遊び方はいろいろ

スピーディーに
攻撃を

スピーディーに
攻撃を

マジック をプレイする中で最も楽しく、やりがいがあるのは、実際にテーブルでプレイする前のデッキの構築です。どのカードをデッキに含めるか自分で選べるので、どのような戦略やプレイスタイルを用いるのか、すべては自分の裁量次第となります。

人気のある戦略のひとつとして、積極的に攻め立てる、いわゆる アグロ と呼ばれる戦略があります。アグロの戦略は、序盤から攻撃、その後も攻撃の一言に尽きます。対戦相手に圧力をかけて劣勢に追い込み、何もできないままの相手から20点のライフをすべて奪い取るという極めてシンプルな戦略です。

アグロを実行するには、デッキに低コストのクリーチャーを大量に入れることです。これにより各ターンにクリーチャーを唱える確率を高めます。そして対戦相手のクリーチャーを除去する呪文も加えることで、自分の軍勢の攻撃が通りやすくなります。通常、ゲームの序盤で妨害に遭うことはまずありません。その好機を逃さず、できる限り多く攻撃を繰り出しましょう!

相手の戦略を封じる

相手の戦略を封じる

もうひとつの人気があるデッキスタイルとして、 コントロール があります。コントロール・デッキの戦略は、生き残ることを優先し、相手の戦略を妨害し、ゲームの後半で優位に立つこと。呪文を使い、対戦相手のクリーチャーを排除するか、または戦闘に参加できないように先手を打ちます。対戦相手の手札のカードを捨てさせたり、戦線に展開された軍勢を足止めしたりして、相手の戦略を崩しましょう。

コントロール・デッキの真価はゲーム後半で発揮されるため、デッキにはゲームの序盤で防御の役割を果たすカードを多少入れておきたいところです。あとは、対戦相手が仕掛けてくるさまざまな脅威を想定し、対処するためのカードをデッキに含めましょう。コントロールに成功したゲームの幕引き役となる大型クリーチャーを少し用意することもお忘れなく。

効率性を重視

効率性を重視

ミッドレンジ ・デッキはアグロとコントロール、両方のデッキの要素を組み合わせたデッキです。効率的で機動性があり、状況に応じて攻撃と防御の姿勢を状況に応じて選ぶことができます。ミッドレンジ・デッキのクリーチャーは、対戦相手がそれを除去するために複数のカードを要するような、耐久性に優れるものが多く採用されます。ミッドレンジ・デッキでは単一の戦略にこだわるのではなく、戦場での状況に合わせて柔軟に戦略を変更するのが基本です。質の高いミッドレンジ・デッキを構築するには、ゲームの序盤と後半に発生する状況両方に対処するための武器や対応策を用意する必要があります。

最強の組み合わせ

最強の組み合わせ

どのデッキを構築する場合でも、相性の良いカードの組み合わせを探すことは重要です。カードにはさまざまな種類があり、その多くは組み合わせることでその力を何倍にも増幅させることができます。

それでは実際のクリーチャーカードを例に、どのように作用していくかを見てみましょう。まずは《かじりつくゾンビ 》です。

かじりつくゾンビ》は、それなりに強力な能力を持ち、あなたのライフを十分な状態に保ちながら、対戦相手のライフを減らせます。また、どちらにせよ死んでしまうクリーチャーで、通常は生け贄として捧げます。

これをあなたのデッキに入れる場合、捨て石に使えるクリーチャーを加えておいたほうが良いでしょう。死ぬことで誘発的に能力を発揮するクリーチャーであれば、なお結構。しかし、より使い勝手が良いのは複数回生け贄にできるクリーチャーです。そこで登場するのが《 執拗な死者 》です。

このクリーチャーが持つ、何度死んでも復活する能力は、《かじりつくゾンビ 》と完璧なコンボを形成します。これを使って対戦相手の攻撃クリーチャーをブロックしたり、生け贄にすることで自分のライフをちょっと回復させたりでき、それを繰り返せば、あなたの優位性はより確実なものになるでしょう。こうした発見と相乗効果は、まさにマジック をプレイする醍醐味と言えます。

これはほんの一例です。このほかにも、強力で心躍るようなカードの組み合わせはたくさんありますので、ぜひ見つけてデッキ構築に生かしてください!

すべてはあなた次第

すべてはあなた次第

マジック の魅力の最たるものは、その自由度の高さです。このゲームの醍醐味は、膨大な数のカードとそれらの組み合わせを研究して独自のデッキを構築し、それを使って対戦相手を翻弄することにあると言えるでしょう。誰も見たことがないようなデッキを使ってプレイすることによって得られる満足感は、何ものにも代え難いはず。それで勝つことができればなおさらです!

さまざまな戦略や組み合わせを通じて マジック を研究することは、 マジック を究めるためには欠かせない大切なステップです。限界まで自分の想像力を働かせてみましょう。

戦略を究めよう

どの色を選ぶ?

どの色を選ぶ?

デッキを構築する時、最初にしなければならないのが、色の選択です。 マジックのカードは5色に分かれており、各色はそれぞれに長所、短所、個性があります。選んだ戦略を実行に移せるかどうかは、色の選択にかかっているのです。

5色全部を含めることも可能ですが、通常は1色か2色に限定したほうが良いでしょう。色の数が多くなれば、それだけデッキの一貫性が失われます。2色に限定することで、デッキの戦略が成功する確率は高まるでしょう。

各色の詳細についてはこちらから参照できます。各色の特徴について理解できたら、自分の好みの2色に集中して、最初のデッキを組んでみましょう。

白:防御と軍勢の色

白:防御と軍勢の色

白は秩序、守護、光の色です。白の魔法は癒しと防御が中心ですが、浄化の光によって戦場を一掃することもできます。天使や騎士、勇者などの援軍を呼び出すことで、戦場を支配しやすくなります。

白でプレイする場合、大軍勢を召喚し、また強力な呪文や能力によって、その軍勢を危険から守ります。自分のライフを回復でき、対戦相手を無力化して、その間にとどめを刺すことも可能です。クリーチャーによる鉄壁の防御があるおかげで、対戦相手のクリーチャーからの攻撃はそれほど気にしなくて済みます。

白は防御の色ではありますが、いざという時は強力な一撃を喰らわすこともできます!

青:謀略と操作の色

青:謀略と操作の色

青は策略、論理、幻影の色です。青の魔法は攻撃からの回避や謀略などが中心となりますが、無限にあふれ出る叡智の元ではあらゆることが可能になります。たとえば、深海の奥深くから巨大なクリーチャーを呼び寄せたり、雲の中から軍勢を飛来させたりすることもできます。

青でプレイする場合、自分の、あるいは対戦相手のデッキをあなたが有利になるように操作できるようになります。より多くのカードを引けるようにもなるでしょう。そして対戦相手のクリーチャーを、戦場に出る前に排除したり、呪文を立ち消えにしたりすることも可能です。さまざまな飛行クリーチャーを召喚して大空を支配し、対戦相手がブロックするのに四苦八苦している間に、それらは相手側の防御クリーチャーの頭上を越え、勝利をもたらしてくれます。

対戦相手の戦略をかく乱し、自らの勝利へ導くのが青の特徴と言えるでしょう。

黒:死と力の色

黒:死と力の色

黒は死、野望、闇の色です。黒の魔法は死者を蘇らせたり、狂気を引き起こしたり、生者から生命エネルギーを吸い取ったりします。また、吸血鬼、ゾンビ、デーモン、その他の不浄なる闇の存在を召喚し、従わせることができます。

黒でプレイする場合、倒した対戦相手のクリーチャーを蘇らせ、味方として戦わせることもできます。そして対戦相手に手札からカードを捨てさせることで、それらが自分に対して使われる前にその脅威を取り除くことが可能です。殺すことが難しいアンデッドや、ブロックしにくい魔物、そして対戦相手の墓地から掘り起こしたクリーチャーの混成部隊で戦うことになるでしょう。

力を得るためなら代償を顧みず方法も問わない、それが黒の魔法です。

赤:炎と感情の色

赤:炎と感情の色

赤は自由、感情、衝動の色です。炎と稲妻で敵を殲滅、地震で大地そのものを引き裂きます。赤の軍勢は喧嘩っ早く、やや無鉄砲なところがありますが、滑空しながら敵を貪る巨大なドラゴンを呼び出すこともできます。

赤でプレイする場合、敵のクリーチャーであれ、プレインズウォーカーであれ、対戦相手本人も含めて、立ちふさがる者すべてにダメージを与えることになります。また、対戦相手のアーティファクトや土地を粉砕することも可能です。召喚できるものとしては、稲妻のように俊敏なゴブリンの群れや、空を覆い尽くすほど巨大なドラゴンが挙げられます。

赤の魔法は繊細でも知的でもありません。むき出しの力、そのものです。

緑:自然と生命の色

緑:自然と生命の色

緑は成長、本能、自然の色です。緑の呪文では小さなクリーチャーを巨大化させたり、戦場のマナを潤沢にしたり、敵のクリーチャーを捕食したりすることができます。緑の軍勢は、森に棲息する獰猛な肉食動物や巨大な野獣などで埋め尽くされています。

緑でプレイする場合、マナに事欠くことはないので、常に計画通り使えるでしょう。呪文はクリーチャーを強化するとともに、負けたと思われた時でさえ戦場に留まらせることを可能にします。緑の軍勢は、たとえブロックされても対戦相手を攻撃することができ、そのほとんどは強靭な怪物のため、やすやすと倒されることもありません。

自然の力を操って対戦相手に向かわせる、それが緑の魔法です。

デッキの組み方

デッキのパーツ

デッキのパーツ

構築できるデッキの種類やマジック における色の違いについてイメージができるようになったところで、早速デッキを組んでみましょう。

どのようなデッキを作りたいのか、考慮すべきポイントがいくつかあります。

基本的戦略は?
どのようにして勝つのか?
対戦相手の脅威に対して、どう対処するのか?
速攻(「アグロ」)デッキに対してのプレイの仕方は?

明確な答えは必要ありません。デッキに加えるカードを集めながら、こういったことを頭の片隅に置いておきましょう。

マジック 体験の中でも間違いなく面白い作業となるデッキ構築を大いに楽しんでください!

マナ・コストの分散 その1

マナ・コストの分散 その1

新しいデッキのカードを選ぶ際には、必ずそのマナ・コストを見るようにしましょう。マナ・コストが大きいほど、カードはより強力になっていきます。一方で、そうしたカードはかなり後にならないとゲームで使えないという側面もあります。デッキにはさまざまななマナ・コストのカードを入れたほうが良いでしょう。

マナ・コストを簡単にイメージする方法は、ゲームのターン数で数えることです。マナ・コストは、そのカードが使えるようになるまでに必要なおおよそのターン数を表しています。つまり、6マナ・コストを必要とするドラゴンは、6ターン目までは役に立ちません。逆にわずか1マナ・コストのゴブリンは即座に使うことができます。

よって、6マナ・コストのカードだけでデッキを構築することは可能 ですが、そうした場合、ゲーム開始から5ターンの間は何もできなくなります。対戦相手がその間に呪文を唱えたりクリーチャーを召喚したりした場合、たとえ大型クリーチャーを召喚できるようになったとしても、おそらく大変なピンチに陥っていることでしょう。
 

同様に、1マナ・コストのクリーチャーだけで占められたデッキは非常に攻撃的ですが、ゲームの後半ではあなたの弱い呪文は対戦相手の大型クリーチャーに対して見劣りすることは必至です。これらを分散させていくことが、いちばん賢いやり方です。

効果的な配分ができているかを確認するために、選んだカードをマナ・コスト別に重ねて並べてみましょう。まず1マナのカードを重ねて置き、その隣に2マナのカードを重ねて置く、という感じです。

並べ終わると、高コストのカードが多過ぎる場合はひと目でそれとわかります。目安として、1から4のマナ・コストのカードは、5マナ・コスト以上のカードより枚数が多くなるようにしてください。デッキによってはこのルールを無視できるものもありますが、ひとつの参考となるはずです。

デッキが少し「頭でっかち」と思われる場合、その中でいちばんコストが高いカードについて、本当にデッキに入れるべきなのか再考しましょう。カードを入れない決断が最良の結果を招くこともあります。

どんなカードが
使える? その1

どんなカードが
使える? その1

マジック をプレイする中でも最も楽しい瞬間のひとつは、新しく組んだデッキを他の マジック ・プレイヤー相手に試す時でしょう。全員が同じ条件で対戦できるよう、デッキ構築のルールが標準化されています。単に楽しむために、また競技においても、多くのプレイヤーはこのルールに従ってデッキを構築します。

まず1つ目のルールとして、デッキに含まれるカードは60枚以上でなければなりません。デッキに入れられるカードの枚数に上限はありませんが、最低60枚は必要です。戦略的な視点から言えば、デッキに入るカードの枚数は最低限となる60枚に近い枚数に抑えたほうが良いでしょう。結果的に、それがデッキの安定性を高めることになります。
 

2つ目のルールとして、同じカードはデッキに4枚ずつまでしか入れられません。つまり、たとえばあなたのデッキに《クローサの大牙獣 》が1枚入っている場合、あと3枚までそのカードをデッキに加えることができますが、《クローサの大牙獣 》が4枚入った時点で、それ以上加えることができないことになります。このルールの例外が基本土地です。《平地》や《島》、《沼》、《山》、《森》といったカードのことで、好きなだけ何枚でもあなたのデッキに加えることができます。

最後に、イベントによって使えるカードは マジック の20年間の歴史で登場したカードすべてという時もあれば、最新カードのみとなる場合もあります。どのような場所でプレイする場合でも、必ずゲーム開始前に、使用しても大丈夫なカードのセットなのかどうかを対戦相手と確認するようにしてください。マジックを始めたばかりの場合は、それほど問題にはならないと思いますが、念には念を入れましょう。

あとは、自分の作品であるデッキを戦闘の場に出すだけです!

ゲームの進め方

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