MTGアリーナにおけるスタンダードとアルケミーの更新
スタンダードが変化を迎えようとしています。このたびの変更については、「スタンダードに再び活気を」記事にて、変更の理由やスタンダードの今後の展望を詳しくお伝えしていますので、そちらもご覧ください。
内容を簡潔にお伝えしますと、現行のスタンダード環境より、セットがローテーションによりスタンダードを去るのは2年ごとではなく3年ごとになります。
MTGアリーナにおけるスタンダードもテーブルトップに準拠し、セットがローテーションにより去る間隔が3年ごとになります。つまり『エルドレインの森』のリリースにともなうスタンダードのローテーションは行われません。
なおアルケミーにおいては、今後も2年ごとのローテーションを継続する予定です。つまり『エルドレインの森』のリリースにともない、以下のセットはローテーションによりアルケミーを去ります。
- 『イニストラード:真紅の契り』
- 『イニストラード:真夜中の狩り』
- 『神河:輝ける世界』
- 『ニューカペナの街角』
- 『アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート』
そしてアルケミーのローテーションにともない、MTGアリーナでは今年もリニューアル(ログイン・ギフトやマスタリー・パスへのリニューアル報酬の追加など)を行います!毎年多少の変更はあるかもしれませんが、MTGアリーナのリニューアルは今後も継続予定です。リニューアルの一例として、昨年のリニューアルもご確認ください。
スタンダードの変更についての議論が始まった当初から、私たちはアルケミーでは2年ごとのローテーションを維持したいと考えていました。アルケミーの目標は、変わっていません――常に進化を続ける新鮮なメタゲームが楽しめる、デジタルならではのフォーマットを楽しみたいプレイヤーの皆さんに、それをご提供することです。
もう少し詳しくお伝えすると:
- アルケミーは、テーブルトップのフォーマットとは大きく異なります。私たちはアルケミーのプレイヤーやこのフォーマットの目標に沿う形で環境を管理したいと考えています。
- アルケミーは、ゲームを数多くプレイし、デジタルならではの環境を楽しみたいプレイヤーのためにあります。そういったプレイヤーたちは毎週多くプレイするため、メタゲームの定期的な変化を望むのです。
- ローテーションを2年ごとに行うことで、メタゲームの動きや流れを止めない助けになります。プレイヤーが目にするデッキや追いかけるデッキが、毎月、毎週のように変わるのです。
私たちはテーブルトップのスタンダードに活気を取り戻すべく力を入れていきますが、MTGアリーナはマジックのあらゆる面をサポートできるよう寄り添っていくつもりです。私たちは、6月20日に『指輪物語:中つ国の伝承』がMTGアリーナへやってくるのを、心待ちにしています。私たちは今後もアルケミーのサポートを続け、エクスプローラーも皆さんにお楽しみいただくつもりです。今年の展開にもご期待ください。そしてもちろん、MTGアリーナに実装されるカードはすべてヒストリックにも追加されます。MTGアリーナは引き続き、プレイデータやコミュニティからのフィードバックをもとにすべての主要フォーマットをサポートし続けてまいります。