MTG統率者

統率者戦フォーマット
このフォーマットの魅力は?
- 多人数で遊べる
- 友人と遊ぶのにぴったり
- ローテーションがない
ルールと特徴
このフォーマットは4人で対戦し、デッキの枚数は99枚と「統率者」カード1枚で構成されます。ゲームの長さは1人につき20分ほどになります。
統率者戦では、1体の「統率者」を決めてそれを中心にしたデッキを組んで遊びます。このカジュアルな多人数戦フォーマットでは、まず伝説のクリーチャーを1枚「統率者」として選び、選んだ統率者の固有色のカードでデッキを構築します。また、デッキには基本土地を除いて同一のカードを1枚しか採用できませんが、マジックの歴史上のカードをすべて使用できます。
固有色
カードの「固有色」は、マナ・コストやテキスト内のマナ・シンボルなど、そのカード内に書かれているすべてを参照します。統率者戦用のデッキには、統率者に書かれたマナ・シンボルのみを使っているカードしか採用できません。ただし無色のカードは採用できます。
統率領域
ゲーム中、統率者が戦場にいないときに置かれる領域です。ゲーム開始時、各プレイヤーは統率者を表向きで統率領域に置きます。統率者は統率領域から唱えることができます。ただし2回目以降は統率領域から唱えるたびに、2マナずつ追加コストがかかります。統率者が墓地や追放領域に移動する場合、代わりにそれを統率領域に戻すことができます。
統率者ダメージ
同一の統率者からゲーム中に累計21点以上の戦闘ダメージを与えられたプレイヤーは、そのゲームに敗北します。統率者が領域を移動しても与えたダメージは記録され続けます(例えば統率者のコントローラーが別のプレイヤーに移っても、それまで与えてきたダメージは残ったままです)。
多人数無差別戦
3人以上で統率者戦をプレイする場合、あなたは他の全員を相手に無差別戦を繰り広げることになります。
各プレイヤーとも初期ライフ40点を持ち、統率領域に統率者を表向きに置き、そして7枚のカードを引いてゲームを始めます。プレイヤーは無作為に順番を決めて輪になって座り、ターンは最初のプレイヤーから始めて時計回りに進んでいきます。
プレイヤーはゲーム中、座っている場所に関わらずどのプレイヤーに対しても攻撃することができます。複数のプレイヤーに攻撃することもできます。また呪文や能力についても、どのプレイヤーでも対象に取ることができます(ただし、「あなた」と明記されているものはこれに当てはまりません)。
統率者戦では、ゲームの勝敗に関わらずプレイヤーそれぞれが戦略や技術、そしてデッキ構築を通して自己表現を楽しめます。
さまざまな遊び方
ブラケット
統率者戦は、広いカードプールの中でさまざまなプレイヤーがそれぞれが好きなゲーム体験を楽しむフォーマットです。「ブラケット」は、好みが似た人との統率者戦のゲームがしやすいよう用意されたマッチメイキング・システムです。これの適用は完全に任意です。ゲームを開始する前の会話の中で、同卓の人たちに使用デッキのブラケットを尋ねてみてください。
統率者戦ブラケットは5つに分類され、それぞれ異なるゲーム体験を提供します。ブラケット1~3は、パワーレベルは異なるものの交流を楽しむブラケットです。ブラケット4と5はよりハイパワーで、競技志向の対戦に焦点を当てています。
各ブラケットにはそれぞれ意図や理念があり、そこが最も大切な部分になっています。また各ブラケットの指標として、「2枚無限コンボ」や「追加ターン」、「土地全体拒否」、「土地を探す以外のサーチカード」という風にそのレベルで見受けられる可能性があるものが挙げられていますそしてもう1つ、ブラケットごとに扱いが異なる「ゲームチェンジャー」と呼ばれるカードのリストが用意されています(後段に掲載)。
なお統率者戦ブラケットは現在ベータテスト中です。実際に試した感想をぜひ公式Discordにてお聞かせください!
ゲームチェンジャー
ゲームチェンジャー・カードには、プレイヤーがリソースを独占したり、多くのプレイヤーが嫌うような変化をもたらしたり、ゲームを満足にプレイできなくしたり、特に強力なカードを効率的に探したり、カジュアルな方向から遠ざかる方針で組まれがちな統率者であったりと、統率者戦のゲームを劇的に変えるカードが含まれます。ゲームチェンジャー・カードは、さまざまなプレイ体験を示す明確なシグナルです。そのカードを相手にするのを嫌がる人もいるかもしれません。 ブラケット1とブラケット2のデッキでは、ゲームチェンジャー・カードを使用できません。ブラケット3のデッキでは、ゲームチェンジャー・カードを最大3枚まで使用できます。ブラケット4とブラケット5のデッキでは、ゲームチェンジャー・カードを制限なく使用できます。
Commander Decklists
『マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY』統率者デッキ・デッキリスト
「FINAL FANTASY」シリーズのアートとマジックの新規カードが詰まった4種類の統率者デッキで、シリーズの名シーンを追体験しよう!

『タルキール:龍嵐録』統率者戦デッキ・デッキリスト
氏族を選び、運命を掴みましょう!『タルキール:龍嵐録』統率者デッキは、3色の氏族に加わるあなたを大空へと舞い上げます。

『ダスクモーン:戦慄の館』統率者デッキ・デッキリスト
2024年9月27日発売の『ダスクモーン:戦慄の館』では、全4種類の新たな統率者デッキが世界中の店舗に取り憑きます!製品の詳細と、プレビューに応じて随時更新されるデッキリストをご覧ください。

『ブルームバロウ』統率者デッキ・デッキリスト
8月2日発売の『ブルームバロウ』では全4種類の統率者デッキが登場し、「イマジン:勇敢なる生き物たち」カード4枚を含む新たなマジックのカードがやってきます。

『モダンホライゾン3』統率者デッキ・デッキリスト
2024年6月14日発売の『モダンホライゾン3』では、新たな統率者デッキが4種類(とそれぞれの「Collector's Edition」)がやってきます!製品の詳細と、プレビューに応じて随時更新されるデッキリストをご覧ください。
