『リアリティ・フラクチャー』プレリリース・ガイド
多元宇宙の命運を懸けた戦いが近づいています……戦端が開かれるのは、お近くのゲーム店です!『リアリティ・フラクチャー』は、精神魔道士にしてプレインズウォーカー、かつてのゲートウォッチの一員であるジェイス・ベレレンの物語を伝えるセットです。彼が創造した「模倣宇宙」により、皆さんがよく知るマジックのキャラクターたちがまったく別の姿に歪められます。『リアリティ・フラクチャー』公式ストーリーは先日完結しましたが(波乱に満ちた展開でしたね)、あなた自身の物語における善と悪の戦いは、2026年9月25日にお近くのゲーム店で開幕する『リアリティ・フラクチャー』プレリリースから始まります。
プレリリース・パック
プレリリースに参加すると、ジェイス・テーマ満載のプレリリース・パックを受け取ります。各『リアリティ・フラクチャー』プレリリース・パックの内容は以下の通りです。
- 『リアリティ・フラクチャー』プレイブースター 6パック
- フォイル仕様のプロモカード 1枚
- デッキボックス 1つ
- スピンダウン・ライフカウンター 1個
プレリリースでは、プレリリース・パックの中身と基本土地を使って40枚のデッキを組み上げます。そして他の参加者たちと模倣宇宙の頂点を競い合います。とはいえ、このセットのストーリーでは多元宇宙の命運を懸けた戦いが繰り広げられますが、このイベントはマジック・プレイヤーの皆さんが習熟度に関わらずカジュアルな雰囲気の中でゲームを楽しめます。
しばらくマジックを休止していて久しぶりに戻ろうという方にも、絶好の機会になるでしょう。お馴染みのカードやキャラクターの見覚えのない姿や、「模倣宇宙の片割れ」が絡むエキサイティングなリミテッド体験、マジック・プレイヤーの仲間たちとゲーム愛を分かち合うひとときをお楽しみください。
そして初めてマジックをプレイする皆さん、ようこそ!『リアリティ・フラクチャー』では、マジックでも特に常識を覆す旅をお楽しみいただけます。2つの現実が織り成す壮大な展開に備えてください。ここでは、『リアリティ・フラクチャー』プレリリースのクイック・ガイドをお届けします。イベントに備えてぜひご一読ください。今すぐお近くのプレリリースへ参加登録し、模倣宇宙での席を確保しましょう。
『リアリティ・フラクチャー』プレリリースは、2026年9月25日開幕です。このセットの公式発売日は2026年10月2日です。現在、お近くのゲーム店やTCGplayer、Amazon、その他マジックを取り扱う場所で予約受付中です。
プレリリース・デッキの作り方は?
まずはプレイ・ブースター6パックを開封して、出てきたカードを色ごとに仕分けましょう。多色のカードや無色のアーティファクト、土地も別にしておきます。こうすることでカードが整理され、デッキの色を決めるのに役立ちます。最高の2色を見定めて、その色でデッキを組みたいところです。3色以上のデッキを組むこともできますが、必要なマナの色が広がり、動けなくなる恐れがあります。
さて、まずは開封したカードの中から最大、最強、最狂のカードを見つけましょう。それ単体でゲームの決め手になるカードは「脅威となるカード」と呼ばれます。『リアリティ・フラクチャー』では、《誤謬結論のスフィンクス》のような回避能力を持つ強力なクリーチャーや、《反逆の先導者、チャンドラ》のようなプレインズウォーカーが脅威となります。最高の脅威はレアや神話レアの中から見つかりやすいので、探してみてください(もちろんそれらのアートを堪能した後に)。
優れた脅威が1枚か2枚あれば、その色を使う理由になるでしょう。《反逆の先導者、チャンドラ》と《自分との対峙》があったら、それはデッキの2色のうち1色は赤にすべきという力強いサインです。
勝ち手段を見つけたら、次は対戦相手の勝ち手段を止める「除去手段」です。除去呪文は、対戦相手の脅威を取り除きます。《対抗刻彫》のような呪文に《失望の解決》のような手札破壊も含まれます。それらは対戦相手の手札から脅威を取り除き、活躍のチャンスを潰すのです。
以下に、今回の主要な除去を一覧でご紹介します。デッキ構築中にもゲーム中にも確認できますので、ぜひご利用ください。
Select a mana symbol to see key removal spells.
先ほど赤の脅威を見つけましたが、さらに黒の除去呪文を複数枚手に入れたとしましょう。それらを合わせれば黒赤のデッキが完成し、「スティンガークイル」への入学通知が届くというわけです。脅威を見つけて、除去を探す。この流れを覚えておいてください。デッキの色が決まったら、いよいよ実際にデッキを組むときです。
マナ・カーブに沿ってデッキを構築しよう
多元宇宙を構築することに比べれば、デッキ構築はずっと簡単です。現実を上書きする必要はありませんからね!マジック・プレイヤーは、「マナ・カーブ」と呼ばれる優れた概念を発展させてきました。それは、デッキのマナ総量のバランスを取るのに役立つ考え方です。簡潔に説明すると、ゲーム序盤に低コストの呪文を使い、最後は高コストの呪文で勝利を掴むという動きがしっかりできるようにデッキを組むための手法です。シールドのデッキでは平均的に、以下のようなマナ・カーブになります。

- 1マナ:1~2枚
- 2マナ:7~8枚
- 3マナ:5~6枚
- 4マナ:3~4枚
- 5マナ:2~3枚
- 6マナ:0~1枚
- そして土地17枚!
これはあくまで基本的なテンプレートであることをお忘れなく。あなたのデッキが取る戦略に合わせて調整しましょう。遅めのコントロール・デッキならゲームを終わらせる高コストの呪文を増やしたいですし、アグレッシブなデッキならもっと低コストのクリーチャーに寄せたいところです。あなたのデッキがコントロール寄りなのかアグロ寄りなのかを見極めるため、『リアリティ・フラクチャー』のドラフト・アーキタイプを見てみましょう!
『リアリティ・フラクチャー』 のドラフト・アーキタイプ
「ドラフト・アーキタイプ」とは、 マジックのリミテッドにおける屋台骨です。これはそれぞれの色の組み合わせの特長や立ち回り、勝ち方を伝えてくれます。『リアリティ・フラクチャー』では、全10種類の2色のドラフト・アーキタイプが用意されています。友好色のアーキタイプはヘクスヘイヴンの各大学をテーマにしており、対抗色のアーキタイプは『リアリティ・フラクチャー』の主要キャラクターをテーマにしています。
2色のデッキを組むと、これらのドラフト・アーキタイプの1つに収まるでしょう。デッキに採用するカードを選ぶ際は、その色のアーキタイプの核となる戦略に合うかも考えてみてください。例えばあなたが黒赤のデッキを組んでいるなら、対戦相手に積極的にダメージを与えていきたいところです。《技量ある彫闘士》のような赤のクリーチャーを採用しても良いですが、《廊下の野次飛ばし》など、あなたのドラフト・アーキタイプに寄与するカードは色々とあります。もちろん《技量ある彫闘士》もマナ・カーブを埋めるのに役立つため、無視はできません。それでも、あなたのデッキをいっそう輝かせるのは《廊下の野次飛ばし》の方だという話です。
以下に、鍵となるコモンやアンコモンを交えて各ドラフト・アーキタイプをご紹介します。シールドのデッキ構築はもちろん、『リアリティ・フラクチャー』のカードを使った60枚デッキの参考にもどうぞ!
白青「フェイトホールド・諜報アグロ」

フェイトホールドの生徒たちは、未来の知識を力に変えます。《汝の宿命の終焉》や《学期の先見者》、ジェイス・トークンで諜報と占術を行い、あなたの見た未来を実現しましょう。その場の状況に適したカードでライブラリーを揃えたら、《必死の未来書記》や《名探偵、プロフト》で学んだことを武器にしましょう。
青黒「セオリクス・墓地算術」

セオリクスの生徒たちは、数学の法則と対戦相手の精神を曲げます。このアーキタイプが目指すのは、墓地に7枚以上のカードを置くことです。そのために、《セオリクスの変転魔道士》などの切削効果を持つカードや《送還》のような低コストの呪文をしっかり搭載しましょう。墓地にカードが7枚置かれれば、《虚空の外挿者》のようなカードがさらに強くなります。クリーチャーやプレインズウォーカーで墓地を埋め尽くし、《苛まれる一匹狼、ウィンター》でとどめの一撃を放ちましょう。
黒赤「スティンガークイル・直接火力」

スティンガークイルの卒業生たちは、言葉を刃のように振るいます。直接ダメージを与える呪文や、《本質の焼却》や《大音響のフォルテ》、《スティンガークイルの魔除け》のような除去で、対戦相手やそのクリーチャーを切って捨てましょう。戦闘によらないダメージを与えることで、《不気味な再演者》などのスティンガークイルのカードが効果を発揮します。タイミングを見計らって火力呪文を叩き込み、後味の悪いフィナーレを迎えましょう。
赤緑「コンストラリ・マナ加速」

コンストラリは、“理論家”のために壮大な作品を構築する繋操術士を育成しています。《木工の神童》や《コンストラリの急造者》が生成する魂木・トークンでマナを加速しましょう。それらが生み出すマナのおかげで、あなたは強大なクリーチャー呪文を通常より早く繰り出せます。《書庫の調停者》や《殴打蔦の達人》のようなカードも恐れず複数枚採用しましょう。このアーキタイプのマナ・カーブは、高マナ呪文に寄っていきます。真のコンストラリの職工のごとく、伝統は打ち破りましょう。
緑白「ヴィゴーブルーム・ライフゲイン」

ヴィゴーブルームにとって、医療と植物学は密接に結びついています。ライフゲインを《ヴィゴーブルームの先兵》の糧に変え、+1/+1カウンターをクリーチャーに置きながらライフを得ていきましょう。このアーキタイプでは、カウンターとライフ総量を増やしていくことが大切です。どちらにも気を配りましょう。《移植手術の外科医》がいれば、クリーチャーが死亡してもカウンターを残せます。《暴れ咲き花》はあなたがライフを得たときに手札を補充してくれます。
白黒「リリアナの漸減作戦」

模倣宇宙でのリリアナは、屍術士ではなく癒し手になりました。《生臭いネズミ》や《構内の触れ役》のような小型クリーチャーで対戦相手をじわじわと削り、両方の墓地に注目しましょう。それらのクリーチャーが役目を終えたら、《古の血王、エドガー》でその死をも活用し、《ねじれた宿命》でさらなる優位を得ましょう。
青赤「チャンドラの絶技」

もしもチャンドラが解放の力ではなく支配の力を持ったら?《アヴィシュカーの宝石、サヒーリ》のようなクリーチャーでない呪文を参照するカードで、ゲームの手綱を握りましょう。その後は《送還》や《入場不可》のような軽量呪文で盤面を制圧し、対戦相手がクリーチャーを盤面に残せない状況を維持しましょう。
黒緑「ガラクの動物寓意譚」

その狩人は、滅ぼそうとしていた存在そのものに自身がなってしまいました!《原初の魔女跡追い》のようなバリューを生み出すクリーチャーの群れを活かし、ガラクが歩む容赦なき道を進みましょう。《金剛刃の魔道士、テヨ》のプロテクションや《砂漠の牙、ハパチラ》の除去など、あなたがプレイするクリーチャーはみな有用な効果を持っています。それらが死亡してもご心配なく。《後悔の書き直し》で戻しましょう。あなたの多元宇宙なのですから、あなたのよろしいように。
赤白「アジャニの軍勢」

アジャニはもともと闘志あふれる性格ですが、模倣宇宙での姿にフレンドリーさはありません。+1/+1カウンターで、その攻撃的な姿勢を自軍のクリーチャーにも伝えましょう。《ヘクスヘイヴン大隊》や《琴線を引く者》のような実習生・トークンを生成するカードに注目してください。1枚のカードで複数体のクリーチャーを用意できます。そのスピードこそ勝利の鍵です。そこへさらに、《戦士の刃》のような優れた装備品を加えましょう。
緑青「ジェイスの達人芸」

多元宇宙の黒幕となったジェイスは、勝つためには手段を選ばない覚悟を持っています。まずはジェイスに力を与えて、その後のゲームを通してプレインズウォーカー・トークンによるドローを続けましょう。《塩と砂のキオーラ》はあなたのジェイス・トークンに追加の能力をもたらし、《対抗刻彫》は「ジェイスの後見」を受ければコストが軽くなります。《閃いた繋操魔道士》は、あなたの精神魔道士の複製体とともに成長していくでしょう。
『リアリティ・フラクチャー』はマジックの多元宇宙における傑作を鏡に映し、その光は壮大なセットを形作ります。お近くのゲーム店で開催されるプレリリースでは、いち早くそれを体験できるのです。プレリリースは2026年9月25日に開幕します。今すぐ参加登録を済ませ、席を確保しましょう。『リアリティ・フラクチャー』シーズンには他にもコマンダー・パーティーから「Magic Spotlight: Fracture」までさまざまなイベントが開催されます。詳しくは「『リアリティ・フラクチャー』シーズンのイベント一覧」記事をご覧ください。
核となるドラフト・アーキタイプ以外にも探求しがいのある戦略はたくさんありますので、『リアリティ・フラクチャー』カードイメージギャラリーを見て、デッキのアイデアを探しましょう。リミテッドからコマンダーへ飛び込んでみたい方は、「コマンダー・プレイヤーのための『リアリティ・フラクチャー』購入ガイド」記事もご覧ください。マジックの多人数戦を楽しむための目線で、このセットの製品を詳しくご紹介します。
『リアリティ・フラクチャー』プレリリースは、2026年9月25日開幕です。このセットの公式発売日は2026年10月2日です。現在、お近くのゲーム店やTCGplayer、Amazon、その他マジックを取り扱う場所で予約受付中です。

