Mechanics

更新日 Feature on 2012年 4月 9日

By Wizards of the Coast

マジックを覚えたい、あるいは基本ルールをおさらいしたい場合は、こちらの「マジックを遊ぼう」のページをご覧ください。

大天使アヴァシンがイニストラードに帰還し、彼女は空翔ける天使達と共に、自らの不在を衝いてこの次元全体に蔓延した怪物を相手とする戦争を始めます。 イニストラードの人間とその仲間である天使は新たな魔法を繰り出しますが、彼らの敵も闇の呪文を携えています。

奇跡

奇跡は新たなキーワード能力で、一部のインスタントとソーサリーを、それを引いたときに僅かなマナで唱えさせてくれます。

Banishing Stroke

あなたが奇跡を持つインスタントまたはソーサリーを引いたとき、それがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはその場でこのカードを公開することができます。 そうした場合、あなたはそのカードの奇跡コストを支払うことでそれを唱えられます。 インスタントであってもソーサリーであっても、それを唱えることにした場合は即座に唱えます。通常は呪文を唱えられないタイミング(ドローステップなど)であっても関係ありません。 奇跡コストを支払える場合でも、奇跡カードを公開する必要はありません。 通常通りにそのカードを引くことも可能です。

あなたは各ターン、最初に引いたカードが奇跡持ちだった場合はそれを唱えられます。したがって対戦相手のターン中にカードを引く手段があるなら、ゲームの均衡を破る奇跡の瞬間を引き寄せるチャンスがもう1回増えるわけです。

結魂

新登場の結魂のメカニズムによって、クリーチャー同士が手を取り合って戦えるようになります。

Wingcrafter

結魂を持つクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれを、自分がコントロールする組になっていないクリーチャー1体とにすることができます。 他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出たとき、結魂を持つクリーチャーを1体あなたがコントロールしていて、それがその時点で組になっていなければ、あなたはそれを新しいクリーチャーと組みにすることができます。

  • 組になったクリーチャーのいずれかが戦場を離れるか、あなたのコントロール下でなくなるか、あるいはクリーチャーでなくなった場合、2体のクリーチャーは組ではなくなります。
  • 能力――主に結魂を持つクリーチャーの能力――は、組になったクリーチャーを参照します。 組になったクリーチャーについては、これ以上の特別なルールはありません。 2体のクリーチャーは別個に攻撃やブロックをし、呪文の対象となるときなども別々です。
  • クリーチャーが同時に2体以上のクリーチャーと組になることはできません。 (つまりクリーチャーは必ず2体で1組となるわけです。)

結魂を持つクリーチャー同士を組にすると、これらのクリーチャーは互いが持つ能力を両方持つことになります。 例として《銀刃の聖騎士》を見てみましょう。

Silverblade Paladin

《銀刃の聖騎士》と《翼作り》が組になっていた場合、両方のクリーチャーは飛行と二段攻撃を持ちます。

このセットには、それ自身は結魂を持たないカードで、組になっているクリーチャーを参照するものが数枚含まれています。

Joint Assault

対象を持つあらゆる呪文と同様、解決時にその対象が不適正になっていた場合、《連携攻撃》は打ち消されます。 (《連携攻撃》は複数のクリーチャーに効果を及ぼすこともありますが、対象とするのは1体だけです。) 組になっているクリーチャーを対象としたときに、それが戦場を離れるか、プロテクション(緑)を得るか、あるいはその他の方法で不適正な対象となった場合は、いずれのクリーチャーも修整を得られなくなります。 もしそれが依然として適正な対象ではあるが、(たとえばコントロールするプレイヤーが変わるなどして)組でなくなった場合、対象となったクリーチャーのみが修整を得ることになります。

不死

イニストラードの闇の勢力は弱体化しましたが、壊滅からはほど遠い状態です。 邪悪な不死のメカニズムはアヴァシンの帰還でも登場します。

Howlgeist

不死クリーチャーがその上に+1/+1カウンターを置かれていない状態で死亡したとき、あなたはそれの上に+1/+1カウンターを1個置いた状態でそれを戦場に戻します。 +1/+1カウンターの置かれている不死クリーチャーが死亡したときは、通常通り墓地に残されたままになります。

その+1/+1カウンターがどこから来たものかは関係なく、またクリーチャーがすでにカウンターを置かれた状態で蘇ったかどうかも関係ありません。重要なのはそのクリーチャーが死亡したときにどこにカウンターがあるかです。 あなたの不死クリーチャーが(例えば《吠え群れの飢え》のおかげで)+1/+1のカウンターを置かれ、その後で死亡した場合、仮にそれが初めての死亡であっても、蘇ることはありません。 逆にいえば、もしその不死クリーチャーが蘇ってからその+1/+1カウンターを取り除くことができれば、次に死亡したときもまた蘇ってくるのです。 まさしく不死です!

クリーチャーがいずれかのタイミングで+1/+1のカウンターと-1/-1のカウンターを置かれたら、2種のカウンターが即座に同数ずつ「相殺」され、いずれか一方のカウンターだけが残ります。 例えば+1/+1カウンターが3個と-1/-1カウンターが2個置かれたクリーチャーには、最終的に+1/+1カウンター1個が残ります。 とはいえひとつ特殊な点もあります。 もし+1/+1カウンターが置かれたクリーチャーの上に、そのクリーチャーを殺すのに十分な-1/-1カウンターが置かれた場合、それはこの2種のカウンターが相殺されるまえに死亡します。 例えば、《吠え霊》の上に+1/+1カウンターが1個置かれているときに、《皮裂き》の「戦場に出たとき」の能力によって-1/-1カウンターが3個置かれたとします。《吠え霊》は+1/+1カウンターが1個と-1/-1カウンターが3個置かれた状態で死亡するため、戦場には戻らないのです。

「単騎」

善の軍勢が力を結集するなか、イニストラードの怪物は単独での戦いに慣れ親しんでいます。 このセットに多く含まれている単騎クリーチャーと称されるものは、それがあなたがコントロールする唯一のクリーチャーであるときに、更なる力を発揮します。

Demonic Taskmaster

《悪魔の監督官》はわずか3マナにもかかわらず4/3で飛行持ちという強力なクリーチャーですが、毎ターン他のクリーチャーを1体生け贄に捧げなければなりません。 ですがそこに書かれていないことに注意してください――このカードには、生け贄に捧げられるクリーチャーがいない場合に、何か悪いことが起きるとは書いていません。 したがって《悪魔の監督官》があなたのコントロールする唯一のクリーチャーであれば、何も生け贄に捧げる必要はなく、対戦相手を思うままに痛めつけられるのです。

「明滅」

明滅とは何かを追放した後でそれを戦場に戻すという行為を指す呼び名です。

Cloudshift

あなたがパーマネントを「明滅」させるとき、それは新しく戦場に出されたカードとして扱われます。 これによって実に多彩なプレイが可能になるのです。

  • 不死によって得た+1/+1カウンターなど、置かれていたカウンターは消滅します(ただし《願いのジン》のように、カウンターが置かれた状態で戦場に出るのが普通であるパーマネントは別です)。
  • パーマネントをエンチャントしているオーラはオーナーの墓地に置かれ、明滅するクリーチャーにつけられていた装備品は「落ち」ます。 これはあなたのクリーチャーが《平和な心》のようないやらしいエンチャントをつけられている場合などに有効です。
  • もしあなたが《雲隠れ》のようなインスタントでパーマネントを明滅させることができたら、そのパーマネントを対象としていた他の呪文もすべて解決時に打ち消されます。 対象がクリーチャーであるなら、それは戦闘から取り除かれます。 明滅したクリーチャーがブロックしていたクリーチャーはブロックされたままですが、明滅したクリーチャーは戦闘ダメージを受けることも与えることもなく、また攻撃クリーチャーにもブロック・クリーチャーでもなくなります。
  • 明滅したクリーチャーの「戦場に出たとき」に誘発する能力や、クリーチャー1体が戦場に出たときに誘発する能力は、依然として誘発します。 これにはそれ自身や他のクリーチャーの持つ結魂能力も含まれるため、戦闘中であってもおもむろに《雲隠れ》を使って結魂の組を変更できてしまうのです!

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