赤緑トロン(モダン)

更新日 Daily Deck on 2015年 6月 11日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 戦場に揃った3枚の「ウルザ・ランド」。これらは合わせて「ウルザトロン」、略して「トロン」と呼ばれます。《ウルザの塔》、《ウルザの魔力炉》、そして《ウルザの鉱山》の3枚は、強烈なマナ・アドバンテージをもたらします――3枚の土地で、7マナを生み出すのです。モダン・フォーマットの範囲ははるか2003年までに及び、そして3枚を揃えるのに最適な手段もあります。デッキからあらゆる土地を探し出す《探検の地図》と《森の占術》は、このデッキの鍵と言えるでしょう。これらを1枚引き込めば、3ターン目に「トロン」を完成させることもできるのです!

 では、そうして生み出される大量のマナで何をするのでしょうか? このデッキの主な勝ち手段となっているのは、《ワームとぐろエンジン》です。色マナを必要としないこのカードは唱えやすく、また対処が極めて難しいものです。除去を差し向けることはできますが、それがクリーチャーを追放するものでなければ、2体のワーム・トークンが残ってしまうのです。《ワームとぐろエンジン》ではゲームを決めることができない場合は、《引き裂かれし永劫、エムラクール》が対戦相手を倒す最高の手段となってくれるでしょう。かなりコストの重いカードですが、《ウギンの目》などを活かせば比較的プレイしやすいはずです。

 「赤緑トロン」は、《忘却石》や《精霊龍、ウギン》といった強力な無色の全体除去でゲームをコントロールします。とりわけ私は、《精霊龍、ウギン》がモダンで使われているのが嬉しくてたまりません。普通なら、コストの重いプレインズウォーカーはモダンの速さについていけません。しかし「トロン」デッキでなら、早ければ4ターン目に唱えることが可能なのです。

 このデッキは実に強力で、安定性も高いものです。《塩まき》や《溶鉄の雨》をサイドボードに仕込むモダン・プレイヤーは多くないため、「赤緑トロン」は大会へ持ち込むのにぴったりなデッキと言えるでしょう。そう判断したアリ・アイントラージ/Ali Aintraziは、先週末コロンバスで行われた「StarCityGames Invitational」にてこの「トロン」デッキを操り、見事優勝を果たしたのでした。

Ali Aintrazi -「赤緑トロン」

モダン
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