栄光のダークホース
黒田正城が《賛美されし天使/ Exalted Angel 》を最後のレッドゾーンに送り込んだとき、彼の視界はすでにぼやけていた。こみ上げる涙、駆け寄ってくる友人とチームメイト。
...このとき、彼はたしかに歴史に名前を刻み込んだのだ。
Phoenix Foundationが早々と沈んでしまったことからも、かつてない荒れ模様といわれていたのがマスターズ・ヴェニス。そんな中、万馬券といっても過言でない2チームの組合せによって決勝戦が争われることとなり...ここでもやはり本命でないほうのチームが栄光を掴み取ることとなった。そう、PS2が...日本のチームがチャンピオンに輝いたのである。
思えば、APACやGrandprixといった枠組みの外、すなわちツアーやマスターズ級のイベントで日本勢が戴冠したことはこれまでなかったわけなのだ。しかし、PS2がそのストーリーを過去形のものとしてくれた。総額60000ドルの小切手、そして何よりも世界最強の称号を携えて、彼らはグランプリ京都へと凱旋することになるだろう。
top 8 bracket
観戦記事
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