ゼンディカーの世界

更新日 Feature on 2009年 8月 17日

By Wizards of the Coast

ゼンディカーの世界


アクーム

アクームは、地の裂け目から溶岩があふれる山地の大陸だ。結晶に満ちた地は陽の光の下できらめいているが、その鋭い刃は皮膚や骨を切り刻んでいく。一部では、その気温は極端なものになる――日中には探検家の皮膚を焼き、夜間には凍傷を起こさせるほどだ。地面からは時おりガスが吹き出し、その気孔の周囲には奇怪な樹や植物型生命が、そこだけの奇妙な生態系を形成している。この地方は、地勢の不安定さが厄介の種だ。時に予期せぬ溶岩流が大地から噴出し、時に予期せぬ岩石の欠片が空から降り注ぐのだ。


バーラ・ゲド

この低地の大陸は、湿気に満ちた雨林に覆われている。ここでの空気はじめじめと悪臭を放ち、地形は毒の黴や茸や奇妙な色の藻などで複雑怪奇なものになっている。鍾乳洞や隧道の迷路の奥深く、あるいは坑道や地価墓地、生贄の祭壇、ルーンの刻まれた部屋には、数え切れないほどの宝物が眠っている。ここは獰猛な爬虫類族のサラカーや、数え切れないほどの原始的な怪物の住処だ。バーラ・ゲドには二つのエルフの種族がいる。神秘的なムル・ダヤと、好戦的なジョラーガだ。


グール・ドラズ

ここは数多くの潟湖や複雑で悪臭を放つ沼が数多く存在する湿地帯だ――そしてここは、吸血鬼の本拠でもある。危険に満ちたゼンディカーの世界においてすら、ここは特に剣呑な場所と考えられている。マングローブのジャングルや居住地、特にマラキールの市街の周囲では、吸血鬼が荒野を徘徊し、陰には罠が潜んでいる。腐った水路はねじくれながら、猛獣と疫病を覆い隠す沼沢へと流れ込んでいく。ここには他のどこよりも数多くの遺跡が存在している。そのうちの一つが、泥と水の中に沈んだ巨大な遺跡の複合体であるハグラの溜め池だ。


ムラーサ

ムラーサは、巨大なジャディ樹の森とそびえ立つ「石柱」のある地域で、そこにはこの地から外へ出ようとしない生物が住み着いている。蔦や他の植物は、谷底深く、あるいは岸壁を伝い、さらには湿った洞窟にまでその先をおろしていく。ムラーサの奥地は、風の強い険しい岩山と切り立ったジャングルの峡谷の地だ。カザンドゥの峡谷はタジュールのエルフの本拠地だ。地元の探検家や荒野に報奨を求めるプレインズウォーカーは、しばしば彼らをガイドとして雇っている。タジュールのエルフは、目もくらむ高さのジャディ樹の間を渡り綱で行き来する技術で名をはせている。

ムラーサへは、カズール岸壁から行くのが最も楽だ。しかし、この崖地を支配下におさめているのはその地を名に持つオーガの奴隷商人のカズールで、彼は崖地の道路を使ってこの先へ踏み込もうとする探検家に貢物を要求している。


タジーム

方解石の平原に囲まれたタジームは、巨大で捻じ曲がった森林のオラン=リーフ、底深い内海のハリマー、大陸を二つに割る大いなる急流のウマーラなどが組み合わさった危険な地帯だ。古代の遺跡の中には、巨大な面晶体の残骸の中に居を構える新たな住人を取り込んだものすらある。それ以外の遺跡は地中に埋もれたままだが、それらを追求しているのはマーフォークの伝承士や探検隊のリーダーだ。

タジームの上空には、途方も無い大きさの面晶体が浮かんでいる。大陸全土には砕けた意思が浮かんでいて、直射日光や通常の降雨の妨げとなっている。空からはひっきりなしに大きな石が降ってくる。そんな遺跡に囲まれているのは、崩落した空の城の残骸だ。マーフォークは、それを空の遺跡エメリアと呼んでいる。彼らは、そこが空の女神エメリアのかつての住処だと信じているのだ。


オンドゥ

オンドゥの地勢は、基本的に垂直が基準だ。不安定なマキンディ地溝、空を突く変わり樹の林、アガディーム墓所などが相まったオンドゥは、そこを旅するものにとって、東や西に進む代わりに上や下に進むことを求めている。秘密の島ジュワーは、南の岸の近くにある。地面には半分埋もれた巨大な花崗岩が顔を出し、青紫色の光が島の真上に向けて放たれているのを見ることができる。しかし、その光の源を見つけ出した探険家はまだ現れていない。


セジーリ

極地に属するこの地は、永久凍土のステップに覆われた巨大な台地のようだ。大陸の周囲を取り囲むのは、風に削られた山々や、ありえないほど高い崖地だ。この過酷な不毛の雪原においてすら、フェリダーやフリフィンやスフィンクスといった生き物が生息している。ここには数多くの廃墟が存在し、探検家は寒さと戦いながらセジーリの雪の下に隠れている宝物を見つけようとしている。


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