命がけの危険。莫大な報酬。

更新日 Feature on 2009年 8月 12日

By Wizards of the Coast

命がけの危険。莫大な報酬。


命がけの危険。莫大な報酬。ゼンディカーは、プレインズウォーカーの間では名高い、荒れ果てた野性の世界だ。古き森は罠に満ちた廃墟を覆い隠している。地下墓地からは毒の蒸気が空へと立ち上っている。穏やかな湖からは予期せぬ溶岩が噴出す。その地形は息をのむようだ――君がこの命がけの危険を乗り切ることができるなら。ゼンディカーには想像を超える宝物が隠されているが、ごく少数の熟練の者だけがその中を生き延び、目標とたどり着くことができる。


ここは法則が壊れている場所なのだ。世界中は暴力的な力に揺り動かされ、その地形を常に変えている。空中には巨大な石が浮かんでいる。ゼンディカーはマナですら独特だ――それはより激しく、より協力で、それを手にする術を持つものならだれでもがより求めるものだ。他の次元と同様に、地にはマナが脈打ち、魔道士たちはそれを使って呪文の力を得る。しかし、ゼンディカーは他のどの次元とも異なっている。呪文のような効果を生み出すここでのマナは、群を抜いて強力だ――それは時に、予想できないほどに強力なのだ。ゼンディカーに群がるプレインズウォーカーはこの驚異の――そして危険な――場所を求めている。


乱動

ゼンディカーの独自のマナとその凶暴な生態系は互いに絡み合い、暴力的で不安定な変化をその地勢にもたらしている。地はのたうち捻じ曲がり、混沌の地形と、極端な天候と、突然の破壊をもたらす。この不安定さは「乱動」と呼ばれている。乱動が過ぎるとき、大地からは巨大な岩石や岩の欠片が弾け出し、そこに陥没の穴を作る。乱動が生み出した風は瓦礫と植生を壊滅的な渦の中へと巻き込んでいく。水上を乱動が過ぎるとき、そこには船を海の底まで引き込む渦潮が生まれ、あるいは大波が崖を砕きその向こうの森をも水浸しにする。

ゼンディカーに生まれた者にとって、乱動はあくまで自然現象だ――それはあるべき姿に過ぎない。プレインズウォーカーにとっては、明らかにこの不安定こそがゼンディカーを危険で荒々しい世界にしている原因だ。文明の虚飾というものは、ゼンディカーにおいては稀なものだ。この世界で長生きするためには、箱にいっぱいの金貨よりも頑丈な山刀の方が役に立つ。めったに手に入らない正確な地図は、軍隊一つよりもずっと有用だ。


ゼンディカーの七つの危険な大陸には数少ない集落が存在し、文明というものは冒険者たちが集まって互いの話や調達品を交換するための一握りの開拓地にしか存在しない。しかし、その過酷な運命にもかかわらず、ゼンディカーの機知に富んだ住人たちは、この世界に生き残るための知恵に満ちた方法を生み出している。それはまるでこの地表からの独立を宣言しているように見える。この世界で生き延びるためには、探検と創造性が重要だ。冒険者がゼンディカーの荒野に挑むその先には強力な財宝がある――そこまで生き延びるのに十分な知恵と力がありさえすれば。


次週:ゼンディカーの種族


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