マジックを健全に保つ鍵の一つは多様性です。イベントでプレイヤーが選択できる強いデッキが、必ず複数存在することが極めて重要です。なぜでしょうか? もしもプレイで使い物になるデッキが1種類しかなかったら、プレイヤーはそのデッキを使うか、それともそのデッキ専用に対策したデッキを使うかの二者択一を迫られ、イベントはたちまち停滞してしまうでしょう。そもそも、プレイヤーによって好みのデッキは様々です。有効なプレイの選択肢が多数あれば、多くのイベントに多くのプレイヤーが集まるでしょう。

マジック・イベントの環境を多様で健全なものに維持する一助として、禁止および制限リストが考案されました。それぞれのリストには、一切認められないカードか、あるいは、非常に制限された形でだけ認められるカードが記されています。

注意すべき重要な点がいくつかあります。まず、両リストは構築フォーマットだけに適用し、リミテッド・フォーマットには適用しないという点です。次に、禁止および制限リストはフォーマットごとに規定されるという点です。このため、モダン・フォーマットで禁止されているカードでも、スタンダード・フォーマットでは使用可能なこともあります。

カードの禁止は一般的ではありません。禁止および制限リストに対する変更は、新しいセットのプレリリース直後の月曜日にまとめて発表され、そのセットの正式リリースをもって有効となります。この方法で、皆さんがプレイするフォーマットが変わる頻度をできる限り少なくしています。

禁止カード

選んだフォーマット用の禁止リストに含まれているカードは、デッキにもサイドボードにも入れてはいけません。そのカードをデッキに入れた場合、そのフォーマットのいかなる認定イベントでも、そのデッキをプレイすることはできません。

通常、カードが禁止されるのは、そのカードによってプレイ環境をひどく歪めてしまうようなデッキやプレイスタイルが生じる場合です。どういうことでしょうか? もしもそのカードが使用可能だったとしたら、競技で勝ちたいプレイヤーは必ずそのカードを使うか、そのカードだけを狙った対策をするか、どちらかしかなくなってしまうような場合です。

一部のカードは、単純に、該当するフォーマットで使うには強力すぎることが確認されたという理由で禁止されています。セットのリリース以前に何百時間も費やして徹底的なプレイテストを行っていますが、マジックは複雑なため、新しいカードと古いカードとの全ての相互作用を正確に予測することはほとんど不可能なのです。

制限カード

選んだフォーマットの制限リストにあるカードを使いたい場合は、そのカードをメインデッキとサイドボードを通して1枚だけ入れることができます。現時点では、制限カードリストがあるのはヴィンテージ・フォーマットだけです。

ヴィンテージ

2017年4月24日改訂

以下のカードは、ヴィンテージによるプレイでは禁止されています。

  • 「策略」のカード・タイプを持つ25種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
  • 「アンティ」に関する9種類のカード。その一覧はこちらからご確認ください。
  • Chaos Orb
  • Falling Star
  • Shahrazad

 

以下のカードは制限されています。つまり、メインデッキとサイドボードを合わせて1枚しかこれらのカードを入れることはできません。

ブロック構築

以下のカードはブロック構築のイベントでは禁止されています。

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