金子と塚本の「勝てる!マジック」 第2回:初陣

更新日 Feature on 2015年 2月 16日

By 塚本 樹詩

前回の勝てマジ!

マジックの大きな舞台を目指すべく、強くなるためにウィザーズ・オブ・ザ・コーストの門を叩いた塚本。「まずはともあれ『マジック』を楽しく遊んでみて、足りないものを見極めてみましょう。」と金子に言われ、さっそく『マジック・リーグ』に参加するべくカードショップを訪れていた……。


 神奈川県のカードショップ「ビートダウン」前。塚本は「マジック・リーグ」に参加するためにこのお店に来た。

塚本「金子さんからの指令で武者修行に来たぞ!」

 お店に入り3パックを購入し、リーグ戦の準備を始める塚本は金子さんの説明を思い出していた……!

塚本の心の中の金子「塚本さん!『マジック・リーグ』のことを思い出してください!
 いいですか?『マジック・リーグ』っていうのは、3パックから気軽に始められるカジュアルリミテッド戦です。最初は3パックで30枚以上のデッキを構築します。勝てなくても、3回負けるたびに1パック追加が可能なので安心です。」

塚本「よーし、リーグ戦のルールも思い出したことだし、まずはパック開封だ!」

塚本「さっそくデッキを組むぞ!……でもまだ金子さんから何も教わってないな……
 ここは自分を信じて構築だ!」

 数分後……

塚本「できたぞー!さっそく対戦だ!」

 最初の対戦相手はニヘイさん。

塚本「よろしくお願いします!」

 1ゲーム目。2ターン目に出された《谷を駆ける者》に序盤からペースを握られ負け!

 2ゲーム目。手札に恵まれずに2回マリガンしてしまい、産まれたての小鹿のようにプルプルしているところをまたもや現れた《谷を駆ける者》に押し込まれ負け!

塚本「ありがとうございました!」

塚本「最初から勝てるほど甘くはないか! 切り替えて次を頑張ろう!」

 次の対戦相手はマサキさん。

塚本「よろしくお願いします!」

 1ゲーム目。《増え続ける成長》で自分のクリーチャーを強化して攻めるも《頭巾被りのハイドラ》の苗木トークンに時間を稼がれて、《宮殿の包囲》の「龍」のモードにライフを吸い尽くされ負け!

塚本「かーっ! あと1点のところまで頑張ったのに! かーっ!」

 2ゲーム目。マサキさんの毎ターン唱えるカードが強すぎて手も足も出ずに負け!

塚本「1回も勝てなかった……金子さん……金子さあああああああん!」


 次の日、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト東京オフィス。

塚本「金子さん! リーグ戦で1回も勝てませんでした!」

金子「お疲れ様です、残念でしたね……。で、どんなデッキになったのですか?」

塚本「デッキですか? こんな感じです。自分ではまぁまぁだと思うのですけど、どうですかね?」


ばばばーん!

金子このデッキを作ったのは誰だぁ!!

塚本「ひっ!」

金子「……なんて冗談は置いておいて、もちろん『マジック』は自由に楽しめば良いのですが、この企画は『勝てる!マジック』です。というわけで、少し勝ちを目指してみましょう。

金子「まず……なんですかこのデッキ枚数は! 『マジック・リーグ』なら30枚でいいんですよ? 60枚って、スタンダードですか!?」

塚本「だって……仲間外れは可哀想じゃないですか……。」

金子「独りぼっちは寂しいもんな……ではなく! デッキ構築は人間関係じゃないんですよ! 土地の配分も各基本土地4枚ずつって!」

塚本「綺麗ですよね!」

金子「確かに綺麗ですけどね! リミテッドの場合は、開けたパックの中から色を絞ってデッキを構築したほうが強いデッキになりやすいですよ!」

塚本「金子さん……さっきから『スタンダード』とか『リミテッド』とかそれ何ですか?」

金子「……そういえばまだ『フォーマット』については何も教えていませんでしたね……ということで、まずはそのあたりを詳しくお話しましょう。」

塚本「やったー!」

金子「そもそもマジックにはですね、『フォーマット』といわれる、イベントを行うとき・デッキを作るときの決めごとがあります。イベントのフォーマットは、主にリミテッドと構築に二分されるんです。こんな感じですね。」

構築:プレイヤーは事前にデッキを準備し、それを用いて対戦します。

リミテッド:プレイに用いる物品はすべてイベントの間に提供されます。

塚本「なるほど、構築ならば自分でデッキを用意しておくし、リミテッドならばその場で開封したパックでデッキを組むんですね。」

金子「そうなんです。今回、塚本さんに参加していただいた『マジック・リーグ』は、カジュアル・リミテッド戦ですね。だから、その場で開封したパックでデッキを組みましたよね?」

塚本「なるほどなるほどー。構築とリミテッドの中にもまた色々決まりがあるんですか?」

金子「はい、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストは、以下のフォーマットを一般認定フォーマットとしています。」

構築

  • スタンダード
  • ブロック構築
  • モダン

エターナル構築

  • ヴィンテージ
  • レガシー

リミテッド

  • シールドデッキ
  • ブースタードラフト(個人戦、双頭巨人戦のみ)
  • ロチェスタードラフト(3人チーム戦のみ)

塚本「な、なるほど、こんなにいっぱいあるんですね……!」

金子「それでは次回、これらの『フォーマット』について説明していきましょう!」

塚本「楽しみだぞー!」

 続く!

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