ボス・インパクト・スライ(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2015年 6月 8日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

Standard Super League」(リンク先は英語)の参加者であるトム・ロス/Tom Rossは、アグレッシブな赤いデッキをよく使うことで知られています。本日ご紹介するデッキは、そんな彼の最新作のひとつです。トムは「Standard Super League」の第4週をこの「インパクト・スライ」で戦ったのでした。

 マジック経験が10年未満の方は、もしかしたら「スライ」というアーキタイプを聞いたことがないかもしれません。「スライ」デッキとは、クリーチャーと火力呪文を低いマナ・カーブに集中させたアグレッシブな赤いデッキのことです。「スライ」という名前は、1996年にこのアーキタイプを最初に使ったポール・スライ/Paul Slighというプレイヤーにちなんでいます。「スライ」デッキの歴史をもう少し知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください(リンク先は英語)。

 デッキリストを見てみると、トムのデッキも「スライ」のアーキタイプにしっかりと沿っていますね。14枚もの1マナ・クリーチャーは、彼に1ターン目の動きを保証するでしょう。その一方で《かき立てる炎》のような強力な火力呪文も搭載され、高いマナ域での動きも多く持っています。

 《衝撃の震え》は、このデッキのすべてをまとめ上げる1枚です。赤いデッキはゲーム後半に息切れに陥りがちですが、繰り返し使えるダメージ源となる《衝撃の震え》は息切れを和らげる良い手段になるでしょう。もちろんトークンを生み出す呪文との相性も抜群ですが、このカードが本当に輝くのは「疾駆」を持つクリーチャーと組み合わせたときです。ブロッカーの一団に攻撃を阻まれていても、「疾駆」でクリーチャーを繰り出し攻撃しない、という選択はできます。《衝撃の震え》は「疾駆」でクリーチャーを戦場に出すたび対戦相手にダメージを与え、毎ターンこれを繰り返すことができるのです。これで相手はプレッシャーをかけられたまま「疾駆」クリーチャーを警戒して攻撃に出ることもできず、こちらは最後の決め手となる火力呪文を引き込む時間を稼げるわけですね。

Tom Ross -「ボス・インパクト・スライ」

スタンダード
Download Arena Decklist
ソーサリー (8)
4 ドラゴンの餌 4 軍族童の突発
インスタント (11)
4 稲妻の一撃 4 かき立てる炎 3 乱撃斬
エンチャント (2)
2 衝撃の震え
土地 (21)
21
60 カード

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