『イクサラン：失われし洞窟』ファーストルックまとめ

ファイレクシアがイクサランを侵攻したとき、すべての希望は失われたかに見えた。しかし武勇と協調の民であるイクサラン人は、未曾有の敵に団結して立ち向かい、その次元最大の戦力をもって戦局を覆した。イクサランは戦い――生き延びたのだ。

それから１年が過ぎた。侵攻の傷跡も消えつつある今、探検の興奮（見返りへの期待感も）が再び沸き上がり、次元全土で遠征が開始された。今回、探検隊の向かう先は底知れぬ奈落である。数多の財宝、驚異、謎、そして古代の神々が――危険を絡みつかせながら――『イクサラン：失われし洞窟』で我々を待ち受けているのだ。

新旧のキャラクターやメカニズム、クリーチャーとの遭遇に備えよう――当然、恐竜にもだ。

『イクサラン：失われし洞窟』キーアート — アート：Anna Podedworna

イクサランの中心にあるチミルを目指す既知の各勢力は、そこで地底の未知の存在と遭遇する。

『イクサラン：失われし洞窟』のストーリーは、ファートリとサヒーリが太陽帝国の地下探検隊に参加するところから始まる。彼女たちに加わるのは、隠された歴史の深掘りに情熱を燃やす新たなプレインズウォーカー、クイントリウスと、領界路を経てイクサランに辿り着いた、『エルドレインの森』で初登場のケレンだ。

《統一の詩人、ファートリ》 // 《五代目の咆哮》

『イクサラン：失われし洞窟』のMagic Storyは、10月20日に冒険全編が公開されるのと同時に、ここDailyMTGで読めるようになる。

『イクサラン：失われし洞窟』のブースター・ファンなど

宝物、美しいアート、パワーの源が、ブースター・ファン・カードの魅力を高めてくれる。まずは基本土地に目を向けてみよう。

これらフルアート版の土地は、イクサランの中心にあり、この地底の旅の目的地である「楽園の中心」を示している。そこに至るまでに明らかになってゆく過程は、メソアメリカや南アメリカの文化から着想を得た仕様で描かれる。これは、今年初めに『機械兵団の進軍』で初めて採用された仕様デザインを記念するとともに、さらに発展させたものである。

《最深の力、オヘル・アショニル》 // 《力の神殿》

《最深の力、オヘル・アショニル》 // 《力の神殿》（イクサランの神々）

「イクサランの伝説」仕様が帰って来た（みんなの人気者のゴブリン海賊、ブリーチェスと一緒にだ）。さらに、力の神殿におわす神、オヘル・アショニルの御姿を見よ！「イクサランの神々」仕様により、その威容はさらなる高みへと昇るだろう。メソアメリカ文化からの着想はこれに留まらない。《髑髏胞子の結節点》の「オルテカ」ボーダーレス仕様にあるとおり、この最凶の脅威さえも鮮やかな色彩で美しく表現しているのだ。

そして約束通り、恐竜も登場するぞ！ファイレクシアの侵攻に対する防衛戦の英雄（凄まじい自然の力の化身を「英雄」と呼べるとすればだが）であるガルタも、ご覧の通り絢爛なボーダーレスの輝きに包まれている。

イクサランの中心へと探査を進めて行くと、地下に張り巡らされた豊富なコズミューム鉱脈に出くわすことになる。それらはまるで、明るく色鮮やかなパワーが縦横無尽に駆け巡っているようにも見える。このようなイクサランの驚くべき特徴を、『神河：輝ける世界』で初登場したネオンインク仕様がよく捉えている。

《魂の洞窟》（多色）《魂の洞窟》（白）《魂の洞窟》（青）

《魂の洞窟》（黒）《魂の洞窟》（赤）《魂の洞窟》（緑）

《魂の洞窟》（コズミューム・ネオンインク）

コズミューム・ネオンインク仕様のカードの入手先の一つはコレクター・ブースターだ。これらの美麗なるカードについての詳細は、近日中に公開予定だ。

宝の山・ボックストッパー＆「スペシャルゲスト」

今回イクサランを再訪した我々は、クリーチャーや脅威、地の底を見てきた――だが何か忘れてないか？そう、宝物だ。

ボックストッパーとして登場するのは、大量の珍品や光り物、装備品などで、どれも強力なアーティファクトだ。これらのボックストッパーは、『イクサラン：失われし洞窟』を我が物にせんとする者たちに発見される時を静かに待っている――ドラフト/セット・ブースターボックスからは非フォイル仕様が、コレクター・ブースターボックスからはフォイル仕様が入手できるぞ。

ボックストッパーが『イクサラン：失われし洞窟』ボックスのボックストッパー・パックから入手できる上に、セット・ブースターとコレクター・ブースターにはさらにエキサイティングなカードが封入される――新登場の「スペシャルゲスト」だ。

『イクサラン：失われし洞窟』と共にデビューをし再録への道筋をつけるのは「スペシャルゲスト」。「マスターズ」レベルの強力な再録カード群が、このセットの美学を取り入れたアートで戻ってくる。たとえば、マジックの象徴的なマーフォークの一人である彼も『イクサラン：失われし洞窟』に再登場する。その新たな姿は、領界路を経由してやって来て、川守りの一員として暮らしているかのようだ――もちろん、すべてのマーフォークに活力を与える点に変わりはない。

そして、もう一度念を押しておこう。「スペシャルゲスト」のカードは強力なのだ。