『マジック基本セット2015』みんなが選ぶトップ3!

更新日 Feature on 2014年 7月 11日

By 金子 真実

 さぁさぁ暑い夏がやってまいりました! いや~ここんとこ、本当に熱いですね!

 や、気温の意味でももちろんですが、マジック的にもこれから暑い夏が来ます! 『マジック2015』の発売、プロツアー、そしてグランプリ・神戸2014と盛りだくさんのこの夏、まずはトップバッターの『マジック2015』!

 今回は、前回のクロスレビューに引き続き「マジックには詳しい」三名の方々に、この『基本セット2015』からオススメの3枚を選んでもらい、がっつりと語っていただきました!

 それではさっそくいってみましょう!


鍛冶 友浩の場合

 通称『世界のKJ』。世界的な認知度の高いデッキビルダーであり、現在はトーナメントシーンの一線を退いてはいるが、多くの練習とレベルの高い理論により、数々のプレイヤーから信頼を得ている。

 主な戦績は、プロツアー・チャールストン2006優勝・世界選手権2005トップ4を含むプロツアートップ8入賞3回、グランプリ・北九州2005優勝など。

 最近はプロツアーでのニコニコ生放送の司会や、グランプリなどで日本公式カバレージチームのリーダーも務める。

1位 《世界を目覚めさせる者、ニッサ

 プレリリーストーナメントを間近に控え、次の基本セット2015のカードが出揃ったわけだが、皆さんカードリストにはしっかりと目を通されただろうか? カードの強さを評価するには実際に使ってみないと案外わからないものだけれど、それでも今回のトップレアになる可能性を秘めていると感じたのが、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》だ。

 能力を使いこなすには緑単色気味の構成、つまり相当数の《》を入れなければならないが、2つ目のアンタップの対象が揃えばプレインズウォーカーを差し引き1マナで唱えることができる。さらに、次ターンからは一気に9マナ以上へとジャンプできるので、どんな重たいカードでもマナに困ることは考えられない。正直、何らかのエルドラージがゼンディカーブロックから再録されていればよかったのにとすら思えるレベルだ。また、手札を使い切ってしまったり、土地が余っている場合にも戦場に戦力を簡単に追加できるのが素晴らしい。たまに勘違いされている人もいるのであえて書いておくが、自分のターンが来る前からコントロールしている土地をクリーチャー化させた場合には、そのターン中に攻撃することも可能だ。奥義については、すでに先の[+1]で十分強力なので言及しないけれど、ぜひともこのカードには活躍してもらいたい。

2位 《軍事情報

 先に挙げたニッサは、浅原さん、射場本さんも選んでいるのではないかと思うが、次に気になったカードというのが《軍事情報》。これは恐らく二人は選ばないのではないかと思い、逆にここで紹介したいと思った。何よりも唱えるマナコストが軽く、一度エンチャントすれば、攻撃時に条件を満たす限り各ターンに追加のドローが頂ける。

 例えば、《変わり谷》をコントロールしていれば、戦場に出して置かなければいけないクリーチャーはあと1体だけだし、他にも再録された《急報》などのトークンで条件を満たすのもよし。だが、まずは青単色の信心デッキでも使い勝手を試されるのではないだろうか。

 色は違ってしまうが、同じセット内に《ゴブリンの熟練扇動者》というまさに一緒に使うとドローし放題な3マナのゴブリンがいるが、さすがにトーナメント・レベルではお目にかかれないだろう。ちなみに、《船団の出航》を唱えてトークンを出す場合、トークンはこのカードのドロー条件にカウントできないので注意しよう。

3位 《再利用の賢者

 ついにエルフの進化もここまで来たか、と感じさせてくれたのが《再利用の賢者》だ。モダン環境をご存知の方なら《出産の殻》や、同時に再録された《召喚の調べ》から《調和スリヴァー》が出されているのを何度も見かけたことがあるだろう。それがなんと単色でパワーを+1したものに置き換えられるようになるとは驚きだ。これはスタンダードよりも広いフォーマットでこそ感じられる違いかもしれない。

 スリヴァー同様、戦場に出る際に一仕事してくれるので、クリーチャーとして残ったフリー2/1をどう使おうがすでに役割は十分に果たしてくれている。さらなる大きな《召喚の調べ》のために召集のコストとなったり、はたまた相打ち用のブロッカーになったりと、使い道には困らないだろう。しかし、このセットにはクリーチャータイプの関係する面白いカードがいくつもあるので、古いシナジーとの新しい発見はないものだろうか。

『基本セット2015』総評

 今回の『基本セット2015』で個人的に気になったのが、アーティファクトに関するカードたちだ。新しく登場した《アーティファクトの魂込め》や《主任技師》に、再録した《爆片破》、《ダークスティールの城塞》といった面々は、直接今のスタンダードに影響を及ぼすわけではないが、過去のセットを使ったフォーマットや、先のセットで登場するものと関連があるのかも、と注目せずにはいられなかった。また、デザイナーの名前がテキスト欄に書かれたにも興味深いカードが多く、今年の殿堂投票の対象者にもなっているJustin Garyが作った《霊魂の絆》や、一度使ってみたいと思わせられた《強引な採掘》など、デッキ構築へ駆り立てるものが多く、リストを何度も読み返してしまった。

 また、『基本セット2014』に引き続き、スリヴァーも新しく登場したので、今度こそデッキになってほしいと思う。また、再登場したキーワード能力の「召集」も環境に影響を与えるかもしれないが、こちらは構築よりもむしろリミテッドで楽しむことになるだろう。どちらにしても、8月1日から開催されるプロツアー『マジック2015』が楽しみだ。


射場本 正巳の場合

 通称『しゃば』。日本で初めて開催されたグランプリ・東京1997でベスト8に入賞するなど、黎明期から現在まで長きにわたりマジックを愛し、支え続けてきた人物。

彼の作成したコンボデッキ『ピットサイクル』は、「マジック史上最も美しいコンボデッキ」と称された。現在はシアトルのウィザーズ・オブ・ザ・コースト社開発部に在籍し、主として『デュエル・マスターズ』の開発に携わりながら、「統率者戦」などでマジックをカジュアルに楽しんでいる。

1位 《巣主スリヴァー

 『基本セット2015』には新たな伝説クリーチャーが6体存在する。《練達の変身術士、ジャリラ》や《放浪の吟遊詩人、イーサーン》など統率者として使えそうなカードもたくさんある中、ひときわ僕の目を引きつけたのがこの《巣主スリヴァー》だ。本来5色伝説生物はすべてのカードが使えるようになるだけあってうかつに新しいものを作れないはずなのだが、単独で4種類目の伝説生物を与えられたということにスリヴァーという種族に対する愛をひしひしと感じる。

 破壊不能とはいえそのままでは5回攻撃しなくてはならないうえに回避能力も何もないので、普通に考えれば各種スリヴァーで強化することを前提としている。逆に破壊不能に着目するなら神大集合のようなデッキの統率者になれる可能性もなくはないだろう。

 『基本セット2015』にはこの他にも各色に新スリヴァーがいて、どれもリミテッドなら単体で使って悪くない性能だ。特に《束縛スリヴァー》や《毒牙スリヴァー》は普通に強いので、スリヴァーともう片方のピックで迷ったらスリヴァーを優先したほうが後々化ける可能性は高い。8人ドラフトならアンコモンは意外と出るし、飛びぬけて強すぎないので初手で取られることは少ない。また、レアではあるが、ドラフト中の早い段階で《スリヴァーの巣》を見かけたら思い切ってピックしておくと意外と役立ってくれるのでおススメだ。何よりドラフトでスリヴァーデッキが作れたら楽しいじゃないか!

2位 《世界を目覚めさせる者、ニッサ

 旧ニッサ(《ニッサ・レヴェイン》)と言えば可愛いけれどプレインズウォーカーとしてはやることが可愛いすぎ、それこそティボルトとともに残念プレインズウォーカーと呼ばれても仕方ないレベルだった。プレインズウォーカー全員を入れたデッキを愛用する同僚のジェームスをして、ニッサのために《ニッサに選ばれし者》をデッキに入れるのが苦痛と言わしめるほど(そのせいでノンクリーチャープレインズウォーカー単にできないのだ!)。

 しかし、何が彼女を変えたのか、今回は他のプレインズウォーカーがおとなしめな中で一人気を吐いている。きっと《ニッサの探検》で何か得るものがあったのだろう。

 [+1]で森4枚アンタップは初代ガラクもびっくりな性能だ。実質1マナで出るどころか、マナ2倍が跋扈する統率者戦ならむしろマナ増えちゃう。そうでなくても次のターンに10マナリーチとあれば《歯と爪》双呪でも《原初のうねり》でも唱えることができる。

 だいたいそこまで長引くことはないかもしれないが、奥義もきっと気持ちいいこと間違いなし。《倍増の季節》からの奥義発動は脳汁溢れまくりだ。下手に速攻を持ってないところがまた可愛さを残している。ぜひ奥義発動の後に《神の怒り》を受けてひざからガクッといってみたいもんだ。

 こんな強さと可愛さを兼ね備えた新ニッサ、ぜひデッキに入れてその魅力を確かめてほしい。きっと明日にはジェームスのデッキも一新されていることだろう。

3位 《珊瑚の障壁

 どことなく《歌鳥の売り手》を思い出すスペックだが、こっちはタフネス+1で防衛もち!そりゃ防衛あれば殴れないけど、だからといって侮るなかれ。超個人的理由でちょうど今作ってる統率者戦用壁デッキにぴったりなのだ!ビバ防衛!(しかし同じセットに収録された《包囲ドラゴン》だけは許せない)

 しかしながらなぜにイカトークンになってしまったのか!? 初めてドラフトのプレイテストに参加したときにも目を疑って本当にイカトークンなのか確認してしまったほどだ。その親玉のような《地割れ潜み》といい開発部の誰かはよっぽどイカが好きと見える(本当はセット内のトークンの種類をそろえなくちゃいけないからなんだけど)。

 また、『基本セット2015』の青緑は自軍クリーチャーを手札に戻す動きを得意とするので187生物(場に出た時に何らかの効果が発生する能力を持つクリーチャー)であること自体貴重な存在だ。青をやるならも《霜のオオヤマネコ》ともども確保しておきたいコモンだと言える。また、緑側に多い召集能力をサポートできる点も見逃せない。《ウルドのオベリスク》につないでイカと宣言したらさぞかしかっこよいだろう。きっとかの古の導師なら高らかにこう告げるはずだ「さあ、デッキを作ってみよう!」と。

『基本セット2015』総評

 今回の新規カードは統率者的に興味深いものばかり。選場なかったカードの中にも《静翼のグリフ》や《再利用の賢者》のような手堅いカードも多く、《屍術士の備蓄品》と《アンデッドの剣闘士》のようなグッドシナジーも見受けられる。《戦列への復帰》など純粋に構築欲を掻き立てるものや、《解き放たれし者、オブ・ニクシリス》のように「何でシャッフルしてやろう、《朝の歌のマラレン》か?」と考えるだけでニヤニヤしてしまうものもあり、この時期の統率者熱は上がる一方だ。

そして統率者プレイヤーにとっては再録のラインナップもありがたい。《召喚の調べ》や《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》のようなよく使うカードや、《女王スズメバチ》のような入手困難なカードが再録されたことは大きい。コンスピラシーのときもそうだったが、最近のセットは非常によく統率者戦などのカジュアルプレイヤー需要を満たそうとしてくれているのが好印象だ。

 つまるところ『基本セット2015』はマジックを始めたい人にだけでなく、統率者を始めたい人にも優しいセットだといえるだろう。ぜひ、堅苦しく考えずにとりあえず気軽に統率者デッキを作ってみてもらえたらと思う。


浅原 晃の場合

 通称『エーツー』。強豪プレイヤーにして、デッキビルダー・ライター。主な戦績は、世界選手権2005・世界選手権2008トップ8、グランプリ優勝2回、「The Finals」2連覇など。

デッキブランド「G.o.D.(God of the Deck)」、「みのむしぶらりんしゃん」などで有名。噂によると、今回収録されたとあるプレインズウォーカーが大好きだとか……?

1位 《世界を目覚めさせる者、ニッサ

 吾輩はニッサに選ばれし者である。名前はエーツー。かつての《ニッサ・レヴェイン》と言えば、《荒廃稲妻》で焼かれ、《血編み髪のエルフ》で殴られ、良く見ると、手札に《ニッサに選ばれしもの》が勢ぞろいと、吾輩も良く薄暗いところでニャーニャー泣いていたのだが、そんな、ニッサとの思い出も今となっては過去のこと。ついに……ついに、ねんがんの新ニッサが登場した。

 しかも、そのスペックは優秀かつ能力も格段に使いやすい。特にマナ加速能力は自身の登場の隙を補う上、その後の爆発的なマナを生み出すのに貢献できる優れものだ。そして、これで、今まで恵まれた境遇とは言えなかったニッサが見直されて、みんなも使ってくれるだろうと考えると、うれしさもひとしお……と思ったら大間違いだ! 《ニッサ・レヴェイン》を手にかつて世界選手権に参加したものとして、ここで手のひらをくるっとしてくる新参どもには世界の厳しさを教えてやらねばなるまい。《世界を目覚めさせる者、ニッサ》+《鎖のヴェール》+《ラル・ザレック》の無限コンボを食らってニャーニャー泣くがいい! ニッサを一番うまく使えるのは誰か教えてやるゾッ!

2位 《リリアナ・ヴェス

 マジック界のイノベーションと言えば、プレインズウォーカーの登場だろう。そして、僕はローウィンで登場した初代のプレインズウォーカーのデザインがとてもとても好きである。特に《リリアナ・ヴェス》と《ジェイス・ベレレン》の2枚が好きで、こいつらはいつ再録されても良いぞという気分で一杯だった。そんな気持ちを汲んでくれたのか、今回収録されたリリアナは初代の《リリアナ・ヴェス》。シンプルながら、黒という色の役割を体現した能力からは、強さに加えて美しさすら感じさせるのは、これは、僕がこのカードに思い入れがあるからだけではないだろう。無論、黒の巨匠と言われたフジケンこと、藤田憲一氏もご満悦に違いない。

 ちなみに初代ではリリアナとジェイスは能力的にも抜群のシナジーが含まれており、仲の良さを感じさせたが、今回の新ジェイスとのシナジーはあまりないのにはちょっと物悲しく感じざるを得ない。こんなことになるなら、初代ジェイスも再録してよと思わなくもないが、ガラクもあんな通り魔みたいな奴になってしまったし、時代の流れとは恐ろしいものなのかもしれない。そうそう、フジケンさんどこかで元気にしてるかなぁ。でも、このカードが出れば元気にしてそうだ、そう、この《リリアナ・ヴェス》ならね。

3位 《起源のハイドラ

 緑のマナ加速系デッキの起こりやすい現象として、マナ加速ばっかり引いてしまう「何も出すものがないんだが?」現象がある。そんなとき、大抵のプレイヤーは「早く来てくれっ、間に合わなくなっても知らんぞッー!」と心の中で叫んでいるだろう。というか、実際、僕も良く叫んでいる。これはもちろん妖怪の仕業……ではなく、デッキ構造的なロジカルな問題。しかし、そんな問題を相対的ながら、解消してくれるのがこのハイドラだ。

 マナフラッドしているときに、ただ、デカいだけのそこら辺のハイドラを引いても除去やカウンターで終わりだが、このハイドラならば唱えたときに量子的に何かを引き連れてくれるためただでは死なず、そして、カウンターにも強い。特に《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》などのプレインズウォーカーを探しつつ直接戦場に送り出せるのは、この量子型のハイドラにしかなしえないトンネル効果的な所業。ひとたび、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》が着地すれば、その豊富なマナを利用して、さらに強大なハイドラを送り込むことすらできるのだ。神はサイコロを振らないというが、このハイドラならば、神も納得して戦場に送り出すことができるに違いない。

『基本セット2015』総評

 この『基本セット2015』はこれから1年間の基本となるセットと言うだけでなく、次のブロックへの橋渡しという意味がある。個人的には次のセットとの関連を考えて見ていくのも基本セットの楽しみの一つだ。ドラゴンやアーティファクトに関連したカードがあるのは、次の大型エキスパンションである、『タルキール覇王譚』がどういうセットであるかを意味しているのだろう。

 いや、むしろ、イカが多かったり、スリヴァーがフィーチャーされていたり、ニッサが居るのもやはり次のブロックと関係があるに違いない。となると、次のセットはイカとドラゴンとスリヴァーだらけの世界でサルカンとニッサがバトルする、そんな気がしてならない。少年たちよ それまでの間、しばし、この『基本セット2015』で楽しむとしようじゃないか。


 いかがだったでしょうか?皆さんそれぞれ個性的に、がっつり語っていただきました!

 さて、せっかくなんで私も1枚、好きなカードを選んでみました!

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト かねこの場合

小走り破滅エンジン

 小走り破滅エンジン。小走り破滅エンジン。小走りで破滅なエンジン。カードとしての強さをまず横に置き、まずはフレーバーテキストに注目です。

「狂気の発想、悪意の傑作。」

 すごいです。カッコイイです。ちょっと色々こじらせちゃったんじゃないかってくらいカッコイイです。これ、この構築物を作った人がこんなコメントつけちゃったんですかね。将来彼の黒歴史になったりしないですかね。それだけが心配です。でもほんとカッコイイと思います。少なくとも私はゾクゾクします。で、そんなカッコイイ「破滅エンジン」が、何故か「小走り」しています。きっと本当に作りたかったの、単に「破滅エンジン」だったと思うんです。じゃあなんで「小走り」?全力で走らせろよ!

 いや、とはいえ、「小走り」なのに、能力は十分凄いです。アーティファクト、つまり何色でも使える無色でありながら、6マナ6/6という合格スペック。もちろんそれだけじゃありません。「パワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない」という擬似回避能力は、構築環境においては見た目以上にブロックされません。特に、《木彫りの女人像》や《エルフの神秘家》といったいわゆる「マナクリーチャー」にブロックされないのはかなり大きいですね。多くの巨大クリーチャーが回避能力を持たなかったばかりにブロックされて悲しい顔をしていましたが、こいつはそんなことはありません。さらには「死亡したとき、対戦相手に6点のダメージを与える」という能力。対処しなきゃいけないスペックを持っているのに、対処してもダメージを受けてしまうというこの理不尽。強い!

 じゃあ、なんでこんなに強いのに本気出さずにあくまで小走りなんでしょうか?これには同じく『基本セット2015』にて再録された《爆片破》辺りも関係あるかもしれません。そりゃ喜び勇んで盤面に登場してみたら、「相手のライフ11割ってるからすぐに《爆片破》するねー!」とか言われたらグレるってもんです。

 このエンジンが小走りをやめて全力ダッシュしたら、破滅どころでは済まないのでしょう。まだ全然本気だしてない。きっと。おそらく。そんな小走り破滅エンジンが大好きです。

おわりに

 いかがだったでしょうか? みなさんが気になっていたカードは含まれていましたか?

 今回は前回のクロスレビュー形式ではなく、それぞれのランキング形式で選んで頂きました。これまた選ぶカードが分かれてなかなかおもしろい結果になったと思います。そして全員が選んだ《世界を目覚めさせる者、ニッサ》の活躍は果たして!? もちろんどれが正しいという話でもないので、これからの『基本セット2015』の動向に目を光らせましょう!

 それではみなさんもご一緒に、「Crack-a-Pack!」

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