MTG Archenemy Commander
「アーチエネミー戦」フォーマット
このフォーマットの魅力は?
- 魔王1人とプレイヤー3、4人のチームからなる多人数戦
- 様々なレベルの友達と遊ぶのにうってつけ
- 計略デッキによって、カオスでエキサイティングな要素が加わる
- 手元の統率者デッキを使った新しい遊び方
- 無差別統率者戦より早いゲーム
さまざまな遊び方
ルールと特徴
「アーチエネミー」統率者ゲームでは1人のプレイヤーが魔王となり、3人以上のプレイヤーからなる他のチームと対峙します。プレイヤーは全員、統率者デッキを使用します。
チーム側のプレイヤーはそれぞれ、100枚以上のマジックのカードからなる統率者デッキを持ち込み、普通の統率者戦デッキ構築ルールに従います。通常のアーチエネミー戦とは異なり、チームは60点の初期ライフを共有します。
魔王役のプレイヤーは100枚以上のマジックのカードからなる統率者デッキを持ち込み、普通の統率者戦デッキ構築ルールに従います。また、そのプレイヤーは計略デッキも持ち込みます。これには計略カードと呼ばれる大判のカードが10枚以上含まれていなければならず、同じものを2枚以上採用することはできません。魔王の初期ライフは60点で、かならず先攻です。魔王は1回目のドロー・ステップであってもカード1枚を引きます。
魔王のターンではそれぞれ、自分の第1メイン・フェイズの開始時に計略デッキの一番上からカードを公開し、その計略を実行します。計略は、魔王に強力なアドバンテージをもたらすことも、英雄たちを妨害することもあります。大半の計略は実行直後に誘発する能力を持っており、その後は計略デッキの一番下に置かれます。ただし、計略の中には「持続」とつくものがあります。持続計略が実行中にされた後では、能力によって「破棄」、つまりどこかの時点で計略デッキの一番下に置くよう指示されるまで、その計略は表向きのまま有効であり続けます。
他のプレイヤーたちは、ターンを同時に進行します。開始フェイズを同時に行い、その後メイン・フェイズに突入し、その後戦闘フェイズ中に攻撃クリーチャーを同時に指定する、と言った具合で進めます。プレイヤーたちはライフを共有しますが、他のリソースは共有しません。「各対戦相手」や「各プレイヤー」とある効果は、依然として各チームメンバーに個別に影響を及ぼします。クリーチャーの攻撃先に関わらず、プレイヤーは攻撃クリーチャーをブロックすることができます。そのクリーチャーがあなたのチームメイトへ攻撃していても、チームメイトがコントロールするプレインズウォーカーへ攻撃していても問題ありません。
変則ルール「魔界大決戦」
魔王1人vs.3人以上のプレイヤーを行うかわりに、こちらは3人以上いるプレイヤーがそれぞれ計略デッキを持ち、無差別で多人数の統率者戦で競い合うという変則ルールを採用しています。
この変則ルールでは、各プレイヤーがそれぞれ自分の計略デッキを持ち、魔王としてプレイするのです。いつもの統率者戦どおり、各プレイヤーの初期ライフはそれぞれ40点です。開始プレイヤーは無作為に決定します。各プレイヤーの第1メイン・フェイズの開始時に、そのプレイヤーは自分の計略デッキから計略1つを実行中にします。