アブザン・リアニメイト(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2015年 4月 29日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

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 現在のスタンダード環境で最も成功を収めているデッキのひとつとして、墓地を使った戦略が挙げられます。このフォーマットには《サテュロスの道探し》と《神々との融和》という、カードを墓地に置くための素晴らしい選択肢があります。《サテュロスの道探し》は、現時点のスタンダードで最も有用な呪文のひとつです。必要な土地を探す助けとなることは、特に3色デッキをプレイしている場合に重要です。また《エレボスの鞭》のような呪文のために墓地を肥やし、《アンデッドの大臣、シディシ》で「濫用」することもできます。

 『タルキール龍紀伝』でアブザン・リアニメイトに加わったカードのうち、私のお気に入りは《棲み家の防御者》です。カードを墓地に置く呪文のほとんどは、クリーチャーなり土地なり、特定のカード・タイプのものしか手札に加えることができません。ときには、本当は除去呪文を引きたいのに、それが墓地に落ちてしまって本当に残念な気分になることもあるでしょう。《棲み家の防御者》は、それまでに失ったカードをどんなものでも取り戻してくれます。カードを戻すという行動は非常に柔軟なもので、《棲み家の防御者》はそれをわずかなマナ(裏向きで唱えるのに3マナ、大変異で表向きにするのに2マナ)で実現してくれます。除去呪文、《エレボスの鞭》、死んでしまった重要なクリーチャー、または本当に必要ならば土地でも取り戻してくれるのです。

 オリヴァーはデッキリストに数種の1枚挿しを選択しています。これは素晴らしい選択だと私は考えます。《再利用の賢者》のように、ある対戦相手に対しては引いてうれしいものの、あまり引きたくない相手もいるようなカードです。カードを墓地に置く呪文をプレイすることで、デッキを素早く溶かして、他のデッキよりも多くのカードを見ることができます。1枚挿しの《再利用の賢者》や《アンデッドの大臣、シディシ》がゲームの序盤で墓地に置かれることになったとしても、必要ならそれを取り戻す手段が多くあるのです。

Oliver Tomajko - 「アブザン・リアニメイト」

スタンダード
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