トピカル・ジュース:こんな話は知ってるかい
今回の記事は「トピカル・ジュース」シリーズの最新作だ。このシリーズでは、マジックに関する話題とマジックに関係ない話題をそれぞれ読者諸君の投票によって選び(今回はこの投票にツイッターを用いた)、そして選ばれたマジックに関する話題と、選ばれたマジックに関係ない話題を組み合わせて1本の記事にしている。
最初のトピカル・ジュースは、「失敗するのが人間だ」という題の、「今までに犯したデザイン上の最大の誤り10個」と「女性」を組み合わせたもので、結果として私が書いた中でもお気に入りの記事(リンク先は英語)になった。
2本目のトピカル・ジュースには特定の題はついていない。「6色目を追加することへの賛否」と「マーク・ローズウォーターは***キチガイだと認めた」が題材だ。この後者は、遠い昔に存在したマジックのユーモアを扱うウェブサイトで流行っていた冗談だ。そのサイトに似せたデザインで、私のマジックに関する話題に対するレスが着いているスレッドという形で作ったものだが、記事が「スレッド」になっていたので多くの読者諸君が混乱してしまったようだ。それに加えて、そのジョークの多くの元ネタがそのサイトにあって、この記事は他の記事ほどの人気を得られなかった。読みたい諸君はこちら(リンク先は英語)から。
3本目のトピカル・ジュースは「セッション(リンク先は英語)」という題で、「これまでに私がデザインしたクールなクリーチャー10傑」と、「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ」を絡めた話だ。
4本目のトピカル・ジュースにも特定の題はなく、「各セットで最高のデザインだったカード」と、「マジック」(手品)が題材だった。
そしてこの5本目のトピカル・ジュースに向けて、私はツイッターで、マジック関連の話題とマジックに関係ない話題16個を集め、その後、ツイッターの投票プログラムを使い、シングル・エリミネーションで対戦を行った。両カテゴリーの対戦表は次の通りである。
マジック関連の話題
| 1回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | 優勝 |
| 公開されなかったメカニズム | 公開されなかったメカニズム | 公開されなかったメカニズム | 公開されなかったメカニズム | 公開されなかったメカニズム |
| デザイン最大の難関 | ||||
| プレイテスト名 | 寄生的メカニズムのデザイン | |||
| 寄生的メカニズムのデザイン | ||||
| デザインの単純性 | 開発部のスラング | プレインズウォーカーのデザイン | ||
| 開発部のスラング | ||||
| カード枠 | プレインズウォーカーのデザイン | |||
| プレインズウォーカーのデザイン | ||||
| ドラフトのデザイン | ドラフトのデザイン | 高マナ・コスト・カードのデザイン | 新メカニズムの発見 | |
| プレイテスト | ||||
| 基本効果の調整 | 高マナ・コスト・カードのデザイン | |||
| 高マナ・コスト・カードのデザイン | ||||
| 感情の発見 | グループの力学 | 新メカニズムの発見 | ||
| グループの力学 | ||||
| 新メカニズムの発見 | 新メカニズムの発見 | |||
| 古いカードからの閃き |
マジック関連でない話題
| 1回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | 優勝 |
| ソーシャルメディア | Tシャツ | かつての同僚 | サイエンスフィクション | 都市伝説 |
| Tシャツ | ||||
| かつての同僚 | かつての同僚 | |||
| 80年代のテレビ | ||||
| バナナの憎悪 | サイエンスフィクション | サイエンスフィクション | ||
| サイエンスフィクション | ||||
| 児童書 | クッキー | |||
| クッキー | ||||
| リアリティTV | 食べ物 | 都市伝説 | 都市伝説 | |
| 食べ物 | ||||
| 都市伝説 | 都市伝説 | |||
| ブロードウェイ・ミュージカル | ||||
| コメディ | コメディ | コメディ | ||
| 言語 | ||||
| 子どもたち | 空港 | |||
| 空港 |
最終的に、マジック関連の話題では「公開されなかったメカニズム」、マジック関連でない話題では「都市伝説」が選ばれた。
本題に入る前に1つ、来週と再来週はDailyMTG2015傑作選が掲載され、ライターは休みになる。私は、今年のお気に入り記事を2本選んである。3週後、『ゲートウォッチの誓い』のプレビューとともに戻ってくることになる。
さて、それでは、「公開されなかったメカニズム」と「都市伝説」の話を始めよう。

