白赤ビートダウン(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2015年 1月 13日

By 中村 修平

 12月第1週に開催された「ワールド・ウィーク」。トッププレイヤーによる技術の競演、国別代表チームの熱い闘い、さらに劇的なトップデッキ決着。これぞマジックというのを存分に味わえた1週間でした。

 もちろんデッキリストもですね。
 トッププロや国別代表がこの日のために磨いてきたデッキの数々は、どれも週末のトーナメントで試してみたいテクニックにあふれています。
 今週はその中からスタンダードのデッキを紹介していきます。

 まずはサミュエル・ブラック/Samuel Blackが世界選手権に持ち込んだ白赤ビートダウン。
 原型については既に紹介済みですね。ブラッド・ネルソン/Brad Nelsonが組み上げたものがベースになっており、果敢クリーチャーとトークン生成呪文、それを火力と《岩への繋ぎ止め》でバックアップするというデッキでした。

 ですがそこにサム独自の味付けが入るとまた次のレベルへと進化します。

 なんと環境最強クリーチャー候補でもある《ゴブリンの熟練扇動者》を抜いて《ヘリオッドの巡礼者》が入っているのです。

 これには、《森の女人像》+《クルフィックスの狩猟者》パッケージとの戦いが多くなると予想されていた背景もあるかもしれません。《ゴブリンの熟練扇動者》は緑の横に並べる戦略には相性が悪くなりがちで、せっかくのゴブリン・トークンも毎ターン攻撃に向かって殺されるだけならば、いっそ違うカードに…というのは悪くない選択だと思います。

 代わりに得たのは、追加の《岩への繋ぎ止め》と《万戦の幻霊》。

 これによって従来の横並び一辺倒から、状況によっては《万戦の幻霊》による一点突破が可能になり、また別の持ち味があるデッキへと変貌を遂げたのです。

Samuel Black

世界選手権2014 / スタンダード
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