリーチャー・エンチャントをオーラとして唱えて自分がコントロールする他のクリーチャーにつけると、そのクリーチャーはかなりのボーナスを得ます。ところがそのクリーチャーが死んでしまうと…そう、この授与持ちクリーチャー・エンチャントはオーラでいるのをやめてその人自身になります。人じゃなくてカニ自身かも。まあ何だって良いんです。(見た目についてのアドバイス。『テーロス』のクリーチャー・エンチャント・カードはすべてキラキラの星界枠で、タイプ行の上が一番目立ちます。これらのクリーチャーの一部が授与を持っています。)

《タッサの使者》

英雄的

あなたが自分の英雄的クリーチャーを対象とする(大抵は有利な、でも時々そうでない)呪文を唱えるたび、その英雄的クリーチャーは何らかの形で良くなります。「英雄的」という語自体は能力語なので(そして「よくある質問集」にあるとおり「能力語に意味は無い」ので)、これは「この人は呪文の対象にすると強くなるよ」という注意書き程度に考えておいてください。

《恩寵の重装歩兵》

怪物化

時には強いクリーチャーを唱えるのに十分なマナがあり、それで満足できることがあるでしょう。しかし満足している場合ではありません。さらに望むのです!あなたの強いクリーチャーがキーワード処理「怪物化」を持つ場合、さらにマナをつぎ込んでもっと強くすることができます!怪物化によって1個または複数の+1/+1カウンターをそのクリーチャーの上に置くことができ、加えて強力な効果を得られる場合もあります。怪物化は一度しか起動できませんが、疑うなかれ、一度でまず十分でしょう。

《残酷なハイソニア》

信心

ほら、戦場に何枚かあなたのパーマネント(アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、土地、プレインズウォーカー)があるでしょう。それで、そのうちの何枚かには色マナ・シンボルが描かれてますよね?信心は、そのマナ・シンボルを見るのです。あなたのある色への信心は、あなたのパーマネントすべての、その色のマナ・シンボルの合計です。よって、土地は数えられず、無色アーティファクトも数えられませんが、色つきアーティファクト、クリーチャー、エンチャントおよびプレインズウォーカーは役に立ちます!

《ヘリオッドの福音者》

占術

占術が復活です!占術1を行うとき、あなたはライブラリーの一番上のカードを見て、それをライブラリーの一番下に置くかどうかの選択ができます。占術そのものは、あなたにカードを引かせてはくれません。単にカードを見て、あとはそれを一番下に置くかどうかを決めるだけです。いくつかのカードでは、複数枚の占術を行うことができます。(その場合、好きな枚数をライブラリーの一番下に置き、残りを好きなように並び替えてライブラリーの一番上に置きます。ただしやっぱり、カードを引くことはできません。)

《神々の思し召し》 《前兆語り》

「伝説の」およびプレインズウォーカーについてのルール

繰り返しになりますが(人によっては初耳でしょうが)、伝説のクリーチャーおよびプレインズウォーカーに関する新ルールが施行されています。すなわち、「あなたが同じタイプ(「エルズペス」を例にしてみましょう!)のプレインズウォーカーを2人以上、または同じ名前(たとえば《殺人の王、ティマレット》)の伝説のパーマネントを2枚以上コントロールしている場合、あなたは1つを選び、残りをそのオーナーの墓地に置きます。新ルールでは、対戦相手が何を持っているかは気にしません。あなたのカードだけです。どういうことかと言うと、もし私が《太陽の勇者、エルズペス》を持っていたなら、私はとても嬉しい…じゃなくて、何だっけ?そうそう。もし私が《太陽の勇者、エルズペス》を持っていて、あなたも《太陽の勇者、エルズペス》を唱えた場合(お揃い!)、両者ともに戦場に残ります。ところが、ここでもし私が《遍歴の騎士、エルズペス》を唱えたならば(何これ、統率者戦?)、片方は墓地に送られ、もう片方が残ります。

《太陽の勇者、エルズペス》

ポイントC:「英雄の道」

体験デザイナーのデイブ・ガスキン/Dave Guskin氏が、すばらしい…えっと…体験を…デザインしてくれました。やり直します。これまでのプレリリースでも、単にマジックをプレイするという核となる体験を肉付けする、獄庫を開放したり選んだギルドのために戦ったりという、雰囲気に満ちたちょっとした活動がありました。『テーロス』ブロックでは、デイブが予見者や重装歩兵の精鋭部隊を結成して、「英雄の道」を作り上げてくれました。

テーロスの英雄の名に負けないよう、この道を突き進むのです!そしてあなたの道は、『テーロス』プレリリースから始まります。

賢く選びましょう!

まずは、道を選んでください!選べる道は5つあるわけですが、お察しの通り、それぞれの道はマナの色に対応しています。それだけでなく、それぞれの道に対応した固有の英雄カードを手に入れることができます。(それについては後で触れます。)道を選択すると、以下のようなプレリリース・パックが配られます。

プレリリース・パック

あなたにぴったりの道を選ぶにあたって、次の表が役に立つでしょう。

英雄カード プロモカード
名誉の道 庇護者 《天界の執政官》
英知の道 哲人 《船壊しのクラーケン》
野心の道 報復者 《忌まわしき首領》
戦闘の道 戦士 《燃えさし呑み》
剛力の道 狩人 《セテッサの英雄、アンソーザ》

プレリリースで選ぶ道は、そのプレリリース・イベントにのみ適用されるということを覚えておいてください。数時間後に別のプレリリース・イベントに参加する場合、また別の道を選べます。

  • テーロス』ブースターパック 5個
  • イベント用ブースターパック 1個
  • プロモカード 1枚
  • 「道の選択」目標カード 1枚
  • スピンダウンTM ・ライフカウンター 1個
  • 「英雄の道」カバーレター 1枚
  • 英雄カード 1枚

テーロス』ブースターパックについては説明の必要は無いでしょう。イベント用ブースターパックには、あなたの選んだ道の色に対応する色の『テーロス』カードがたくさん入っています。嬉しいニュースとしては、プロモカード、たとえば…

《天界の執政官》など

…は、プレリリースで問題なく使うことができます(やったね!)。カバーレターと目標カードはそれぞれの道に特有なので、あなたの信奉する英雄像を反映したものとなります。スピンダウン・ライフカウンターは、あなたの道の色に合わせてあります。そして英雄カードですが…

英雄カードについて説明します。

英雄カード

まず、これはカードです。

えー…

…続けます。これはマジック的効果のあるカードで、マジックのカードではなく、「英雄の道」特有のクエストで役に立つものです。よく分からないですって?そうですね。では、カードの表がどんな感じなのか例をお見せしましょう。

《報復者》

ご覧の通り、英雄カードを使うとある種のボーナスを得られます。ただ、プレリリースでは使用しません。また、このカードは戦場に出ることはなく、統率領域にのみ存在します。参加するプレリリースごとに英雄カードをもらえます(毎回違う道を選ぶことで、違う英雄カードを手に入れることができます)。英雄カードはゲームデー・イベント(2013年10月19~20日)で使用します。発売記念ウィークエンド・イベント(プレリリースの次の週)に参加することで別の英雄カードがもらえ、ゲームデーでさらにもう1枚もらえます。この記事はプレリリースに関するものなので、その他に関する内容は こちらをご覧ください。

というわけで、「英雄カードって何?どうやって使うの?」という質問に対する短い答えは、「プレリリース(および発売記念ウィークエンド)でもらえるカードで、ゲームデーで(またはあなたのグループが許せばカジュアル・ゲームで)使えます。」です。

ただ、もうひとつこのカードでできることがあります。先に述べたとおり、これはマジックのカードのようなものであって、そうではないのです。どういうことかというと、英雄カードをひっくり返すと、この…

マジックの裏面

…の代わりに、こんな感じの…

英雄カードの裏面

…になっていて、ここにある独自のコード(この画像のやつじゃないですよ!)を使って、PlaneswalkerPoints.comで実績を獲得することができます。召喚に応えて勇敢に英雄の道を歩み始めたことを、この実績を通じて堂々と見せつけてやりましょう!

まだまだ見せます!

画像を公開するのが好きな私としては、色ごとのプロモカードと英雄カードをお見せしましょう。

名誉の道(白)を選んだ場合、これをもらえます。

庇護者 《天界の執政官》

英知の道(青)を選んだ場合、これをもらえます。

哲人 《船壊しのクラーケン》

野心の道(黒)を選んだ場合、これをもらえます。

報復者 《忌まわしき首領》

戦闘の道(赤)を選んだ場合、これをもらえます。

戦士 《燃えさし呑み》

剛力の道(緑)を選んだ場合、これをもらえます。

狩人 《セテッサの英雄、アンソーザ》

英雄の刻は…この週末だ!

かの地へ赴き、英雄となれ!(激励)

幸運を!そして楽しんでください!

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