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更新日 記事 on 2008年 7月 25日

多元宇宙――それはまったく異なる様々な世界が境界なく広がる空間です。それらの世界は次元と呼ばれ、まさに想像の広がる限りの違いを互いに見せています。 例えば、ある次元は全てが深いジャングルに覆われています。 別な次元では、自然が都市に完全に置き換わっています。 火山地帯や氷に覆われた世界、不毛の地、あるいはよりわれわれの世界に近いものもありますが、それぞれは多様な姿をとっています。

ほとんどの次元は、太陽と月がめぐり、大気に覆われた球体です。ほとんど惑星と似ています。 しかし、すべての次元に共通する物理法則というものは存在しません。 物質が無限に広がる次元、ごく小さな虚無の空間、あるいは通常の現実の論理を無視する逆転の世界も存在しえます。 宇宙空間全てを含む次元もありますし、何も無い次元すらあります。

多元宇宙のすべての次元をつなぐ唯一のものは、魔法を機能させるためのエネルギー、マナだけです。 マナは土地にたまり、その土地とつながりを持つ者だけがそのマナを引き出すことができるのです。 次元の中には、他よりもマナに富んだものもあります。 そういった次元では、魔法は強力で一般的です。 一方で、マナが欠乏しているところでは、魔法は稀な存在です。

普通の生物は、自分たちの世界の外に他の次元があることなど考えもしません。 彼らは自分の世界のみが唯一の世界だと信じ、自らの人生を生きているのです。 彼らの認識は自分の経験の中だけに制限され、多元宇宙の残りの部分にまでは届きません。 偉大なる真実を知っているのはプレインズウォーカーだけです。彼らはそれぞれの次元が多くの中の一つでしかないことを知り、次元から次元へと旅をすることができます。

次元同士は多元宇宙の存在そのものによって繋がっています。その霊気は、唯一それを見ることのできるプレインズウォーカーに「久遠の闇」と呼ばれています。 この現実離れした混沌のエネルギーの中では、物質や時間や距離や感覚などはほとんど意味を持ちません。

プレインズウォーカーを多元宇宙の他の生物と隔てているのは、久遠の闇を渡る能力だけではありません。 その能力があることで、彼らは数多くの異なる土地とつながりを持ち、何百、あるいは何千もの異なる所属や生物と遭遇し、非常に幅広い呪文を学ぶことができます――次元に縛られている大魔道士が極めたいと望むものよりもはるかに多くのものです。

多元宇宙の広大さとそこに横たわる謎......それこそが、すべてのプレインズウォーカーを結びつけ、彼らに力を与え、自分の生まれた次元を越えて久遠の闇を抜けさせる源なのです。