白黒アグロ(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2014年 11月 21日

By 中村 修平

 今週のテーマとして私が用意したのは、「アブザンとジェスカイに勝てそうな、それ以外のデッキ」でした。

 相手よりも重厚、そもそも速度無視、墓地利用という別のコンセプト。
 それとは別のアプローチとして、「目標のデッキに限りなく近いが、何かが少ない or 多い」というのもあります。

 とても古い話になりますが、カイ・ブッディが当時青単色が主流だった「イリュージョン・ドネイト」に赤を足してプロツアーを優勝したという話などは、この類型の「○○が多い」という話になりますね。
 チェコのプラチナ・プロ、マーティン・ジュザ/Martin Juzaがグランプリ・ストックホルムに持ち込んだのは、この類型の「○○が少ない」デッキ、アブザンから緑が少ないデッキなのです。

 色を足すメリットについては容易に想像ができると思います。
 単純に思いつくのは「違う色のカードが使える」「サイドボードが豊富にある」といったところでしょうか。

 では色を少なくするメリットとは。ジュザの白黒デッキを見る限り、それは

 の2つ。それにアブザンで見られたカードのスロット過多、「使いたいカードは多い一方で、スロットが足りずに仕方なく3枚や2枚差し」になっている部分の解消も。

 《包囲サイ》が抜けた分、ジェスカイに対してデッキの統一感で戦い。アブザンに対しても土地の立ち上がりがスムーズな同型として戦う。
 これも1つのアブザン、ジェスカイを倒す戦略でしょうね。

Martin Juza - Grand Prix Stockholm 2014

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