黒緑戦士(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2015年 6月 16日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 本日ご紹介するデッキは、普段はそう見られない一品です。スタンダードで「戦士」デッキを組むときに私が真っ先に思い浮かべるのは、黒と白の組み合わせです。しかしdozoriaは、Magic Onlineにて異なるアプローチで戦士と向き合い、黒緑で組み上げた「戦士」デッキでデイリー・イベント全勝を果たしたのでした。

 私がFFL(フューチャー・フューチャー・リーグという、スタンダードで行われる社内リーグ戦)に向けて組んだ最初のデッキのひとつが、「黒白戦士」でした。中でも私が最も注目していたカードが《血顎の狂信者》です。このカードは、私から見て非の打ち所がないものでした。これは3マナで3/3というアタッカーとして悪くない性能に加え、クリーチャーを生け贄に捧げることで対戦相手に止めを刺すこともできます。なんて素晴らしいんでしょう!「戦士」デッキは十分に力のあるデッキなのですが、現実世界のスタンダードで活躍できていないのは残念なことです。

 このデッキが持つ相互作用の中でもひと際クールなのは、《棲み家の防御者》と《夜の咆哮獣》の組み合わせです。このデッキには《サテュロスの道探し》や《神々との融和》といった、墓地を肥やす働きをするカードが採用されています。そのため《夜の咆哮獣》をクリーチャーに「授与」することでそのクリーチャーを強大な脅威に変えることができるのですが、それでもまだブロックでしのがれる可能性があります。しかし《棲み家の防御者》は、「これよりパワーの小さいクリーチャーではブロックできない」というユニークなブロック制限能力を持っています。つまり、《棲み家の防御者》のサイズが大きければ大きいほど、ブロックしにくくなるのです。ゲームが長引いて墓地が十分に肥えたら、《夜の咆哮獣》を《棲み家の防御者》に「授与」してやればそれでゲームが終わるでしょう。

 《棲み家の防御者》もまた「戦士」であるため、《血顎の狂信者》で生け贄に捧げることができます。何らかの理由で《棲み家の防御者》が対戦相手を仕留め切れなくても、《血顎の狂信者》がライフを減らして止めを刺してくれるでしょう。

 《宮殿の包囲》もまた、このデッキでは面白い役割を持っています。このデッキの主な勝ち手段は《棲み家の防御者》と《夜の咆哮獣》のコンボですが、《宮殿の包囲》を「カン」モードで戦場に出せば、墓地に落ちたり対戦相手の除去にやられたりしたそれらを取り戻すことができるのです。一方「龍」モードの方はカード・アドバンテージをもたらすものではありませんが、ゲームが長引いたときに素早いクロックを生み出し、そのゲームを確実に押し切る助けになるでしょう。

dozoria -「黒緑戦士」

スタンダード
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