逸話によると、ダッコンはかつて戦士であり、屈指の名工として知られていました。その実力はジアドロン・ディハーダという名の悪魔のプレインズウォーカーの耳にも届くことになりました。ダッコンの中に眠る灯を察知した彼女は、魂を喰らう剣を鍛える見返りに、彼をプレインズウォーカーにすることを提案しました。その提案を良しとしたダッコンは、刀身を自らの奴隷の血で冷ましながら、10年休むことなくその剣を鍛え続けました。その剣が鍛え終わったとき、ディハーダは再び彼のもとを訪れました。彼女は約束通りダッコンの中に眠る灯を点し、プレインズウォーカーとして目覚めさせたのです。しかしその直後、ディハーダはダッコンを裏切り、彼の影と魂を剣の中に封印してしまいました。