イニストラードの世界

更新日 Feature on 2011年 9月 21日

By Wizards of the Coast

ケッシグの領地

ケッシグの領地は、なだらかに続く農地と、その周りを囲む深く暗い森とで形成されている。森には狼男や幽霊やそのたの恐ろしい脅威が潜み、農地はようやら生活しているケッシグの人々を支えている。

ケッシグ人は、自立的であり、実利主義であり、率直である。彼らの生活はアヴァシンに対する生真面目な信仰と素朴な土着の魔法の上に成り立っており、スレイベンの役人やネファリアの商人を信用していない。しかし、その独立主義故に、ケッシグは恐るべき勢力の脅威を最も激しく受けている地でもある。今ではアヴァシンの結界の力も弱まり、うろつく狼男の吠え群れやぼんやり光り叫び声を上げる幽霊の侵略から純朴な村を守る物は何も無い。現在、ケッシグ人はその領地から伸びる危険な悪霊に満ちた道を見張りながら、満月のたびに巻き起こる旅の危険さを計っている。

狼男

狼男は両面性を持った、永遠に二つの世界に引きずられる生き物だ。彼らは怪物であり人間、自然であり文明、そして論理的思考と純粋な獰猛さの両方を抱えている。獣人化の呪いを受けた者は、永遠に自らの衝動や本能と戦うことになる。人間の姿の時ですら、狼男はその内側からの狼の本能に悩まされている。月が満ちるにつれ、理性や宗教や個人的な自制心の箍は、わき起こる狼男の野生の獰猛さを押さえられなくなる。

狼男が獣の姿になるとき、それは比類無き獰猛さと強さを持ち、完璧な殺戮兵器となる。その頭脳には、殺害のための本能と血の渇望が爆発するのだ。狼男の群れはイニストラードの荒野を闊歩し、旅人や恐怖に襲われた地方の教区の人々を狩っていく。

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