黒緑青コントロール・プロツアー『ニクスへの旅』版

更新日 Daily Deck on 2014年 10月 1日

By 中村 修平

 プロツアー中、至る所で見た光景の1つに、「お互いのライブラリーを公開しあっている」というものがありました。

 もちろん原因は《クルフィックスの狩猟者》。それだけなら微笑ましいものですが、ゲームが進んでいくとお互いの手札までわかってしまい、いささか冗長になってしまったというのもまた事実。良くも悪くも『テーロス』ブロック構築ではこの3マナのカードが環境を支配していたと言わざるを得ません。

 ですが、その天敵ともいえるカードを見つけ出し、使用したプレイヤーもいたのです。

 そのカードとは《悪夢の織り手、アショク》。

 ライブラリーの上の土地を掃きだし、ドローの質を高めるという《クルフィックスの狩猟者》の効果は、《悪夢の織り手、アショク》のライブラリー破壊で振り出しに戻されてしまいます。

 そして気をつけてほしいのは、「アショクの能力を使う選択権はアショクをコントロールしている側にある」ということです。

 《クルフィックスの狩猟者》でライブラリーの上が土地であるというのがわかっているなら、《悪夢の織り手、アショク》をコントロールしているプレイヤーはそのまま土地を引いてもらう、対戦相手をマナフラッドさせるという選択肢を取ることができるのです。

 クリーチャーが少ない純粋なコントロールデッキが《スフィンクスの啓示》とともに去ってしまったのなら、この謎のプレインズウォーカーの時代がやってきたのかもしれませんよ。


Josh Utter-Leyton プロツアー『ニクスへの旅』 / 『テーロス』ブロック構築

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