Finals: Poor Shark vs. www.AlphaBetaUnlimited.com

更新日 Feature

By 石田格

Otuka Tomomi VS David Williams

マジックのプレミアイベントでテーブルに女性が座っているのは悲しい事だが非常に稀である、しかもそれが決勝の一コマとなればなかなかに花のある話だろう。 果たして可憐な花が猛獣に踏み荒らされるのか、それとも凶暴な食獣花なのかは一見の価値有りと言ったところだろう。

Game 1

先行した Williams が《 嵐景学院の弟子 》後攻の大塚が《 夜景学院の弟子 》と軽量級のクリーチャーでの殴り合いを予感させる展開だったが、その後ぴたりと双方の召喚がなくなり静かに一点ずつの殴り合いが数ターン続く。
均衡を破ったのは Williams でフルタップで《 フィレクシア吸血兵 》を召喚、しかし大塚がそれをすかさず《 終止 》で対処してその返しで吸血兵を出しながら Williams の弟子を《 焦がし 》で除去し攻撃態勢を整える。
Williams が二枚目の島を引けず二枚の《 フェアリー戦隊 》が手札にだぶついて有効な対処が出来ない間に吸血兵と弟子でライフを削り取る、 Williams が仕方が無くノンキッカーでフェアリーを出しこれに大塚の《 疫病の胞子 》がヒットして勝負有り。
誰しもが驚く大塚の先制劇だった。

Otuka Tomomi 1-0

Game 2

まさに綺麗な花には棘があることを思い知らされた Williams はデッキを二色化し、より確実に勝利を得ようとする。
まさにビートダウンに対抗するにはより早いビートダウンというわけである。
いざ始まった二戦目も 3 ターン目に《 夜景学院の使い魔 》を召喚しスピードで勝負をかける。
これは大塚に《 焦がし 》で除去されるが、つづいて《 塔のドレイク 》召喚し何とかダメージレースを自分のものにしようとする。
しかしそんな望みも虚しく返しの 6 ターン目に大塚は《 パチンコ・ゴブリン 》を場に出して一気に場の主導権を握る。
こうなると青いクリーチャーを出せない Williams はひとまず《 ロボトミー 》で大塚の手札を確認し後続の援軍を絶とうとする。
しかして大塚の手札には《 塹壕のワーム 》しかクリーチャーカードがなく、 Williams はほっとひと息付くのであった。
ところがしばらくしない内に《 吸血兵 》が登場してきて一気に Williams またもピンチに。
がここは王者の貫禄と言うかでどうにかしてとりあえず《 ファレクシアの死神 》や吸血兵で防衛網を築いていく。
この間にロボトミーでみた《 苦悶の死 》や《 灼熱の溶岩 》のせいで思うように動けない Williams ではあったが彼の思惑は全く別の所にあったのだった。
そしてパチンコ・ゴブリンを《 排撃 》するのを合図に《 貪欲なる鼠 》《 洞窟のハーピー 》という動きで手札を捨てさせ、相手にプレッシャー与える。
そして案の定《 シヴのゾンビ 》パチンコ・ゴブリンと展開し起きている土地の少なくなった大塚に対し最後のマナ供給源である《 モルグのヒキガエル 》を《 はね返り 》して道を整えたところで《 空の織り手 》による一斉飛行突撃で一撃のもとに大塚のライフをゼロにした、大塚は手札を見ながら残念そうに頭を振った。 

David Williams 1-1

Game 3

二試合目にまさかの逆転負けを喫し暗雲垂れ込める状態になってきた大塚だが初手に沼しかなくかなり嫌な予感のするハンド。
だがマリガンするよりはとスタートしたものの案の定何ターン立っても山を引かない。
《 モルグのヒキガエル 》でしばらく耐えようとするがそれにも限界がある。
必死にこまいクリーチャーを《 風変わりな疫病 》や《 部族の炎 》で対処するが結局土地を十分にそろえた Williams は二体のフェアリー戦隊で一気にライフをなくしにかかる。
勿論一体一体なら除去できなくも無いがさすがに二匹とも破壊するのは不可能である。
残念ながら大塚にそれを受けきれるようなライフはもう無かった。

David Williams 2-1  

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