「代用カード」や「プレイテスト・カード」、「偽造カード」という用語は、プレイヤーやマジック・ファン、イベント主催によってさまざまな文脈で使われています。本記事は、それらの用語のウィザーズ・オブ・ザ・コーストによる定義と、それぞれに対する私たちの考えを明確にすることを目的としています。それらがときに混乱を呼ぶことを、私たちは把握しています。

ここで改めてはっきりさせておきましょう。

私たちの公式ポリシーは、特に認定イベントにおいて適用されます。認定イベントで使用するカードは、マジックの真正カードでなければなりません。唯一の例外は、特定のイベントにおいてプレイ中にカードに傷がついた場合(例えばシャッフル中に偶発的にカードを曲げてしまった場合や飲み物をこぼしてしまった場合など)です。その場合はジャッジが代用カードを発行し、そのイベント中に限り代用カードを使用してプレイを続けることができます。このケースでは、「代用カード」という用語は認定イベントにおける公式用語であり、ゲームプレイとは関係のない事由でジャッジやイベント主催によって代替されたカードを指します。

偽造カードに対するウィザーズの姿勢も明確です。私たちは、マジック・コミュニティを偽造カードから守れるよう、引き続き積極的に取り組んでいきます。私たちは違法行為に対する警戒を決して怠らず、マジックの偽造カードの製造や流通からプレイヤーを保護するため、世界中の捜査当局とともに迅速かつ断固とした活動を今後も続けます。また、偽造品を取り扱ういかなる個人または販売店も、コミュニティの最善の利益に反しているということを、私たちは可能な限り最大限に強調して繰り返しお伝えします。これまでも、そしてこれからも、故意に偽造カードを流通させる者はWPNから徹底的に排除するのがウィザーズの姿勢です。

一方で混乱を呼んでいるのが、認定イベント外で使われる「プレイテスト・カード」という用語です。その混乱の要因は、私たちがこれまでその用語について明確に言及してこなかったからでしょう。ここで私たちの考えをお伝えしておきたいと思います。

プレイテスト・カードとしてよく使われるのは、基本土地に別のカードの名前を書いたものや、土地を入れたスリーブにカードの画像を印刷した紙を貼りつけたものでしょう。プレイテスト・カードは、マジックの真正カードの複製を目指したものではありません。正式なアートでもなく、見ただけでも本物でないことがわかります。プレイテスト・カードは、プレイヤーが新たなデッキ・アイデアを実際に形にし、認定イベントへ持ち込む前にテストする際に使われます。それについては、私たちもまったく問題ないと考えます。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストとしては、非営利で個人的な使用を目的としたプレイテスト・カードについて、たとえそれが店舗でのプレイテストで使われたとしても、取り締まるつもりはありません。

私たちが気にするのは、認定イベントではマジックの真正カードのみ使用することと、偽造カードは許さないということです。

今後はこの記事の内容が、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストによる代用カードやプレイテスト・カード、偽造カードに関する公式見解であるとご理解ください。