
早稲田大学のシンボル、大隈講堂を見つめる大隈銅像。
早稲田大学の学生はほぼ全員読んでいるといっても過言ではない雑誌があります。なんだと思いますか? それが通称マイルストーンこと「Milestone Express」。あらゆる科目やゼミの単位の取りやすさや内容の面白さ、サークル紹介などがびっしり載っており、早大出身の筆者も在学中はたいへんお世話になりました。
このたびは、その編集部に特別協力をいただきマジック体験会を開催するところへお邪魔しましたので、その様子をご紹介しましょう。

「Milestone Express」は年1回発行。500ページ超の分厚さにグルメ情報の付録小冊子もついてたった500円。大学近辺の一般の書店にも平積みされており、発行部数はなんと3万近く。そのほか不定期刊行のフリーペーパーも出ています。
●マイルストーン編集会・マジック体験会の風景

大隈銅像の後ろに建つ11号館のラウンジで開催。新歓時期なので学生がたくさんいました。

広報・格内も一緒にプレイ。お相手はカードゲームが初めてという1年生のワセジョで、
「RPGは好きなので、剣と魔法の世界観が親しみやすかった」とのことでした。

経験者が何人かいて、体験用ハーフデッキに同封されているルールを使ってルールを説明します。
みんな覚えるのが早い!

満を持して緑の巨大クリーチャーを出したら……「カウンター!」「えーっ!!!」

講義の合間に新入生たちが入れ替わり立ち替わり参加し、「小学生のころにちょっとカードゲームやってたけど、
久しぶりにカードに触ったらすごく懐かしかった」といった感想をくれました。

慣れてきた上級生たちは、2つのハーフデッキを混ぜて2色デッキを作って対戦中。
「思ったよりずっと楽しくて、ハマったら時間が溶けちゃいそう(笑)」

これを機にエントリーセットを購入した幹事長(左)が、前幹事長(右)のイベントデッキと
本気でバトルしていました。

段ボールに入ったハーフデッキから、好きな色を選んで対戦!

編集長の佐甲彬さん(右)と、幹事長の山本哲史さん(左)
編集長によると、マイルストーン編集会の中にカードゲームを遊ぶ内部サークルがあるようで、マジックをもとから知っていた人が半分、初めて遊ぶ人半分くらいの割合で制作の合間にコミュニケーションツールとしてワイワイ楽しくマジックを遊ぶようになっているそうです。
マジックの良さは「バランスが取れていて奥が深い」ことだとおっしゃっていました。また幹事長は、「できているデッキで遊ぶだけでもいいけれど、エントリーデッキを改造したり、ブースターパックを1つだけ買って基本土地を足して対戦するなど、あまりお金をかけなくてもいろんな遊び方ができるところがいい」とのことでした。
皆さん、これからもどんどんマジックを楽しみつつ、サークル内での交流を深めてくださいね!