Lands(レガシー)

更新日 Daily Deck on 2015年 6月 2日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

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 私がスタンダードを始めたころ、《ギャンブル》というカードに私の心はくぎづけでした。《Demonic Tutor》は禁止カードに指定されており、また当時の私には《吸血の教示者》が手に入らなかったため、デッキから特定のカードを探してくるという点で《吸血の教示者》の次に優れた《ギャンブル》に注目したわけです。《ギャンブル》はわずか1マナでライフの支払いもなく、そして手札にカードがたくさんあれば、欲しいカードを手札に残すチャンスは十分にあるのです!

 今回ご紹介するデイヴィッド・ロング/David Longの「土地単」デッキにもまた、《ギャンブル》が採用されています。ですが彼は、スタンダードのときに私が使っていた方法とはまるで違う形で、このカードを使いこなしています。デイヴィッドのデッキリストを眺めてみても、彼が一体何を狙っているのか見つけにくいことでしょう。彼のデッキにはクリーチャーがなく、ほとんどが土地で占められているのです。

 このデッキのゲーム・プランは、土地と《壌土からの生命》を用いてカード・アドバンテージを得ることにあります。主な勝ち手段は《暗黒の深部》と《演劇の舞台》です(《演劇の舞台》で《暗黒の深部》をコピーすると氷カウンターが置かれないため、それを生け贄に捧げ20/20のマリッド・レイジを呼び出せるのです)。デイヴィッドは《ギャンブル》や《輪作》といったカードでコンボに必要なパーツを探し出します。探してきたカードが捨てられることになっても問題ない、という観点で《ギャンブル》を採用しているのは実にクールですね。そのまま探してきた土地が手に入ってもよし、墓地に落ちた土地を《壌土からの生命》で手札に戻してもよし、というわけです(ただし《安らかなる眠り》には気をつけてくださいね)。

 このデッキには他にも、厳しい状況を切り抜けるのに役立つクールな土地がたくさん採用されています。《The Tabernacle at Pendrell Vale》はクリーチャーに対処し、《Glacial Chasm》はダメージを防ぎ、そして《不毛の大地》は対戦相手の動きを縛りつけます。このデッキは使って楽しく、継戦能力も極めて高いものです。たとえ相手がマリット・レイジを除去し安心しても、それはあなたが土地を戻して再び生み出すまでの短い間のことでしかないのです。

David Long -「Lands」

レガシー
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