むかつき(モダン)

更新日 Daily Deck on 2015年 6月 18日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 先日行われたグランプリ・シャーロット2015の記録をあたると、そのトップ8デッキリストは私がこれまで長い間見続けてきた中でも最も多様性に満ちたものでした。「青赤双子」や「バーン」などトップ8常連のデッキはもちろん見受けられますが、「エルフ」や「《御霊の復讐》」といったデッキも入賞しているのです。本日ご紹介するのは、同じくトップ8に入賞した、モダン・フォーマットで最も純粋にコンボを追求するデッキのひとつです。「双子」や「アブザン・カンパニー」のようなモダンのコンボ・デッキの大半は、コンボ以外にもクリーチャーによる攻撃で勝利する手段を持っていますが、「《むかつき》」デッキが持つ勝ち手段は、コンボ以外にないのです。

 さて、このデッキはどのように動くのでしょう? こういったデッキを文字で説明するのはとても難しいですね。このデッキにはクリーチャーがなく、マナ加速をするカードと、そして「あなたがゲームに負けるのを防ぐ」カードがいくつか採用されています。それでどうするのでしょう? まずは、《天使の嗜み》や《ファイレクシアの非生》で、ライフが0を下回っても敗北しない状態を確保します。ゲームの敗北がなくなったら、続いて《むかつき》を唱えます。するとライフが0を下回っても敗北しないため、《むかつき》でいくらでもカードを引けるのです。基本的には、《むかつき》が通ればライブラリーすべてを引き切ることになります。ライブラリーすべてを手札にしたら、《稲妻の嵐》を撃ち込みます。この呪文を唱えるのに必要なマナは《猿人の指導霊》でまかない、そして手札の土地をすべて注ぎ込み対戦相手に致命的なダメージを与えるのです。

 このコンボは安定感抜群ですが、妨害が簡単という面もあります。このデッキではマナ加速をする呪文が鍵となるため、《五元のプリズム》や《睡蓮の花》に頼る場合は《古えの遺恨》のようなアーティファクト除去にかなり苦しめられることでしょう。その一方で《否定の契約》が引き込めれば、打ち消し呪文によって妨害されることはほとんどなくなるはずです。

Darien Elderfield -「むかつき」

モダン
Download Arena Decklist
クリーチャー (4)
4 猿人の指導霊
ソーサリー (8)
4 血清の幻視 4 手練
アーティファクト (8)
4 睡蓮の花 4 五元のプリズム
エンチャント (3)
3 ファイレクシアの非生
60 カード

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